防災を身近に~新しい言葉、事前防災~

復興計画を事前に作っておく一連の流れが事前防災という考え方だと昨夜のニュースで紹介されていた。

東日本大震災の経験を南海トラフ沖地震に応用する時、復興計画も事前に議論しておくことが有効だということで提唱された考え方らしい。

結局どういうことかと言うと

巨大災害に見舞われたとき一番困るのは
社会のルールや合意が無いために前に進めなくなること、なのだ。

手探りで制度設計をしていては、被災者の生活は取り残される。

後手に回らないための計画が必要なのだ。
これは僕も被災者として共感出来る。

昨今では防災に対する準備は地域で進んでいるものの、まだまだ避難所設営をどうにか考えている程度である。

これは他人事ではない。

今住んでいる地域の防災について

あなたは何を知っているだろうか?

そして、何が出来るだろうか?

食料や水は準備しているか?

避難所はどこか?

一度、検証してみて欲しい。

忙しい世の中で大変な社会の中に僕らはいる。
防災まで気が回らないという人も多いかもしれないが、年に1度でも時間を作って欲しい。

災害での被害を最小限にとどめていくために
最も重要なことは

「事前の備え」なのである。

事前防災という概念が広く浸透してほしいと思う。

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