90年代のジャンプ暗黒期を一手に支えた漫画「封神演義」って知ってますか?
90年代後半のジャンプは、ドラゴンボールやスラムダンクが終わった後、売り上げが急激に下がり、マガジンに発行部数を上回られてしまいます。
そんな時期だったので、実はめちゃくちゃ面白いのに有名になりきれなかった「封神演義」という藤崎竜さんの漫画を今日は紹介いたします。
封神演義は、1996年28号から2000年47号まで連載された藤崎竜さんによる漫画作品。原作は安能務訳「封神演義」(講談社文庫)でして、ほとんどこの小説が元になっています。
藤崎竜さんは、この作品の後「屍鬼」という呪われた村をテーマにした作品も手がけていて、これもめちゃくちゃ面白いです。
それでは、紹介していきます。
1.概要
今から3000年前の古代中国、殷の王朝時代。(キングダムの二つ前ですね)
第30代皇帝紂王は文武共に優れた名君でしたが。しかし邪心を持つ仙女の妲己を皇后に迎えて以来、彼女の怪しい術に惑わされて、かつての賢君は見る影も無い抜け殻になってしまいます。
悪政を続ける紂王と妲己によって国は乱れに乱れた為、そこで仙人界崑崙山の教主の元始天尊は悪の仙道を神界に封じ込め、革命による新たな王朝を作る計画「封神計画」を弟子の太公望に実行させます。
太公望は妲己という強大な敵に立ち向かうため、持ち前の頭脳と人を惹き付ける人格で仲間達を集め、宝貝という仙界の道具を使い、共に封神計画を進めていきます。そして紆余曲折ありながらも順調に進む封神計画の中、新たな事実が次々と判明していきます。
この封神計画の裏にある元始天尊の狙いとは?仙人とは一体何なのか?妲己はなぜ殷を征服しているのか?
3.主人公が強くないところが面白い!!
主人公の太公望は、全く強くありません笑
せこい!仲間が強い!頭が良い!の3点拍子で、殷に攻め入ります笑。最近俺TUEE系の漫画おおいじゃないっすか。こういうのめちゃくちゃ良いですよ。
また、太公望は人を絶対殺めない作戦家という、優しい側面も持ち合わせます。彼の性格が、妲己を倒すインセンティブにもなっていました。
4.敵も仲間もめちゃくちゃかっこいい!
上でも、少し名前をあげてしまいましたが、中国の登場人物ってなかなか覚えられないですよね?でも、ナゼか、封神演義の登場人物の名前は、めちゃくちゃ覚えられるんです、、
ナゼかというと、めちゃくちゃ魅力的で、個性的で、カッコいいキャラクターで、印象に残りやすいからです。
黄天化、楊戩、哪吒、聞仲、黄飛虎、、、昔に読んだキャラクターの名前たちが今だに忘れられません。
5.まとめ
まだ紹介しきれていない部分がめちゃくちゃありますが、、このへんにしておきます。
壮大なアクション漫画を見たい方。登場人物が全員魅力的な漫画って見てみたい方。ぜひ、この在宅期間にどうぞ。
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