覇気を纏う先生とそうでない先生
変なタイトルですね。
教師を続けてきて、思うことがあります。
「何を言うか」ではなく、
「誰が言うか」が大事だと言うことです。
1.覇気を纏う先生
「覇気」とは、マンガ『one-piece』の世界で限られた人がもつ能力のことで、「覇気」を持っている人は、強いんです。相手の能力を無効化できたり、未来が読めたりします。
覇気とは、「意志の力」です。目には見えない気や精神力に該当する様々な感覚の総称です。
先生の中にも、「覇気もち」と「そうでない人」がいると思っています。その先生が語ると、他の先生が語っても聞かない子が、なぜか聞くのです。その先生のクラスにいると、他の先生のクラスにいるとふざけてしまう子がなぜか真面目に頑張るのです。
もちろん、高圧的に大きな声で指導古いスタイルの教師は論外です。
覇気もちの教師は、そんなことしなくてもそこにいるだけで子どもにいい影響を与えるのです。これは、まるで、「バフ」です。
*バフ とは、 ゲーム内でキャラクターの能力を強化することや強化された効果 という意味です。 戦闘力や防御力、素早さなどのステータスを強化することで戦闘を有利に導くために「バフ」は行われます。
2.覇気には種類がある
覇気には種類があります。
①覇王色の覇気
数百万人に一人しか身に付けることができない特殊な覇気です。
大声で高圧的に叱る人ではないです。そういう人は、モブキャラです。
そこにいるだけで、人が集まり、クラスの子が頑張ろうと前向きな気持ちになります。
②見聞色の覇気
相手の気配がわかる
心の声がわかる
少し先の未来がわかる
生き物の感情を感じ取る
子どもの気持ちに寄り添う先生です。
子どもがどんなことを言うか想像できる先生です。
③武装色の覇気
戦いに特化した覇気です。
この覇気は教師にとっては、必要ないです。
不祥事になります。
3.覇気がない先生は
大事なことは、自分に覇気があるかどうか、どの種類の覇気があるかを知っておくことです。覇気がなくても、いい先生になれます。覇気があっても、覇気に頼っていては、他の先生に迷惑をかけることになります。
覇気=意志の力です。意志がない先生は、意志をもってほしいです。しかし、覇気がない先生は、テクニックや経験で補うことができます。
4.覇気もち先生あるある
覇気がある先生のクラスに、覇気がない級外の先生が入ると、荒れる
覇気だけで経営している先生は、指導力があると勘違いしてしまう
見聞色の覇気もちの先生は、人気がある
覇王色の覇気もちの先生のクラスの子の、ここぞというときのパワーがすごい。
とにかく「自分を知り、自分の良さを磨き、他の先生とは違う良さをもった教師」になることが大事ですね。
以上、エンチャントでした。
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