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エンデバー・グローバルが起業家のエコシステムへの影響度を可視化したマップ「Multiplier Effect Maps」を作成しました

Multiplier Effect Maps動画
このマップからは、メンターシップ、スピンオフ、エンジェル投資を通じて、1人の創業者が700社以上にポジティブな影響を与られることがわかります。さらに起業家が他の起業家に対しpay it forwardすることにより、実際にどれだけの企業を育てることができるかが明確になりました。

エンデバーは新興国42ヶ国の有望な起業家を選定し、スケールアップ支援を行う活動を25年間続けている非営利団体です。成長、利益、バリュエーションなどの指標に加えて、起業家が次世代の起業家にメンタリングを行い、インスピレーションを与え、投資することで複合的な影響を与えると信じています。エンデバー起業家は、メンタリング、社員のスピンオフ、直接投資を通じて、各地域の700以上の企業に影響を及ぼすことができるのです。
エンデバーの共同創設者兼CEOであるリンダ・ロッテンバーグは、「バリュエーションを目標とせず、インパクトを目標としている。インパクトを与えるためには、信頼、メンタリング、ネットワークが必要である」と述べ、「更なるユニコーンを生み出さないユニコーンは絶滅危惧種である」と明言しています。
エンデバーのリサーチ部門であるエンデバー・インサイトは、50以上の市場で起業家エコシステムを研究し、影響力のある重要人物の親密度と中心性を算出しました。対象となったのは、雇用主、メンター、エンジェル投資家、連続起業などです。
エンデバー・インサイトチームはエンデバー起業家、企業からのデータ、PitchbookやLinkedInからの補足情報を収集し、新しい相互作用のマップを完成させました。
マップ内には14ヶ国、25人のエンデバー起業家による直接的、または間接的な影響を可視化し、メンタリング、投資、新しい起業家の新規雇用を通じた影響を異なる色で示しています。


以下、3つの事例をご紹介します!

Rappi

RappiのMultiplier Effect: エンデバー・コロンビアはオンデマンドデリバリーアプリRappiを同国初のユニコーンに成長させることに貢献しました。エンデバーの卒業生は、130以上の事業を立ち上げ、Rappiの創業者は20人以上の起業家のメンタリングや投資を行っています。

Globant

Globant のMultiplier Effect: エンデバー・アルゼンチンは2004年にGlobant をエンデバー起業家に選出しました。創業者4人が201社のスタートアップにメンタリングし、435人の元社員の起業を導きました。


Careem

CareemのMultiplier Effect:中東のライドヘイリング会社Careemは、2018年にエンデバーのネットワークに参加しました。90人以上の元従業員が創業者となり、Careemの3人の創業者は30人以上の起業家をメンタリングしています。


<エンデバーについて>
エンデバーは、過去25年間、新興市場や十分なサービスを受けていない市場における起業家エコシステムの開発に取り組んできたグローバルな非営利団体です。成長著しい起業家のためのコミュニティを形成し、「Multiplier Effect」を活用して起業家の影響力を高めています。
1997年にラテンアメリカに最初のオフィスを開設したエンデバーは当時、新興国市場が注目されていなかった状況下で活動を始めました。しかし、エンデバーの支援が「Multiplier Effect」を引き起こし、現在はラテンアメリカに50以上、中東・北アフリカには45社のユニコーン企業が存在するようになりました。
現在、エンデバーは世界42の市場で事業を展開し、1,500社以上から2,400人以上のエンデバー・アントレプレナーを支援しています。これらの支援企業のうち、65社がユニコーン企業となっています。エンデバーは起業家エコシステムの育成に注力し、世界中の起業家の成長と発展に貢献しています。

For more information about Endeavor, visit our website.
(詳細の英文情報はこちら

Endeavor Japan

Endeavor Global


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