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ジュペッタインテレオン

はじめに

こんにちは、えんDです。
好きなブルーロックのキャラは蜂楽廻です。

今回は自分がシティリーグの候補デッキとして煮詰めていたジュペッタexとインテレオンのデッキについて構築の紹介と解説をしていきます。

※次の項目は少し長い前置きになります。レシピや回し方だけ知りたい方は飛ばしていただけたらと思います。

諦めた経緯・こんな人に読んで欲しい

シティの候補だった、ということはこのデッキをシティで使うことを諦めた、ということになります。
元々ジュペッタは好きでしたが、今回シティで使おうと思った理由はジュペッタが好きだから、ではなくジュペッタが強いからです。

個人の思想がかなり強くなりますが、特定のデッキやポケモンへの愛を理由に最初からデッキを選定していくと負けた時にそのポケモンのせいにする、言い訳になってしまう可能性があるので「好き」を最初の理由にデッキ選択をしてしまうと自分もポケモンも可能性を縛られるような気がするのであまりオススメはできないです。(最後の迷う要素としては「好き」は寧ろ良いと思います。後悔や言い訳に繋がりにくくなるからです。)

と、いうわけで環境への刺さり方やカードパワーの高さでジュペッタインテレオンを握っていましたが
・ジェットエネ、ボウルタウン採用の影響で新弾前よりグッズロックの刺さりが微妙に悪い
・サーナイトは基本有利対面ではあるものの、ザシアンがエネ加速&コツコツ殴ってくると辛い
・ミライドン対面でお祈りシーンが多い

などが見受けられました。
それでも強いのは間違いないのですが、上記のジェットエネ、ボウルタウンの有無によって明らかに前環境の方が強く使えたことにより、旬を過ぎてしまった感があり、1番強く使える環境で使ってあげれなかったことから今回は見送ろうと決意しました。

基本的に自分は、対環境で使えるであろうデッキしかnoteは書かないことにしようと思っています。せっかくnoteを見て、実際に組んでくれた人に勝って楽しくなってほしいからです。
奇抜なだけのデッキならいくらでも作れますが、実際に環境デッキ相手に勝てるように仕上げるのは本当にひと握りのデッキで、そのデッキも本当の意味で勝てるのかは最終蓋を開けてみないとわからないくらいです。

しかし今回は現状で1番勝てるデッキではないと思いつつも記事を書いています。

そこに関しては紛れもありません。ジュペッタが好きだからです。

かっこよくてかわいさもあり、不気味でミステリアスな雰囲気もあり、デザインもシンプル。メガシンカも元のデザインを大切にしつつも荒々しさが攻撃力の高さとして現れており、元々人形だったという設定も最高だし可哀想だしつい感情移入してしまう。ゴーストポケモンは基本みんな好きですがやはりジュペッタは最高ですよ。ポケカでも絶妙な性能でいつも来てくれる、ほんまに感謝しかない。1月のリストでexで、しかもグッズロックで収録された時はほんまに職場で声出ました。興奮した〜!!今でも思い出して嬉しい
オタクの早口


長くなりましたが、何が言いたいかというと

シティで使おうと思った理由はジュペッタが強いからだけど
記事を書こうと思った理由はジュペッタが好きだから

そして
いつもはガチガチの方 or tier1を使わずtier1に勝ちたい方向けに記事を書いてますが、今回は

・ジュペッタexをメインでゴリゴリに使いたい!
・ジュペッタがとにかく好き!!
・グッズロックでしか得られない栄養がある〜!

という人に向けて記事を書いてます。
当てはまる方、興味を持ってくれた方は最後まで読んでくれたら嬉しいです。

レシピ・採用カード

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ジュペッタ✖️インテレオン
略称【ペイン】
この略称めちゃくちゃカッコいいでしょ
【痛み】をわからせてやりましょう
ああ〜良い。良すぎ。


・カゲボウズ/ジュペッタex
ジュペッタの上技下技の噛み合いが良すぎる。
上技グッズロックしつつ妨害した分打点が上がる下技。一匹でコンボ成立させていいんですか。美しいにもほどがある。
使ったことある人ならわかるのですがグッズロック後のポルターガイストは平気で420ダメージとかでるので小型相手にも大型相手にも戦えるのでメインを張れるだけのポテンシャルがある。
1エネで技が打てるのでバトル場でスタートしなくてもメッソン手張り逃げで2ターン目から技が打ててそれも偉い。
基本的に先攻をとるが後攻を取らされた時もカゲボウズがわんちゃん最速グッズロックをきめてくれる。後攻でも強い動きがあるデッキは保険が効いてて大好き。
最速進化させたいし3体立てることもあるので4-4で採用。

