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Ingress ミッションデイ札幌(MD in Sapporo City )2018.07.29 感想

この文章は、2018年7月28日(日)に開催されたIngress ミッションデー札幌に携わった私の感想をGoogle+で公開していた文書ですが、もうGoogle+がなくなりましたので文章を残すため、ここに再び記すものです。とても恥ずかしいですが、その時の嘘偽りない気持ちです。



札幌MDの感想を申し上げたいと思います。

初めに
私をMD札幌のスタッフに迎えて下さった皆様。
一方的に我侭を申し上げ、たいへんなご迷惑をお掛け致しましたことを
お許しください。
そして、全てをお含み頂き、お聞き入れて下さいましたこと、
心から感謝申し上げます。

そして

津々浦々のエージェントの皆様。
このたびは暑い中にも拘らず、ご参加下さいましてありがとうございました。
無茶振り商店街ミッションの元凶は私です。本当に申し訳ありません。
おそろしく不器用な長文・ひどい駄文です。まったく見苦しい・恥ずかしい文章ですが、赤裸々に晒して、贖罪を請いたいと存じます。

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私は商売柄、商店街の活性化を生業としています。
イングレスに出会ったのは、私の爺さんがあの世に旅立った3年前の4月。
以来、イングレス熱狂の日々は続いていきます。
商店街とイングレスを結びつけたら、きっと面白いことができるのではないか、商店街や地域活性化ができれば面白いと思い至るまでに、さほどの時間は掛かりませんでした。
それから、まったくあてがないにもかかわらず、しかも、コミュの存在も、地元のいろんな経緯も、よく分かっていない野良エージェントの分際でありながら、ひとりで商店街に働きかける日々が始まりました。
商店街の役員さんに説明しようと、総会や新年会に代理出席したときを狙って、酒より先に口を開けば、こんなスマホゲームがあるんですと、イングレス・イングレス・・・。スマホを取り出し、説明してやって見せては、「なにそれ」「よくわからん」といわれ、
訳の分からないことをのたまう変な奴と思われておりました。
 誰かに説明するあてもないのに、イングレスに関する分厚い資料を作りました。何とか味方を作りたくて、上司をエージェントへ巻き込み、自陣営に引き入れたのはいいのですが、リクルーターの仕組みが分かっていませんでした。
 役席に時間をとってもらい、資料を元にイングレスを説明したところ、「意味判らんわ」「そんなの関係ないべや」と言われました。


 やがて、ポケモンGOがリリースされ巷の話題となっていた頃、
 藻南商店街の理事長が、私のことを思い出してくださいました。

お前がそんなにいうなら、どんなものなんだと、話を聞いて下さいました。しかし、その年にイベントをやるには、時期的に遅くなるということで時間切れ。結局何も実現できないまま、その年は終わりました。

年度が替わり、理事長に再び電話をかけましたら、
「何だったっけ? ああ、そんなこといってたなぁ。資料送っておいてくれ」
直ぐに送り、反応が無いので6月中くらいに再びしつこく電話。

「資料見たよ。わかんないけど・・・。そんなに言うなら、好きにしてみれや、テント貸してあげるよ」
と、最後はごり押しでした。

 夏まつりのテントの一角を無償で貸してくださることになりました。
 理事長は「やってみなくては分からない。」というチャレンジ精神を持つ素晴らしい御方で、たいへん助かりました。

 そして8月、藻南公園もいわ夏祭り会場で、テント半分の小イベント、
藻南商店街ミッションラリーが実現しました。
 当日は、陣営問わず、市内だけでなく、ほんとうに遠方からのエージェントにご来訪いただきました。今回のMDと同じようにとても暑い日でした。
私はずっと皆さんの無事の帰還だけを祈りながら受付にいました。
商店街の理事長は、まさかこんなに来て下さるとは、思っていなかったらしく、たいへん驚いていました。
本当に、本当に感謝しかなかったです。皆さんが帰っていく後姿を見ると、もう、ありがたくてありがたくて・・・。家に帰ってから、うれしくて泣きました。

それから、個人的な失態もたくさんありました。
ある方たちからは疎まれ、陰口を叩かれていると聞き及んで、がっくりとへこみました。もうこんな思いするならイングレスなんて止めようと思いました。
でも、いいだしっぺが途中で止めたらただのうそつきだ。それはいやだ。
もういいや、空気は読まないアホだから。
商店街の活性化が仕事だもん、私は動くアホなんですと、開き直ることにしました。

その後、新札幌のミッションラリーが実現しました。
これは、私がエージェントに勧誘した上司が、別の部署に移動した先で発案してくださいました。
私が矢面に立ったほうがスムーズだろうとされ、俄然手伝いました。
そうしたらNIA様がswagをたくさん送ってくれました。
11月の雪が積もる中にもかかわらず、前回よりも、もっともっと大勢のエージェントの皆さんが駆けつけて下さいました。
市内・道内・道外・果ては大分MDを宣伝に来てくださったエージェントさんまで・・・。涙・涙・涙。皆様、ようこそお越し下さいました。
みなさん本当にありがたいなぁ。イングレスってすごいです。

