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#32 ビリー・アイリッシュ母

Tiny Deskに登場したビリー・アイリッシュの "my future" がearworm状態(メロディーが頭から離れず、いつも頭の中でかかっている)になっています。ということで、今日もビリー関連です。

これも少し前の動画ですが、ジェームス・コーデンのカープール・カラオケにビリー・アイリッシュが出演した時の、2人の会話から。

ビリーのお母さんは、彼女が音楽をやっている限りは、夜、遅い時間になっていたとしても「早く寝なさい」と切り上げさせることはなかったそうです。

すごいお母さんです。ただただ、すごいと思います。

8分45秒から9分36秒。
Jはジェームス・コーデン、Bはビリー・アイリッシュです。

J: You had a rule when you were growing up that your parents couldn't make you go to bed if you were making music.
(あなたが音楽をやっている時は、ご両親は「寝なさい」と言ってはいけない、という約束があったんですよね)

B: Yup.
(そう)

J: That's amazing.
(それってスゴイですね)

B: Any form. If we were playing the piano, playing the guitar, playing the ukulele.
(どんな音楽であっても。ピアノでも、ギターでも、ウクレレでも)

J: Was there never a point where your mum was like, "Well, you're not making music, you're just messing around"?
(「音楽をやっているんじゃなくって、ただふざけているだけでしょう」とお母さんが言うことはなかったんですか?)

B: Uh-uh. I mean, because making music IS messing around. There are some songs that we wouldn't even have if we weren't messing around. And luckily, like, with us, with my brother, we made the whole album and the EP, even, in his little bedroom in our house.
(ううん。だって、音楽そのものがふざけている、っていうことでしょう。ふざけていなかったら、生まれなかった歌もあるし。幸運なことに兄と私はアルバムまるごと、それにEPも、彼の小さな寝室で作ったし)

J: And these are recordings on the album. I don't know if people fully understand that the recordings we are listening to are just done in his bedroom.
(アルバムに入っている楽曲ですよね。僕たちが聞いている楽曲が、彼の寝室で作られたって、みんな分かっているのかな?)

B: No bull studio. Just the bedroom. And it's so small, I can show you the bedroom, it's so, so small.
(立派なスタジオじゃなくって、ただの寝室。しかもすごく狭いの。見せてあげてもいいけど、本当に、すごく狭いの。)

その後、2人はビリーのお家の、フィネアス兄のお部屋に行きます。村上隆のお花のクッションが沢山あって。

ジェームス・コーデンが、扉の上の手書きの文字に気が付きます。12分23秒から。

J: I mean, I like this. Who's responsible for this? This must have been Finneas because you can't reach that.
(これ、好きだなあ。誰が書いたの?絶対フィネアスでしょう。あなただと届かないもんね)

 その文字とは、作家のマルコム・グラッドウェルが『Outliers: The Story of Success』で提唱した

10,000 Hours... (1万時間)

でした。

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いがらしじゅんこ:通訳者

#英語学習 #ビリー・アイリッシュ #BillieEilish #ジェームス・コーデン #マルコム・グラッドウェル   #1万時間の法則

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