ワーママとして3歳の息子を育てながら暮らすアマンダです。
「ホワイトデーのお返しになにがいい？美味しいケーキでも食べに行く？一緒になにか買いに行く？」と夫に聞かれ、「ひとりの時間」と答える可愛げのない女です。

このひとり時間に最近ハマっているのが英語の多読です。Raz-Kidsという電子書籍を使っています。

Raz-Kidsとは？

29段階のレベルになってるから、自分に合わせたレベルに合わせて本を選べます。ちょっと慣れてきたら上位レベルの本を読んでみて、やっぱり難しいなーと思ったらまた戻る、なんてことが簡単にできます。

実際に1冊単位で売られている本だったら書い直す必要がありますが、その必要がないのが嬉しいですね！

スマホに入れておけば、いつでもどこでも読めます。わたしは通勤途中によく読んでます。

SNSで共同募集を呼びかけている人に応募すれば、2,000円ほどで1年間読み放題です。コスパもサイコー。

音声読み上げ機能もあるので、シャドーイングもできちゃいます。

大人におすすめのタイトル

実際にわたしが読んだ中で、大人にもおすすめのタイトルをご紹介します！

わたしはレベルR〜Uあたりの小学校3〜4年生レベルの本が一番ストレスなく読めるようで、そのレベルのものを好んで読んでいます。ストレスなく読めるというのは、単語で多少わからないものがあっても推察できる、返り読みしないで読めるくらいのことを指していると思ってください。

ご参考までにわたしの英語力をお伝えすると、TOEICではだいたい800点台です。おそらく、わたしと同じくらいのTOEICスコアの方は、ネイティブの小学3〜4年生レベルの本が読みやすいのではないでしょうか。

レベルR〜U（小学3〜4年生）の大人向けにおすすめのタイトルをご紹介します。

「Ellis Island」　レベルT

エリスアイランドとは、アメリカ合衆国移民局が置かれていた島です。どんな背景を持つ人たちがどんな希望を持って移民としてアメリカに入国してきたのかが読むとわかります。アメリカの子どもたちは、こうやって自国のルーツを学ぶのかと興味深いです。

「September 11 Always Remember」 レベルR

3.11の世界同時多発テロの話です。当時中学生だったわたしは、ニュースを見てこれは大変なことになったと強い衝撃を受けたことを今でも覚えています。あのときの出来事を子どもたちにはこう語り継いでいるんだな、ということがわかります。

「Hillary Clinton」レベルU

トランプさんに負けて惜しくも女性初の大統領の座を逃したヒラリーさん。彼女のこれまでのあゆみが紹介されています。こんなに行動力溢れ、アメリカ女性の先陣を切ってきた人物だとは知りませんでした。クリントン元大統領は、ヒラリーさんの強い自己主張や向上心に物怖じしない唯一の男性だったから、お付き合いすることにしたのだとか。

「Michelle Obama」 レベルS

元ファーストレディのミシェル・オバマさんの伝記です。祖先は、アフリカから連れてこられた黒人奴隷だったそうです。そんな自身のルーツから、ミシェルさんは女性、人種、あらゆるマイノリティのために働いてきました。ファーストレディと聞くと、大統領である夫を支える補佐的役割ばかりを想像してしまいますが、超優秀なミシェルさん自身のキャリアを知るきっかけになる本です。

「Barack Obama」レベルS

そしてこちらはオバマ元大統領の生い立ちなどを知れる本。アメリカ出身の白人のお母さんと、ケニア出身の黒人のお父さんがハワイで出会い、オバマさんが産まれます。オバマという名前はケニアの苗字で、アメリカでは珍しい苗字なのだとか。

「Shirley Chisholm」レベルS

アメリカで女性初の議員となって活躍したシャーリーチザムさん。人種差別、女性差別と戦いました。わたしはこの本で初めて彼女の存在を知りました。アメリカの子どもたちは、今自分達が手にしている権利がいかにして勝ち取られたものなのかを、こうして本の中でも学ぶのだなあと知りました。

快適に使うコツ

ついでにこのRaz-Kidsの快適に使うコツをご紹介します。前回読んだところからまた読みたいなーという時、本をMy favoritesに入れておくとすぐアクセスできて便利です。

まず、一度本の最後までページを送ります。右上にハートマークが出現するので、タップするとハートが赤くなります。これでMy Favoritesに登録できました。

再開するときは、Reading RoomのMy favoritesに出てきてくれます。

以上、わたしのおすすめ多読教材でした！