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【音楽】電気グルーヴ30年 〜ハナからSet you Free〜
奥さん…聴きました?ピエール瀧復帰後初、再始動した電気グルーヴの新曲は『Set you Free』。 想像のさらに上をいくタイトル、歌詞、曲、映像。全ての人を納得させるクオリティの凄み。 「SET YOU FREE」 ――「君自身を開放せよ」 歌詞の一部を抜粋。 (8/24現時点で歌詞未公開、聴き取りのみのため間違いあったらごめんなさい) 初めからSet you Free はなからSet you Free 約30年やったresumeなcentury(螺旋中?) 2020年になって理不尽な先住民 思えば最初から2人は、その場その時100%全開放のパフォーマンスを見せつけてきてくれた。 私たちは日々の暮らしの中、自らを開放する心が損なわれそうになった時、彼らの「開放せよ!」といわんばかりのライブやメディアでの活動を見ては、進むべき航路を明るく照らしてもらってきた。 そういう2人を面白がり、時に胸を撃たれ、誘われるままに気付けば2020年。そして瀧はずっとハナから、鼻から、開放されていた…「瀧が悪い」。 約30年、最初から変わらないこと、変わってしまったこと、全てをひっくるめて再び動き出す今。 誰かが用意した羅針盤など頼りにならない大海原に漂う、デッカイ2人の顔。3Dスキャンでどこまでも実物に近いめちゃくちゃ笑える無の表情の視線の先には、2人にしかたどり着けない次の水平線を見つめてる。 きっとこれからも2人は、あのアタマにのっかったユラユラ不安定なおもしろ船に私たちを乗せ、また見たことのない航海に連れてってくれるのだと思う。 この1年、石野卓球氏がメディアやレコード会社、リスナーに対して行ったアクション、そして新しい方向へ舵を切るそのスピード感は、本当に鮮やかだった。 その過程すら、結果として全開放でエンタメになってしまっていた、とんでもない才能を改めて見せつけられた印象。 なるべくしてこうなった、これからが楽しみで仕方ない!!
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【音楽】眠れない夜にみつけた灯火のような音楽
■ Seiho - DESTINATION 最終目的地 2020年6月2日から1か月、毎日26~29時まで配信(火曜更新)されていた、「不眠」をテーマにSeihoが企画した楽曲と映像。4回の配信全て、Youtube上にアーカイブが残されている。 私はふだん不眠ではないけど、年に数回なかなか寝付けない日がある。たまにあるそんな真夜中、Twitterを眺めていたらタイムラインに今から配信されようとしているこれをみつけた。意図して起きているのではなく、寝ようとして寝れない真夜中には、大きな不安や孤独感が迫ってくる。そんな深い夜の闇の中にみつけた、明るくほの暖かい灯火のような音楽。私はその最後を見届けることなく、早々に眠りについてしまった。 試みとしての面白さ、楽曲と映像の心地よさもさることながら、社会の中にある埋もれそうなひとつの事象に心を寄せて活動するSeihoさんのキャラクターや才能にも惚れ直してしまった。 ▼この企画に関するSeihoへのインタビュー記事もよいです。 「DESTINATION 最終目的地 眠れない人のための深夜限定配信」 ACROSS http://www.web-across.com/todays/p7l75600000435uc.html?ra=1