第二次世界大戦を回避せよ!!戦争モノの中でピカイチ。フィクションながらも圧倒的なリアリティ「アルキメデスの大戦」
今日はヤングマガジン連載中の「アルキメデスの大戦」を紹介します。
1.概要
『ドラゴン桜』の作者 三田紀房さんが書いています。
当時のWW2直前の日本を描きながら、そこに主人公である櫂直(かいただし)が登場します。しかしながら、彼はフィクションであり、彼のおかげで史実とは異なる方向に日本が進んでい(くような気がして)ます。
とても当時の世界に馴染んでいて、まるで実在したかのような、実在してほしかった、とても魅力的な人物です。
WW2の直前の日本は満州を攻めまくり。そこで当時ルーズベルト大統領のアメリカに目をつけられたため、日本から極秘で和平の工作が働きます。それを潰したのが東條英機です。ルーズベルトや東條英機と繰り広げられる、櫂直の舌戦は大変見ものです。(実際にあったかのような錯覚に陥ります)
緊張感、リアリティ、迫力、、どれもたまりません。
2.アルキメデスの大戦がおすすめの読者
(1)WW2前後の日本が好きな人(当時の日本と、今の中国かなり似ている気がします。今の中国には、櫂直のような人物が多いのだろう。)
(2)歴史モノが好きな方(史実に1アレンジあるものも面白いですよ。キングダムとか)
(3)オレツエー系主人公が好きな方
3.アルキメデスの大戦のおすすめポイント
1.リアルで没頭できること
2.青年男性の目指すべき姿があること
3.JAPANを知れること(第三者目線から見た旧日本)
所感です。WW2の日本は、非人道的な行いもあったかもしれませんが、やはり国全体で熱量が凄まじい。ワンピースで言うと大航海時代。自分のやりたいことに、正義に、リソースを投下する。この時代に負けず私も生きたい。
また、櫂直は、日本に投じられた、アンチテーゼのように感じます。「日本よ、こうあるべきでは」「まだ昔のままか」と。
みなさんも、読んでみたら、彼をどう感じるのか、教えてください。
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