宗教と性と私と

男尊女卑、についてまた思うことがあった。

去年友人数名と代々木上原にあるモスクへ出かけた際に聞いたお話。
聖堂の中では男が1階、女が2階でお祈りをする。
それは男尊女卑だと責められることがしばしばあるが、ほんとうのところ、そうではない。

かんたんにいえば、区別らしい。
じゃあ女が1階でもええやん!という意見もありそうだが、そうではない。

身も蓋もないが、男は視界に女性がいるだけでお祈りに集中できなくなってしまうから、だから神のすぐ前に座って男だけでお祈りをする。
女は男ほど男性を気にせず目の前のことに集中できるので、少し離れたところからお祈りをする。

そんなお話でした。
それを聞いたときは「ふーんそんなもんか」とか「男ってそんなにアホなの」とかって受け流した気がするんですけど、昨日ふと思ったんですよね、小学生と同じやんって。

いや、ね。
小学生のとき、すごーーーーーく落ち着きのない男の子っていませんでした?
女の子でもいいんだけど、私の知る限りそういう、今ならADHDとかLDみたいに「グレーの子」ってされるような子は男だけでした。
それで、そういう「グレーの子」は席替えをしても席が一番前に決められていたり、なんなら先生の隣だったりした。
あれを思い出すと、あーたしかに、集中できないから視野を狭めるために前に出されたりするのか、男ってたいへんだな、と思う。

(関係ないかもしれないけど、もっと重度?な障害の子たちも特別支援のクラスに入っていたわけだし、精神科病棟でも重症だとされると隔離部屋に入れられるわけだし、ようするに「異常」だと判断されると見えるものを少なくさせられるのかなあ、とか)

まあその「集中するため説」がほんとうだとすると少なくともモスクのそれは男尊女卑ではないし、なんなら女性として優越感さえ沸いてきたりする。
でもLGBTとかの人は隣の同性にも興奮するのでは?とかはきっとイスラム教が成立した時代に考えられてなかったから、まあ仕方ないのかな。


お昼ご飯はチャーハンがそこそこ上手につくれました。あと足袋猫さんのこのレシピを真似してつくったお餅茶漬けが美味しかったーーー!

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