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【早稲田 理系 コラムvol.2】夢は教職から○○へ。理系院生が就活で触れた価値観とは…?

こんにちは!理系関連でコラムを書くのは2回目になります!改めまして、創造理工学研究科建築学専攻M1のハリーです!

第一回のコラムはこちらです。↓

【早稲田 理系コラム vol.1】 理系学生の僕が文系就活を始めたわけ

https://note.mu/encouragewaseda/n/na4e449f076b9

この回からは僕以外の早稲田理系支部のメンバー紹介をすることで、皆さんのこれからの就活イメージの醸成や、何か新しい気づきのお役立てたらと思っております!

それでは早速、第2弾スタート!!

今回ご紹介するのは、僕のエンカレッジの面談相手でもあり、理系支部の一員でもある寺出さんです!大学では生命理工学を専攻、また、よさこいサークルに所属していました。

ハリー「それではよろしくお願いします!」

寺出さん「ういっす」

ハリー「そもそもこの専攻を選んだところからお話聞いてもいいですか…?」

寺出さん「おっけー。まず前提として、もともと先生になりたくて。それは自分がなりたい姿を身近で体現していたのが先生だったから…笑  その中でも、教えるなら自分が好きだった生物がいいなと思っていて、その理由は、生物って、昨日の正解は今日の正解ではないかもしれない学問だし、その未知な要素にワクワクしたんだよね笑」

ハリー「なるほど…! 僕は数学が好きなんで全く違うタイプですね…笑 ではそのまま、昔から憧れてた職業を目指して今の専攻を選んだんですね。」

寺出さん「そうだね。あとはまあ教職は安定した職業だからっていうのもあって親の賛同もあり、自分も嫌じゃなかったからかな。」

ハリー「大学入る前の動機ってそんなもんですよね…笑 その後大学入ってからはどのように過ごされたんですか?」

寺出さん「教職の勉強もしつつ、よさこいサークルで活動してた!サークル内では踊りのインストラクター係を担当していて、みんなを率いる立場として熱量もって取り組んでいた記憶がある。でも、その熱量の反動から出てしまった一方的なコミュニケーションで、一時期は同期の女子ほとんどに嫌われたり…笑 組織づくりって大変だなって思ったよね…笑」

ハリー「え!そうなんですか…笑 なんか意外です笑笑 僕にはいつも優しいコミュニケーション取ったくださるので実感わきません笑」

寺出さん「…笑」

ハリー「そのサークルはいつ引退されたんですか?」

寺出さん「3年の11月かな。そこからはもともと専門性のある先生になりたかったので、親の反対を押し切り大学院に進学した。先生になるためだと思って研究を頑張ってたなあ。」

ハリー「なるほど…。それでは大学院進学時は先生になるつもりだったんですね…! 少しネタバラシにはなってしまうのですが……、寺出さんは最終就職先として先生ではない道を選んでますよね…?そうじゃない道に舵を切ったきっかけはなんだったんでしょうか…?」

寺出さん「M1の5月に、たまたま友人が新卒採用の支援をする会社に入社していたことがきっかけで、セミナーに誘われてイベントに行ったんだよね。そこで就活に興味を持った。自分ってそもそもなんで先生になりたいんだっけ…?って見つめ直すいい機会だったよ。」

ハリー「自己分析ってやつですね…。僕もそこで、建築家を目指していた原点を振り返りました笑笑 当時の意思決定って安直なので、本当にそれでいいのかを見つめ直すのは、とても大事なことだと僕も思ってます。寺出さんはどのように自己分析を進めていかれたんですか?」

寺出さん「自分はサークルの経験を思い出したかな。少し話が逸れてしまうのだけど、うちのサークルって自己承認が弱い人が多くて・・・。よさこいの演舞って外向きに発信するものなのに、自信がないからパフォーマーがだれも外を向いていない。だから演舞も自己満足寄りな仕上がりになることが多かった・・。そこで、外向きなパフォーマンスを成功させるために、自己承認を高められるよう役割を与えてみたり、ダンス指導以前に組織づくりから始めてみた。この経験から、そもそも自分が先生になりたかったのは、単に授業がしたかったわけではなくて、教育や組織づくりに興味があったからなんだなと気づいた。そこからは一度視野を広げて、教育系の会社とか国家公務員も見始めたよ。」

ハリー「なるほど…。めっちゃ良い経験ですね・・。」

寺出さん「あとは、就活の時に経験したことでいうと、夏休みに居酒屋づくりの長期インターンに参加してみたんだ笑 そこで0から1を作る経験を初めてした笑 何か新しいことをすることって、名案だけ考えられれば良いのかというとそうじゃなくって・・。0→1をすることは組織づくりをすることでもあると気づいたよね。あとは、そのインターンでは起業したいって言ってる人とかいて、自分が今まで関わったことない人たちだったからその理由を聞いたりしてみてた笑」

ハリー「楽しそうですね・・。そこからはどういった会社を見るようになったんですか? 」

寺出さん「最初は組織コンサル系の会社とかいいなと思っていたんだけど、組織作った経験もないのにアドバイスするのもなんかなと思い始めて笑 だから組織づくりの経験を得る手段として、0→1で事業が作れる会社で、かつ、教育系の事業ができる会社を探すようになった。笑」

ハリー「なるほど…! 先生になりたい理由を抽象化して、組織づくりと教育がやりたいにたどり着き、最終的に、事業会社で組織づくりをしながら教育事業をやりたいという考えに至ったんですね。(経緯が複雑だ…笑)」

寺出さん「そう、そんな感じ笑」

ハリー「めっちゃ勉強になりました!本日は色々と教えていただきたありがとうございます…!」

結果として寺出さんは、先生の道ではなく、教育系事業ができる事業会社への就職を決意。自分がやりたいことを実現する手段って意外と色々とあるんですね…。笑

今回もまた長々となってしまいましたが、僕がこのコラムを通じて伝えたかったのは、第一回のコラムと同じです。それは、今あなたが信じてるキャリアは本当に正しい選択なのか?ということです。僕たちはみなさんにも同じように、自分がやりたいことをしっかりと言葉にして、それを成し遂げるための最適な手段を探していただきたいと思っております…!

また、理系支部では今回紹介した寺出さんを含め、楽しいメンバーで就活のきっかけになるミニイベントを理工キャンパスで開催しております。下記に詳細載せておきますので、ぜひお待ちしております。

【理系GD対策セミナー】

【ES対策セミナー】

 https://en-courage.com/2020/event/6d0cc934d6c2df242a29e9537a225deaf87109582ea949d8a65a6af25f1541bc

それでは次は、みなさんと直接お会いできることを楽しみにしております!!コラムでもまたお会いしましょう〜!

エンカレッジ早稲田支部では、2020卒早大生の就活支援をしております! 就職活動全般の相談や、キャリア面談と言ったサービスに興味のある方はコメントで教えてください! テーマのリクエストも随時受け付けておりますので、何かありましたら同様にコメントお願いいたします✨