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25・ご来店ありがとうございました。よい一日を!Thank you so much. Have a wonderful day!

こんにちは!日英会議通訳者の五十嵐ジュンコです。

【Who I am】
・帰国子女(小学校: イギリス、高校: オーストリアのアメリカンスクール)
・旅行・出張で訪れた国は、ヨーロッパ・アジアを中心に約20カ国
・現在の仕事は日英会議/ビジネス通訳者
・Kindleで『英語発音のコツは60秒でつかめる❗秘訣は耳コピ』を出版。
・英検1級、TOEIC 970点
・英語をしゃべる時はイギリス発音、ドイツ語をしゃべる時はウィーン訛り

シリーズでご紹介してきた、『インバウンドのお客様対応に「サクッ」と使える英語フレーズ』。今回は最終エピソード、お客さまをお見送りする時の英語フレーズをご紹介します。

まず、「ご来店ありがとうございました。」これはうんとシンプルです。

ご来店ありがとうございました
Thank you so much!

サンキューソゥマッ(チ)

ちなみに、よく [Thank you very much.] と [Thank you so much.] の違いについてご質問をいただきます。
個人的には、 [Thank you very much.] を使う時は、自分をある意味「客観視」しながら、相手に感謝している時。ちょっとフォーマルな場で言うフレーズです。
一方、[Thank you so much.] は、自分が心から喜んでいる、親しみを込めてありがとうを伝える時、とわたしは思っています。

ですからこの場合、お客さまに対しては [Thank you so much.]  とお伝えするので、よいのではないでしょうか?

よい1日を

そして、英語では別れ際に「よい1日を」とよく言います。ですから、お見送りの時にも、このフレーズを添えられるといいですね。

この言い方、時間帯によって使い分けます。

まだ日中、明るい時は、

よい1日を(日中)
Have a wonderful day!

ハバ・ワンダフゥデイ

と言います。そして、夕方や夜、辺りが暗くなっていたら

よい1日を(夜)
Have a wonderful evening!

ハバ・ワンダフリーブニン(グ)

と言います。この時、 [night = 夜] と言うのは適切ではありません。というのは、 [night = 夜] は寝る時間帯を指すからです。お客さまはまだ何かアクティビティをなさるかもしれないので、そのバッファが残る  [evening = イーブニン(グ)] を使うのがおすすめです!

解説動画(視聴時間 約3分)

今日のフレーズの発音のポイント

【図の見方】
◆アクセントをつけて強めに発音する箇所を、赤で示しました。メリハリをつけていきましょう!
◆カッコ内の文字は、発音しなくてもよいくらいの、弱い音になります
◆音の高低を矢印で示しました。音に高低がつくと、リズム感も自然に出て、聞きやすい英語になります

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英語をしゃべる時、1つのフレーズの中でも、リズムや音の高さが変化します。ある意味、歌う感覚に近いと思います。そんなところも意識して、にこやかにお客さまを送り出すよう、このフレーズを使ってみてくださいね!

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インバウンドのお客様対応に「サクッ」と使える英語フレーズ
これで25エピソード全て終了しました!最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

これから、あなたが英語で接客なさる時に「ラクになったな~」と感じていただけたら、とっても嬉しいです!

インバウンド、本当に早く復活してほしい!個人的にも、強~く願っています(笑)。

またどこかでお目にかかれますように。
See you next time, and all the best!

五十嵐ジュンコ

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