・メッソン/インテレオン/ふしぎなあめ
ここの進化ラインを全力4枚で採用していることがこの構築のキモである。
実際は2体立てば充分強いがこのラインを妥協しないことにより、博士の研究であめやインテの巻き込みがあったとしても痛手が薄く、強引に最速で2体立てることを目指す。
結果としてうまく噛み合った場合は3体立つことも多い上に初動でメッソンあめインテのセットが揃うこともある。


・黒馬バドレックスV
対ルギア用決戦兵器。雪道シャドーミストでルギアを完封するのみが目的。
現環境でルギアデッキを無視することはできないがジュペッタインテレオンの組み合わせのみでは嫌がらせはできても勝つことはかなり難しい。
雪道シャドーミストだけでは10ダメージしか乗らず、LOや時間切れが見えるのでクイックシューターがあって初めて成り立つルギア殺しコンボとなる。
ルギア対面以外でうっかりスタートしてしまった場合は変に2エネ切って逃げるよりも開き直って3エネ手張りしてアストラルビットを使う方が後にボスで縛られたりするよりはマシに思える。
ちなみに黒馬のスタート率は計算上およそ5パーセントである。

・ボール関係
後1ウッウで崩壊防止のため多ければ多いほど良い枠。
霧の水晶はエネにもなるので安定感の底上げとして4枚。
ジュペッタに進化しないと話にならないのでハイパーボールも4枚。
ネストボールは黒馬不採用ならばレベルボールの方が選択肢が広がる。
VIPパス1枚はカイが4枚あった時の名残ではあるがネストボール・レベルボールを使いたい時は1ターン目であり、それ以降は強く求めるシーンは少なくサポートから引ける分でも間に合うので初動で最も強い札として入れた。パスが肌に合わない人はここがレベルボールでも大きな問題はない。

・博士の研究
2進化デッキだと基本的に使いにくいサポートだが、インテラインを容赦なく入れてるので多少巻き込んでも良いこととした。博士の7ドローじゃないと先2進化手張りができないこともある。ドロー数は正義。4枚全力投入。

・アクロマの実験
手札をキープしつつ上から5枚見れるので2進化デッキとの相性は抜群。博士4投のおかげでデッキそのものが大味になっているのでロストに送るカードもそこまで困らない。
他のサポとの兼ね合いで3枚だが、より繊細な方は博士と枚数を逆にしてみてもいいかもしれない。

・カイ
打つとインテが立つサポート。ピンポイントにハイパーでジュペッタやエネない時に水晶を持って来てくれる。インテ最速立てのコンセプト上最初は4枚だったが、たま〜に使うだけでも充分強いので2枚になった。

・ジャッジマン
グッズロック+手札干渉は相性が良い。溜め込んだグッズを山札に戻すのが強く、その後も薄い手札の中にあるグッズを腐らせるので実質ハンデスとも言える。
しかしポルターガイストの打点は下がる可能性が高いので打つ時はよく考えなければいけない。
ドローサポートとしては信用しきれないので2枚。あくまで妨害が第一目的。

・ボスの指令/セレナ
裏を呼べるカードは博士の巻き込みで3枚は欲しい。しかし雪道を入れた関係で若干ドロサポ枠を絞ってしまったので間をとる形でボス3をボス2セレナに1差し替えている。

・頂への雪道
元々デッキを回すカードではないので不採用だったが、対ルギアコンボで必須のカードだったので採用。結果的にサナ・ミライドン・アルセなどさまざまな相手に刺さったので初手で雑張りできる点も込みで4投になった。

・基本超エネ8枚
ジュペッタのコスパがよいおかげでこの枚数でもやれているが逃げエネとしても使うし博士で巻き込むこともあるので霧の水晶があるもののかつかつである。

不採用・カスタム候補カード

・クラッシュハンマー
エネ破壊で相手のテンポを崩すタイプのグッズロックも強力ですが、環境的にエネ破壊が刺さりにくいと感じたので今回は不採用。

・ポケモンいれかえ/あなぬけのひも
カイもあるので枠があったら入れたいカード。黒馬スタートケアにもなる。メッソンラインが逃げエネ1なので裏呼ばれて困るポケモンは黒馬しかおらず、黒馬はスタート以外基本出さないので入れ替え札も切った。が、そう考えると実質エネルギーだったりするのかもしれない。入れたい。


・かがやくフーディン
ダメカンを生み出す効果ではないので不採用とした。相手のバトル場をグッズロックしながらダメカンを裏に移す動きは強いが、逃げエネ2ということも足を引っ張る可能性が高く、丁寧に素早くクイックシューターを打つことに専念した結果不採用となった。
スタートして嬉しくないポケモンをどれだけ除けるかも構築にキモになると考えている。
ただしキバナを採用していると少し話は変わってきてキバナのエネ加速で起動してグッズロックで増えた相手の手札をそのままダメージソースにできる技を持っており、想定外の奇襲をかけることができるサブアタッカーとなる。


