自然経営研究会の代表理事の決め方(改定案)

ここ最近は活用できていなかった「公開アドバイスプロセス」的な進め方で、次の代表理事の決め方についてご意見を伺えればと思います。

そもそもなぜ代表理事の「交代」か?

自然(じねん)経営研究会の代表理事について、前回、こんな記事を書きました。

要点をざっくりまとめると、

- 影響力の固定化を避けるため、代表理事2名のうち1名が毎年交代する
- 2期連続(=4年間)の就任はナシ(いずれ再任とかはあってもいいけど)
- 自然経営研究会が5月末決算なので、交代も毎年5月に行う

といったことを想定していました。ただ、「どうやって次の1名を選ぼう?」という点は全く決まっていませんでした。

そこで、5月8日のMonthly Gathering(運営面などを話す月次の定例MTG)にて、集まったメンバーで色々と議論してみたところ、相変わらず、思いもよらぬ方向に着地しました(笑)

おおよその議論の流れ

5月8日の打ち合わせでは、おおよそ、以下のような流れで議論が進みました(あくまで大体の記憶の範囲です)

- どうやって次の1名を選ぶべきか?
- 「立候補」と「推薦」はどちらも有り得そう
- では、候補者が複数人いた場合に、どうやって「選ぶ」のか?
- そもそも「選ぶ」ことをしたいのか?
- なりたい人は誰がなっても良いのでは?
- 仮にミスマッチなどがあっても、それ自体が学びになれば良いのでは?
- ただ、「思想的に自然とは真逆な人」「代表理事を名乗りたいだけの人」がなったことで、いま関わってくれている人が離れていくようなことは避けたい
- 一定の時間/期間/工数など、実際の運営に貢献してきた人、汗をかいた人ならば、ミスマッチはかなり減らせそう
- 来期(6月以降)からは、チーム制のようなものを作って、そこに関わったことを候補者の要件にすれば良さそう
- 「なりたい人は全員」となって、あまりに多くなりすぎても良くない
- 「5名くらい」など定員の枠をざっくり言っておけば、自然と調整されるのではないか(多すぎたりしたらまた考える)
- 代表理事が5名くらい居るならば、今の2名(武井さん、山田)に影響力が固定化されるリスクはかなり減るので、あえて「退任する」必要はなさそう
- それならば、「現任かどうか」を一切関係なく、「立候補」or「推薦」の対象にすれば良いのではないか?

ということで、「影響力を固定化させないために、2名のうち1名は変わる仕組みにしよう」という前提で始まった議論でしたが、結果として、

「やりたい人がだいたい5人くらい決まればいい」

「現職の2人も、フラットに推薦/立候補の対象になればいい」

というのが現状ではベストな方法では?という結論にたどり着きました(笑)

代表理事の決め方(改定案)

上記を踏まえると、来期(2019年6月〜)の代表理事の決め方については、以下のような方法を想定しています。

- 代表理事は、年度末(5月末)に交代する
- 定員は「おおよそ5名」程度
- 代表理事となれるのは、この1年間で、「団体の運営に実際に貢献してきた人」とする(来期はチーム制(※)への参加などと連動させる)
- 「立候補」もしくは「推薦」によって候補者を募る
- 「推薦」は、本人の承諾の有無に関わらず自由に行える
- その後、「推薦」を受けた本人が代表理事への就任の可否を決定する
- 「立候補」と「推薦され、かつ本人が了承した人」が5名程度に収まれば、それで決定
- 5名程度に収まらなかった場合は、そのときに考える…笑
(※チーム制はこの議論が前提にあり、6/12水にワークショップを開催予定)

冒頭に書いたとおり、「公開アドバイスプロセス」として、自然経営研究会に関わる皆様から、ぜひこの「代表理事の決め方」についてご意見を色々と伺えればと思います!

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