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新潟全市町村巡りの旅 第1弾 十日町~津南~高柳

投稿が遅れてるうちに、第5弾の旅に出ていました。なるはやで記事を書いていきますが、まずは第1弾のレポートを。

新年度スタート!ということで企画もスタート

 新年度が始まり、休学期間も始まりました。休学をなぜしているかはまた別の記事に書こうと思っています(行動が遅い)。3月いっぱいはとても忙しかったので、ようやくひと段落着いたタイミングで企画を始めました。

4月は春だと思っていたけど、新潟は違った

 第一弾の旅行日は4月12日。人が多く行くの場所の冬季期間は3月末で終わりで、5月いっぱい閉鎖っていうのは山奥の観光道路くらいだと思ってました。そんな甘い予測のせいでこの後何回か痛い目を見ます。

そうだ、津南に行ってみよう

 (前回の大失敗を除けば)最初の旅企画ということで、人生で1回も行ったことのない場所にまず行くことにしました。津南を最初に選んだ理由は、長岡から行きやすいからという単純な理由なので、当然下調べをほとんどしませんでした。行き当たりばったりの旅も良いでしょうなんて思ってたのが最初のミスになるのです…

目的地をセット、途中寄り道をしながら行こう

 この旅は目的地をまずセットするのですが、そこに行くまでに気が向いたところに立ち寄っていきます。最初の目的地は、池と湧水で有名だという龍ヶ窪にしました。この場所は名前を聞いたことすら無くて、津南町観光協会のHPを見て初めて知りました。ナビへのセットが済んだので取り敢えず出発しました。
 長岡からのルートとしては小千谷や十日町を抜けていくものだったので、それなり寄り道スポットは多そうです。まず最初に立ち寄ったのはスーパーの「マルイ」です。

エアガンの会社とは無関係

なぜ最初にスーパーかって?前日の寝不足でとても眠たかったので、カフェイン入りの飲み物が欲しかったのです。ちなみに、マルイは見附に本社を置く会社で、売り上げ規模は県内4番目だそうです。僕は普段のお買い物は原信かウオロクに行くので、行ったことがありませんでした。
 スーパーでの買い物を済ませ、車を走らせると道中に良い感じの豆腐屋さんがありました。豆腐好きとして寄らない訳にもいかずということで、通り過ぎた道を引き返しました。

豆腐のほかに、豆乳やおからを使ったスイーツが売ってます

そこでおぼろ豆腐と、豆乳チーズケーキを買いましたが、割りばし等がないということで、どうやって食べるか問題に直面しました。後でコンビニ等で買い物したついでに貰うことにして、またドライブを再開しました。
 十日町に差し掛かったところで、道の駅の案内看板を見つけたので、豆腐用の塩または醤油を買って、割りばしを貰う作戦を考えました。ということでまた寄り道です。

道の駅 クロステン十日町

道の駅で見つけたのは「無限大 生姜しょうゆ」というお醤油でした。パッケージを見てみると「生姜醤油ラーメンにインスパイアされた」と書いてあります。醬油ラーメンから生まれた醤油という、まさかの逆輸入スタイルで面白そうなので買ってみました。会計のタイミングで、お箸くださいと店員さんにお願いしたら、理解し難そうな表情でした笑。豆腐屋での事情を説明し、なんとか理解してもらい、割りばしを頂くことが出来ました。

逆輸入の醤油が美味い!

 セクションを分けて書くほどの事ではなさそうなのですが、美味しかったので紹介いたします。

雨が降っていたので車内で

街の豆腐屋さんの濃い豆腐はストレートでも美味しかったのですが、この醤油がとても良い支え方をしてくれました。生姜の香りはもちろん、うま味が効いているので、鰹節などのトッピングが無くても充実した味わいになります。
 このお醬油は豆腐に限らず、油揚げやおひたしの野菜にはなんでも合う気がします。風味を生かすためには掛ける用途が良いのかなと。

目的地に着いたけれど…

 道の駅を出てからはサクサクと進んでいきました。そして、目的地の龍ヶ窪に到着したのですが…
まだ冬季閉鎖期間中でした…
除雪をしないため、4月になってもしっかり雪が残っていました…
せっかく来たので周囲を少しだけ散策して津南の市街地へと戻りました。

お昼ごはんは街中で

 訪れた街の様子を見るためにも、お昼は街に根差したお店で食べることをこの企画のルールにしています。といっても、下調べをロクにしていないので、龍ヶ窪から帰るタイミングでようやく調べました。僕はパンがとても好きなので、この日はパンにすることにしました。Googleで津南町のパン屋さんを検索すると一つだけ出てきたので、(迷うはずがないけれど)迷わずそこにしました。