・ペパー/ポケモンの道具
各種火力アップグローブやベルト、ボールも持ってこれるので相性は良いが今回火力はクイックシューターで補うこととして、ポケモンの道具は全て抜いた。その関係でペパーも不採用。
道具で火力を上げるならクイックシューターは諦めてポケモンのどうぐとペパーで回す型にした別物の方がやれることはっきりして強そうではある。
そうなるとスタジアムもレッスンスタジオが火力の底上げとして適任にも思えるが、今回は雪道ミストのギミックがあるので見送り。


・アセロラの予感/ペリーラ
グッズロックと相性の良いサポートだが初動で安定して引ける札ではないので今回は不採用。中盤のドロー力はかなり強いのでカイと選択にはなる。

対環境デッキ

・ミュウ
グッズロックが刺さる。ジュペッタのHP満タンでとこやみを打てればパワータブレットが使えないのでジュペッタはワンパンされない。その後のポルターガイストでこちらからはワンパン狙える位置になる。インテレオンを立てる意味合いが薄いのでそこを無理しなくても良い。フュージョン型の方が戦いにくい。


・ギラティナ
グッズロックが刺さる相手ではあるがアビスシークでロストを貯めてくるのでそういう時は容赦なくギラティナVをポルターガイストで倒し純粋な火力の高さでサイド差をつけていきたい。


・ロスバレ
ウッウ連発を耐えれるうちに倒さないといけないのでいかに早くクイックシューターを打てるかが大切な試合になる。基本的にとこやみを連打するプレイングになる。


・ルギア
先2で雪道シャドーミストをキメるのが理想。後攻だったとしてもカゲボウズがグッズロックしてくれることもある上にそもそも2ターン目に安定してアッセンブルスターを打ってこれるかも怪しいので結果的に雪道シャドーミストの成功率は高くなっている。
バケッチャの採用率はおよそ20%なので決まれば80%のルギアに完封勝ちできる。
ルギア側の勝ち筋はボスで裏を呼んでシャドーミストを打たせないこと、になるので逃げエネは常に確保しつつ最速でインテを立てることに努める。故にエネが手札にある時は無闇に博士は打ってはいけないプレイングが必要。


・ミライドン
雪道勝負。レジエレキが1体立つとミライドンにワンパンされてしまうので雪道は最速で立てたい。
グッズロックしていればエレキジェネレーターは打たれないので後続を立てるスピードに大きく影響を出してくれる。


・サーナイト
たねポケモンのHPが低いので基本楽かと思っていたがザシアンが先2からそこそこの打点で殴ってくるのでグッズロックかかってる状態からでもジュペッタに痛手を負わせる。ここも雪道連打が1番対策としてはあってそうではある。


・アルセ○○
グッズロックに拘らずポルターガイストで2-2-2を目指す。ここもやはり雪道が強い。悪ポケモンが入ってることも多いがドラピオンVが連撃メッソンたちを見逃してくれることも多々ある。

おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。
面白いデッキを作られてますね!と褒められてとても嬉しく思います。
しかし、面白いデッキはどう作るんですか?と言われるとどう答えたらいいのか難しくなるので少し考えてみました。

「面白いデッキ」を作ろうと思ったことはあまりないです。環境デッキ全てに勝てる欲張りデッキを作ろうといつも試行錯誤しています。
そんな理想的なデッキ、できるわけがないと思うかもしれませんが、もしそのデッキが完成したならばその時自分は最強のポケカプレイヤーになっているわけです。挑戦せずにはいられません。
結果的に全てのデッキ相手に強く出れるデッキなんてものはやはり作れはしませんが、それに近い状態のデッキや、一点だけ目をつぶれば最強のデッキ、みたいなものに出会えることはあります。
面白いデッキは最強のデッキを目指した上で出来上がっているので
面白いデッキを作ろうとするよりも最強のデッキを目指して作る方が、結果として面白いデッキが産まれるのでないか、と考えています。

「小学生メンタルの僕の考えた最強のデッキ」
がカードゲームの楽しさの本質の一つなのではないかと思います。
tier1を研ぎ澄ますことも最強への道でしょう。
しかし誰も知らないデッキを生み出すこともこれまた最強への道なのではないでしょうか。

僕は現時点で最強にはほど遠いプレイヤーです。しかしどんなに弱いプレイヤーでも最強のプレイヤーは目指していいと思います。

どんな形でどんな最強になるのか、みんなで競争しましょう。

負けたくないですね。


シティ候補没案の記事の後書きに書く内容じゃないかもしれませんが、そんな感じでデッキは作ってます。

ジュペッタ好きの皆さんもよかったら自分だけのジュペッタを作ってみてください。
その過程でこの記事を参考にしてくれたら幸甚に思います。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

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