今年に入り、こんどは札幌MDのスタッフに誘われました。

以来、内心葛藤の日々でした。
商店街の活性化を公式のMDで主張していいものか・・・。
中央区にも大きな商店街がたくさんあるし、伝手も無いわけではないです。
しかし、私にはどうしても、豊平区・南区の商店街を回るミッションを
提案せざるを得ない大人の事情を抱えていました。
そして、豊平区・南区の商店街には、
今まで話を聞いていただいた恩義がありました。
藻南ミッションラリーの成果をレクチャーする機会を与えられ、
役員の皆様に、お前の言う事は、そういうことだったのか、面白そうだと、やっと理解してもらいつつあった矢先の事でした。
そこを飛び越えて、札幌中心の商店街にMDの話もっていくことは、いままで、話を聞いてくださった豊平区・南区の商店街を裏切ることになってしまう。
へんぴな商店街を無理くりコースに入れてほしいという、かなりな無理難題を、心苦しく、本当に申し訳ないと思いながらも、主張せざるを得ませんでした。
ところが、皆さまから、そんな大人の事情を汲んでいただいて、商店街コース作りのお許しをいただくことができました。もう感謝しかありません。本当にありがとうございました。
そして、一人で商店街を説得する日々が始まりました。
ある理事長は、なんだかよく分からんけど、やけにお前の熱量があるからやってみよう。と言って下さいました。


木野陽さま珠玉のデザイン、ももやのりさま渾身のデザインのフライヤーとbioカードが送られてきたものを見たときは、本当に心がときめきました。
そして、南区のヒグマ出没の報道がでたときは、おもわず白目をむいて天を仰ぎました。


アフパの会場で、川島さんがミッションデイのことを凄い!って言ってくれました。特に7商店街とのコラボのことに言及されるとは、思いもよりませんでした。
なんかまいったなぁ・・・でも、動いた甲斐があったと思いました。


MD当日、私のテンションは、かなりおかしなことになっていました。
私は、受付の会場整理を終えてから、商店街ミッション会場の様子を見てくることになっていました。
それにしても、どうして受付会場の中島公園から南区の石山商店街まで、自転車で行ったのか・・・。あのクソ暑い猛暑日の中を。


そして、しばらく南区の熊が出そうな森の道沿いをウロウロフラフラ・・。脱水症状ぎみで、ひたすらエージェントの無事を祈って自転車を漕ぎながら、おい、熊、俺を襲って手打ちにしろ、他の人に一切手を出すな。そんなあほなことを、森に向かって、ぶつぶつのたまっていました。
(そしてまた、いらんことをぐぐたすに書いて、叩かれました)

MDが終わった次の日、協力して下さった商店街の方々に今回のお礼を言いに行きました。運営準備会のyukiatomさんに一緒に同行していただき、お礼を言って下さいました。ありがとうございました。


協力していただいた商店街の反応は良かった様に思います。
これまでイングレスの凄さを知らなかったわけで、こんなにも人が来るものとは、思っていなかったようです。今回はカードを配るだけに留まりましたが、商店街にとっても、「Ingress」を楽しむ大勢のエージェントの存在に気づいてくれたと思います。良い出会いが出来たように思えました。
そして、開催後も、残数ある限りカードを配っていただけないかと、改めてお願い申し上げたところ、全ての商店街で快諾をいただくことができました。
今日も真駒内名店街の会長にお会いしたのですが、ミッションデイが終わってからも、名店街を訪ねてきてくれることに感激していました。
石山商店街の事務局長は、今でも商店街に来訪されるエージェントが、
どこから来て下さったのかをホワイトボードに纏めて下さっていました。


商店街の中に、イングレスへの理解は芽吹かせることができただろうか、願わくば商店街のほうから「何かやりたい」と、いってくるようになってほしいな。

この萌芽が大きく育つのか、それとも枯れちゃうのか。はてさて。


今回、私が入ることでMDの本来の形ではなかったのかもしれません。
当然、失敗している点。皆様のお怒りを買う点、至らなかった点、皆様の中には反感を感じている方も、少なからずいらっしゃる事と存じます。
至らぬ点は伏してお詫びいたします。お叱りはひたすら受け止めます。
どうかお許し下さい。

イングレスを理解してくれる街が増えて欲しいです。
イングレスのエージェントは、けっして怪しいよそ者ではなく、
ゲームを愛する「良識人」であることを、地元の商店街に知らしめたい。
商店街の住人も来訪を喜び、エージェントも商店街を訪れることを
楽しみにしてくれるような良い関係ができればと、願って止みません。
その一心でアホなりに公私混同を貫きました。
反省を胸に抱き、今後の働きでご恩をお返し致したく存じます。
これで野良エージェントに戻れます。


ただただお礼を言いたくて、しかもほろ酔いの勢いで、
たいへん恥ずかしい乱れた文章になってしまいました。
申し訳ありません。

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