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都会が好きだなんて、思ってもみなかった。


田舎に住みたいとと思い続けてきたけど、やっぱりなにもない田舎に長くいると不便さに息が詰まる。

これはこれで良い経験をしてると思うし、ここには都会では得られないなにかがあるんだとと思う。都会とはまた違った、いい暮らしをできているとは思う。

でもやっぱり、ときどき少し都心に行くと安心する。たくさんのものが溢れていて、色々な欲求を刺激されるのが、なんだか落ち着く。

わたしはどこまでも怠けるのが好きなので、何かに急き立てられないと何もできないから。そんなに意欲的な人間じゃないから。

無駄な広告にでも煽らられて「脱毛したいな〜」なんてバイトを始めたり、それで刹那的な楽しみにお金をつかっちゃって脱毛ができなくてもまあ、バイトして社会と繋がって自分で楽しみを見つけられたらそれはそれでまあ健康じゃん?

そんな人間だってたしかに必要だし、広告とはそういうものなんだなあなんて。

それでもわたしはわたしであって誰にも似てなくてオリジナルな唯一無二の尊い人間でありたいよ〜とか思うんですよね。普通か。

今日もどこかで誰かが泣いていて、死んでいて、泣くこともできず息をひそめていて、タワマンの家賃より高い酒を飲んでいて、酔って吐いていて、熱を出していて、人を殺していて、気の緩みから事故をおこしていて、愛を語らっていて、ボールを追いかけるスポーツに盛り上がっていて、自分のアートが評価されないと嘆いていて、そんな塩と砂でできたような世界にわたしたちは生きていますね。viva la vida

文句なんて言い出したらキリがないほどあるし考え出したらまじムリ思考停止案件だけど、自分の世界でうまいこと完結させて生きていきたいですね。
あるいはそんな世界を、わたしのものに。

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