CNBCで学ぶ英語「なぜアメリカで大学の閉鎖が相次いでいるのか」
今回リスニング&シャドーイングのお供にした動画はこれ。
タイトルは「Why More And More Colleges Are Closing Down Across America」
アメリカ全土で大学がどんどん閉鎖されていっているという内容。その主な理由は財政上のものだそうです。
ただし上位の有名校には入学希望者が殺到しているらしい。イエール大学などは入学できる確率がかつてなく低くなっているとか。
大学の世界でも一部とそれ以外の大多数という格差社会が現出しているようです。世知辛い状況が伝わってくる動画。
ニュース英語を使った英語学習の弱点は、このように気分が暗くなる題材がけっこう頻出するということ笑
今回注目したいフレーズは以下の4つ。
・whopping 驚くほどの、非常に大きな
A whopping 68 percent of them closed because of financial reasons.
「驚くべきことに、これらの大学のうち68%が財政上の理由で閉鎖されました。」
こういう使われ方をすると日本語に訳しにくいですが、副詞的に読みかえてやるとしっくりきます。
これは安西徹雄『英文翻訳術』でも強調されていたテクニック。
・I smelled blood in the water 危険を察知した
・for lack of a better idiom 言葉は悪いが
I was on the editorial team of our independent student newspaper. A couple of stories breaking where, for lack of a better idiom, I smelled blood in the water.
「私は独立系の学生新聞の編集チームにいました。こういう言い方はしたくありませんが、危機の兆候ともとれる記事がいくつかあったのです。」
・be slated to ~する予定だ
It was a on-campus housing location in the financial district that I was slate to live in.
「私が住む予定だったのは、金融街にあるキャンパス内の住居エリアでした。」
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