今日は私が定期購読しているジム・リカーズ氏の【有料情報】に『2024年の金価格』に関して面白い記事があったので要約します。

ゴールドの短期・長期投資家両方に役立つ情報だと思います。

まず初めにジム・リカーズ氏を紹介しておきます。

リカーズ氏は『金持ち父さん』シリーズで有名なロバート・キヨサキ氏が一目置く金融アナリストであり、CIAやペンタゴンなどでも働いていた稀な経歴を持った人です。

まずジム・リカーズ氏は金価格と経済動向との連動を指摘しています。

「景気後退には３つの段階がある。第1段階は初期段階であり、多くの人はまだ景気後退に気づいていない。第2段階は景気後退の真っただ中で、すべての人が景気後退だとわかっている。しかし、ほとんどの人が景気後退の程度や長さをわかっていないので、（底値付近で）株を売る人が多い。第3段階は景気後退が終わり回復へと向かい時期である。」

それを前提とすると、「2023年10月以降はすでに景気後退の第1段階に入っており、今後アメリカの金利はさらに下がると考えられる。」と言っている。

なので「金にとっては環境が良い状態であり、今後景気後退の段2段階に入ればさらに金価格は上がるだろう。」と予想している。

しかし、一方で「景気後退が第3段階に入った時は注意した方が良い。」と警告をしている。「長期投資家以外は景気後退が第3段階に入った時が利確のタイミングになるはずだ。」とも言っている。

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