自己紹介 続き

ということで続き。


大学入学~

2007年4月、めでたく日本大学芸術学部音楽学科作曲コースに入学。
大学に入ってから鮮明に覚えてるのは
同級生がみんなことごとく幼少期から音楽をやっていることだった。
DTMから始まって中学、高校からやっとピアノを習い始めたような
自分とは音楽の土台が全く違うことに驚いた。
また、同級生と作曲や和声のこととか、クラシックの曲や作曲家のことを
いろいろ話して「音楽の専門的な話が通じる!」と感動もした。
ここで音楽大学に入ったんだとしみじみと実感したのを覚えている。
大学入ってからは作曲は夏田昌和先生に師事する。
大いに鍛えていただきました。

サークルは漫画サークルに入った。
音楽大学で音楽だけをやることで視野が狭まるような危惧があって
音楽と関係のない、かつオタクな話ができる友達が欲しいと思ったから。

大学に入ってから同人活動も本格的にやりだし、M3にサークル参加して
CDを制作頒布しだしたのもこの頃から。

大学1年、2年はサークルに勉強に音楽活動に
大いに大学生活を謳歌させてもらった。

楽しかった。


進路

入学したときから、先輩たちが卒業後に就職に困っていたり、
仕事を取りにいくのに苦労しているのを見て
この世界の厳しさは理解していた。
特にピアノ専攻と作曲専攻がピアノ演奏の仕事で競合しているのを見て
演奏を仕事にすること、特にピアノ演奏を仕事にすることは
絶対無理と思った。
それ以上に大学入ってから試演会等のコンサートに
強制的に出演させられるわけだが、すさまじいアガリ症ゆえ
ここでも演奏を仕事にすることは早々に見切りをつける

しかし、当初から作曲や音に関わる仕事をしたいと思ってはいて、
ここで選択肢として挙がってくる職種は以下の通り。

  1. CM制作会社、音楽事務所、レコード会社、音響効果の制作会社

  2. ゲーム会社のサウンド

  3. フリーランスの作曲家

  4. 音楽と関係ない会社員

結果は
1→就活でも、デモテープを送っても早々に全滅
2→同じく全滅。
3→親の理解が得られなかった
という感じ。2011年3月に卒業式だったのだが
ドンピシャで311の地震があり、就活もうまくいかなくてどん底だった。

結果、不本意ながらも大学は卒業してしまい、
4の横浜市内の町工場に就職。一度音楽から離れる

卒業後

大学卒業後、町工場で会社員をやりながらも、
内心はこんなところ早く辞めて音楽を仕事にしたいとは思っていた。
同人で曲を作ったり、休みの日に曲を作りためては
音楽事務所にデモテープを送ったり、音楽業界の人と
会ってお話したりはしていた。
特に在学中から、大学の先輩で羽岡佳さんには
機会あるごとにお話をさせていただき、
業界のこと、仕事のことの知識を授けていただいた。

2年ほど会社員をやりつつも、一向に音楽事務所等に
デモテープを送っても良い反応がなく、
どうしたものかと思って、
たまたま機会があって半分ダメ元で
現在の弊社社長和田貴史さんのもとに相談に行った。
そうしたらあれよあれよという間に和田さんのアシスタントとなり、
Dimension Cruiseに所属となり、現在に至る。

現在の仕事

現在自分の仕事内容としては

  • 作曲、編曲

  • Pro Toolsオペレーター

この二種類が大きな柱となっている。
このうちPro Toolsオペレーターに関しては、
いわゆる外の商業スタジオではアシスタントエンジニアという肩書に
なるかと思うが、自分はあえてPro Toolsオペレーター
名乗るようにしている。

作曲、編曲、レコーディングエンジニアは
そこら中に一流の方々がゴロゴロいるが、
このPro Toolsオペレーターという仕事に関しては
たぶんあまり触れられることが少ないと思う。

次あたりから自分の作業の覚え書きを兼ねて
Pro Toolsオペレーターという仕事に関して書いていこうと思う。


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