いかにも街で愛されていそうな見た目

訪れたのは津南町役場がある中心部の「松屋」さんです。昭和の時代から続く、少しレトロな店内には美味しそうなパンや焼き菓子が並んでいました。そして、僕が買ったのは…

サンドパン(ポケモンではない)のパッケージが良い

店の人気商品3点のパンたちです。あと、このほかに雪下人参を使ったゼリーも買いました。どのパンも飾らない味付けで、安心感を与えるものでした。こういう素朴な味って飽きが来ないので、長い間愛されるものだと僕は思いますし、実際に地元の人と思われる人が多く訪れていました。

次の目的地はどこにしよう

 今回のメイン目的地を訪れることが出来たので、あとは帰りがけに寄れる場所を訪れます。またGoogleで調べ物をし、藁ぶきの家屋が残る集落が柏崎市にあるのを見つけました。柏崎市といっても十日町市に近いエリアで、旧高柳町という場所です。茅葺の集落は富山県の五箇山(相倉、菅沼集落)と岐阜県の白川郷しか知らなかったので行ってみることにしました。ちなみに、僕の地元金沢からだと白川郷は下道で2時間弱で行けてしまうので、割と行きましたね笑
 ほくほく街道と呼ばれる道路を走り向かっていましたが、ご飯後の眠気に耐えられず、途中の道の駅に寄りました。そこは北越急行ほくほく線のまつだい駅に隣接する「道の駅 まつだいふるさと会館」でした。駅の隣の施設ということもあり、鉄道に関するものが多くありました。

懐かしい681系のスノーラビット

ここはほくほく線発祥の地であり、完成に22年近くかかった鍋立山トンネルもあるため、建設の経緯を記した資料がありました。また、ベンチのあるエリアには懐かしい見た目の置物がありました。これは681系の北越急行カラーのスノーラビットです。北越急行といえばこれという象徴的な車両です。近くで見るととても手作り感あふれるものでした。後から調べると、これは地元の方が作ったお神輿なんだそう。
 余談ですが、僕は祖母が新発田に住んでいるので、年末年始やお盆などに会いに行くときは特急北越を使っていました。そのため、はくたかにまるで縁がなかったのですが、一度越後湯沢経由で新発田まで向かったことがありました。それは2007年の中越沖地震の影響で北越が運休していたためでした。この時は越後湯沢で新幹線に乗り換え、新潟で白新線に乗り換えて新発田に向かったのですが、はくたかに新幹線という、僕の大好きな鉄道を味わえたので、とても楽しかったのを覚えています。そんなほくほく線経由のはくたかも、北陸新幹線開業とともに廃止され、名前は新幹線の列車に引き継がれました。特急北越は廃止になり、そこから車を手に入れるまでの間は高速バスに乗っていました…
 まつだいを出た後、途中のダムに寄ってみましたが、書くことが思いつかないので、写真だけ貼ります。

ダムあるあるの、ダムカードを再現できるフレーム
運搬用ゴンドラが動いているところを見てみたい
S字カーブに散りゆく桜という、僕の好みの組み合わせです

道路が一周してる??? 面白い集落

 目的地の集落にたどりつき、車を止める場所を探してウロウロしていたら、最初の場所に戻ってきてしまいました。そう、ここは「荻ノ島環状集落」という環状に家が並ぶのが特徴の集落なのです。

ここは宿泊施設として利用可能

集落の家屋は、このように茅葺きとトタン葺きが組み合わされていて、五箇山や白川郷と違った風景になっています。

トタンとの組み合わせが面白い

環状集落の風景を見に、多くの人が訪れるようですが、コロナの影響もあって訪問を制限していた時期もあるようです。また、集落のなかには空き家になっていて、崩壊が始まっている建物もあり、集落の維持の難しさを感じました。

屋根の形状を見ると茅葺きからトタン葺きに変更したものの、維持が難しくなったのだろう


集落の集会所はバス停を兼ねていて、待合エリアの屋根がかわいらしい

さて、帰ろう

 集落を出たのは夕方の良い時間だったので、帰ることにしました。帰り道の長岡市小国に湧き水が汲めるスポットがあるのを知っていたので、そこに寄って帰ることにしました。訪れたのは十二社権現の御神水というスポットです。水の味としては、すっきりした癖のない味で、お茶にしても味を濁らせない良いものでした。
 この企画は湧き水スポットに立ち寄って、水を汲んで帰ることも目的にしているので、今後たくさん出てきます。

汲みやすくなっているのが嬉しい

 そして、ついでに「山の駅おぐに」にも寄りました。ここは道の駅という側面よりも、良食生活館のアウトレット店舗っていう感じでしたが、安いものがあったのでいくつか買い物をしました。

良食生活館は実は初めてだった

おわりに

 無計画ゆえにうまくいかない部分もありましたが、人生初の津南町に訪れることが出来て良かったです。龍ヶ窪は夏にリベンジしたいと思います。ここも湧き水が有名らしいので、テイスティングをしたいと思います。
 長々と書いた旅行記ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。4000字もある文章なので、書くのにも時間がかかりました。まだ書いていない旅行記が現時点でも4本残っているのですが、それも書いていくので、お楽しみに!
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