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沈黙のWebマーケティングの感想 とりあえず読んどけ!①

こんにちは。

webサイト制作・コンテンツマーケティングの「えんがわWorks」代表・清野です。

今回はweb集客を学びたい方にうってつけな「とりあえずこれ読んどけ!」な本をご紹介します。

ウェブライダーさん著作の「沈黙のWebマーケティング」です。


あらすじ

とりあえず、本のあらすじを紹介。

伝説のwebマーケターであるボーン・片桐。
彼のパートナー・ヴェロニカ。

ある日ボーンとヴェロニカは、オーダー家具「マツカワ」の社長の娘、松川めぐみと知り合う。

マツカワは悪質なSEO会社によって大きく検索順位を下げてしまい、ピンチに陥っていた。

マツカワを助けるためにボーンが用いた秘策とは・・・?

概要

「沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲−」は「webマーケティングの実用入門書」と銘打っているだけあって、マーケティングの概念を掴むにはもってこいの内容となっています。

「インターネットで商品の良さを伝えるためには、何をすればいいのか?」と悩んでいる方は、ぜひ手に取ってみてください。


ライトノベル風のストーリーになっており、とても読みやすいのが特徴です。

表紙から見ても読みやすさが重視されていて、中身は薄いのかと思いきや、ゴリゴリの本質論を徹底的にかみ砕いてわかりやすく解説する親切設計。

コンテンツSEO、webデザイン、webライティング、SWOT分析など、マーケティングに欠かせない様々な要素を網羅的に学ぶことができます。


ノベル風の文体を選んでいる理由(考察)

私が感銘を受けたのは、著者が内容を深く伝えるために、「ライトノベル風」という一見軽い読み物のような文体を選んでいるところです。

知識が豊富なキャラクターと素人の聞き手に会話をさせることで、読み手は聞き手の立場になってマーケティングの現場を追体験するような感覚に陥ります。

抽象的で本質的な内容を具体的なストーリーに落とし込むことで、読者の理解度は大きく引き上げられます。


このように、文体1つ取ってみても周到な戦略を感じる一冊。

「あ〜読みやすかった」で終わらず、「なんで読みやすかったのだろうか?」まできっちり考える時に、マーケティングの奥深さがずしんと腹の底まで響く。そんなパワーを持った良著です。

初心者におすすめですが、内容はとても本質的で、読み応えがあります。

蛇足:「文体が苦手」という方のために

ちなみに、twitter等を見ると、「文体が苦手」という理由で低評価をつける方もいます。なので、先にアマゾンで試し読みしてから購入を検討してみると良いでしょう。

というか、この文体を選んでいるのはあくまで戦略だと思うので、そこにフィルターをかけて嫌うのもどうかと思うのですが・・・。

まあ、それは私がライトノベル系に抵抗がないから言えることなのかもしれません。


さらにいえば、、この本はCPIのサイトで無料で読むこともできます。無料なら文句のつけようがないね。


そんなわけで、今回はマーケティング初心者にはうってつけの本の紹介でした。

今日も良い一日を!

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