◆令和3年度 地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する避難施設等への自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業(ソフト系・ハード系)【(環境省)四次予告_r210811】

内 容:公共施設への再エネ・蓄電池等の導入
対 象:地方公共団体・ESCO事業者・リース会社等
お勧め度:◎該当者 ◎電気工事業 ◎コンサル 
※環境省の肝いり事業の一つです。公共関係に入り込める方は狙い目です。令和3年度事業は第2号の調査・計画策定事業があります。一次は、1号事業:6件、2号事業:6件の採択結果でした。福井は大野市が採択になっています。
【内容】
本事業は、地域防災計画により災害時に避難施設等として位置付けられた公共施設に、平時の温室効果ガスの排出抑制に加え、災害時にもエネルギー供給等の機能発揮が可能な再生可能エネルギー設備等を導入する事業に要する経費の一部を補助するとともに、避難施設等への高機能換気設備の導入の推進や、感染症対策を踏まえた地域の防災体制構築を推進することにより、地域のレジリエンス(災害や感染症に対する強靱性の向上)と脱炭素化を同時実現する地域づくりを推進することを目的とします。
1号事業:地域レジリエンス・脱炭素化自立分散型エネルギー設備等導入推進事業
2号事業:地域レジリエンス・脱炭素化自立分散型エネルギー設備等導入事業化 調査・計画策定事業
【対象経費】
1 号事業:
①レジリエンス強化に資する再生可能エネルギー設備、未利用エネルギー活用設備及びコージェネレーションシステム
②蓄電池設備(据置(定置)型)
③省エネルギー設備(高効率空調機器、高機能換気設備、高効率照明機器、高効率給湯機器、断熱材等、エネルギーマネジメントシステム、変圧器
④上記に付帯する設備(車載型蓄電池、充放電設備、充電設備、配管等、自営線
2号事業:業務費、事務費、その他
【対象者】
1号事業:補助金の交付の申請者が所有する公共施設等であって、避難施設等であることが地域防災計画等により定められ、かつそれらに必要な耐震性を有する施設等とする。ア 地方公共団体、イ 民間企業(上記アと共同申請する事業者)。
2号事業:ア 地方公共団体、イ 民間企業(上記アと共同申請する事業者)。
【補助】
1号事業:
・市区町村等であって、太陽光発電設備以外の再生可能エネルギー設備又は未利用エネルギー活用設備の導入事業の場合、又は離島:2/3
・市区町村等であって、太陽光発電設備又はコージェネレーションシステムの導入事業の場合:1/2
・都道府県・指定都市の場合:1/3
2号事業:1/2(上限500万円)
【予算】
50億円(令和2年度第3次:55億円)
【公募期間】
一次:令和3年5月7日~6月3日
二次:令和3年6月7日~7月2日
三次:令和3年7月5日~8月6日
四次:未定
【HP】 (四次予告) (三次公募) (一次結果) (予算資料
※新規事業です。令和2年度第3次補正と令和3年度の事業があります。両予算合わせて105億円の大型予算です。
※令和2年度第3次補正と令和3年度の違いは、令和3年度は調査・計画策定事業がありますが、令和2年度第3次補正はありません。
※地方公共団体は予算化しているところが少ないので、先ずは民間がリースやESCO事業を仕掛けてみるとよいかもしれません。
※最初は調査、計画から入っていく必要がありますので、ここがコンサルの仕事になります。

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