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エンジニアがゼロからAdobe After Effectsを学びたい

YouTubeでコンテンツを作っていくにあたって、After Effectsを勉強したいなと思いました。「エンジニアリング🤯ポエツ」というインターネット人格なので、「テクノロジーなトーン」や「柔らかいトーン」のクリエイティブにしたく、クオリティのアクセントに出来るといいなー、という考えからです。

学習方略を考えていきます。文章の内容はほぼマインドマップに書いてあるので、マインドマップを直接開いてもらったほうが早いかもしれません。マインドマップはMiroというサービスで作成しています。

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学習方略を検討したMiroのマインドマップ

ゴールの定義

学習方略を考えるのにあたって、最も重要なのがゴールを明確にすることだと思います。ちゃんと言語化して「これを出来るようになるためには?」という問いを自分が発せられるようにすると、最短での学習が描きやすいです。

今回はスキルをつけたいということでなくて、やりたいことがあっての学習です。今回やりたいことは以下の3つです。これらが十分に短い時間で実施出来るようになるのが学習のゴールです。

1. FaceSwapで顔を差し替えたい
2. 3Dテキストを合成したい
3. YouTube用のオープニング動画を作りたい

現状の知識

学習方略を考えるにあたって、まず現状の知識を確認します。学習というのは現状とゴールのギャップを埋める活動です。現状を適切に表現するのはとても大事です。

インストールはしたことがあるけど、After Effectsで何かを作ったことはなく超初心者です。守破離のフェーズで言うと完全に「守」ですね。一方でコンピュータでの音楽制作経験やAdobe Flash(今はAnimate)は利用経験があって、タイムラインベースで何かをするツールについては利用経験があります。

想定される障害

学習していくにあたって、陥りそうな状況も予め言語化しておきます。人っていつも同じ失敗を繰り返してんな俺って思うことあるじゃないですか。「学習」という体験は自分にとってのフロンティアを広げる活動なため、不安感で感情が動いてしまったり、概念が不足しているので、検討能力が低い状態となります。検討能力が低い状態ではいつもと同じ失敗を繰り返しやすいです。

あらかじめ陥りそうな状態を言語化しておくことで、これを回避出来るようにします。

1. タイムラインベースのツール利用経験から「触ってれば出来るだろ」と思って、うまく出来なくて嫌になってしまう。
2. まだ何も分かっていないのに当て感で作ろうとして、都度都度グーグル検索してすごく時間がかかってしまう。結局できない。

中途半端に他のソフトの利用経験があることが障害になりそうなので、ちゃんとAfter Effectsの世界観を理解しつつ、手を動かして成功体験を手前で掴むやり方が良さそうです。

学習すべきこと

想定した障害を踏まえて、最初に得たい知識、得体体験について考えてみます。まだ学習し始めていない現時点の段階で以下の3つを考えました。

・ソフトウェアの機能の体系、世界観をしること
・After Effectsで出来ることの全体像を知ること
・自分で手を動かして作れた体験を持つこと

関連して知りたいこと

学習目的には含めないですが、学習しながらこれについて気づけていけると良いな、と思うことも言語化しておきます。「問いを持ちながら」学習をすることによって、同じ学習体験をした時にも得られる知識が増えるからです。初めて使うソフトなので、あまり欲張らずに2,3個書いておこうと思います。

・ワークフローはどうのようになるか
・他のAdobeソフトはどれから学習していくのが良いか

学習のアプローチ:優先順位づけ

まずは複数のゴールの中から優先順位をつけます。FaceSwapが最初から使いたいなと思っていますし、ワークフロー的にもシンプルな気がするのでこれを利用できるようになることを最初のゴールにします。

全体像をさらっとおさえる

全体像をさらっとおさえるために以下のことに取り組んでいきます。

・Adobe提供のソフト内のチュートリアルを愚直にやる
・「Adobe After Effects 入門」でAmazon検索
・YouTubeで「After Effects 入門」で調べる

経験上オフィシャルのチュートリアルは何も考えずにやっておいた方が良いです。ただ、量がたくさんありそうなので、3つくらいと量を決めておきます。

書籍を選ぶ

「Adobe After Effects 入門」でAmazon検索してみました。本を読む目的は、学習すべきことで挙げた「After Effectsで出来ることの全体像を知る」を実現するのに、手っ取り早いからです。

今回の学習のフェーズは「守」のため、検索時には必ず「入門」を含めます。また、できれば手を動かしながら使える本が良いと思います。今回検索してみて良さそうだなと思ったのは以下の2冊です。

ソフト内のチュートリアルをやったあとに、Kindle試し読みをしてどちらかに決めたいと思います。

こういった書籍を選ぶにあたって絶対に注意しないといけないのは、利用するソフトのバージョンにあった書籍であるかどうかです。バージョンが変わるとボタンの場所が微妙に違ったり、サンプルが動かなかったりと時間を無駄にすることになるので、対応バージョンは吟味しましょう。ちなみに、私はインストールしたAfter Effectsのバージョンが何なのか知りません(・・;)

YouTubeで「After Effects 入門」で調べる

YouTubeでも情報を調べておきます。初心者なので「入門」のキーワードを入れて検索します。

こちらなど良さそうだなと感じたのですが、「15分から20分」x 15回だと、実際に手を動かして取り組んだ時には1本あたり30分と見積もって、450分=7.5時間 以上はかかりそうだなと。動画製作者としてスキルをつけるにはとても良さそうなのですが、今回は効率重視なので、まず書籍を利用しつつ、わからないことにあたった時に参照させていただこうと思いました。

FaceSwapを何はともあれ使ってみる

今回は効率重視なところもありますし、FaceSwap自体への興味も強いので、「いけそうだな」と思えたタイミングでFaceSwapは使ってみようと思います。

最初からFaceSwapを使い始めても良いのではないか、とも思うのですが、基礎的なところが抜けすぎて見ると、4割くらいいったところでつまずきそうな感じがするのですよね。超基礎だけはしっかり押さえた上で、FaceSwapをためしに触ってみて、そこからあらたに学習すべき内容を抽出していこうと思います。

おしまいに

ここまでが「エンジニアがゼロからAdobe After Effectsを学びたい」を実現するために、考えた学習方略でした。

それではこの内容に沿って、学習を始めたいと思います!

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