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人生初の発電機

前回の記事では、乾電池を充電池に変えることで大幅な節約につながりました。しかしエコだというのなら、やはり手を出してみたいのは発電の方。
えんじろうは様々な発電方法の中でも、太陽光発電に手を出しました。設置するだけだから楽だし、割と安全じゃないかなと思って。

設置したソーラーパネルの写真

入手品の紹介

BigBlueというところで売られている最大150W発電可能なソーラーパネル(Amazon)です。実は2代目で、人にお譲りした初代はEENOUR製の120W出力のパネル(Amazon楽天)でした。
自分への誕生日プレゼントの感覚で思い切りました。後日これが「火付け役」になろうとは、思っていなかった訳なのですが。

圧倒的蹂躙

実はどちらも、先日の記事に書いた充電池の充電用途には完全なるオーバースペックです。でも気持ち良いじゃないですか?圧倒的なゆとりでことを運べるのは。
こういう感覚って誰もが持っていると思うのですが、だからこそ「欲」のままに使って良い場面とそうでない場面があるのではないでしょうか?軍隊の指揮者や軍事研究所の人などがこの気持のままに事を進めると、着実に戦争の歯車を回すことになっちゃいますよね。
だからせめて1個人が発電くらいなら、圧倒的な力に溺れる気分を味わってもいいかなと。たまにはそんな気持ちになりたいのですよ(笑)

携帯性(ポータビリティ)

手に持ってみた写真

確か7kgを切る重さで、それはこういったパネルとしては標準的なようです。5枚構成を折り畳めることもあって、結構持ちやすくコンパクトに感じました。

折り畳み時のパネルの写真

扉の裏とかにちょこんと置いておけます。パネルを守れるように結構しっかりした板になっています。

知っておくと安心なこと

えんじろうは自然のエネルギーを使った発電技術に触れるのは初めてだったので、知らないことがたくさんあり、いろいろと勉強することになりました。特に数値に理想と現実の違いがあるものと、限度を示しているものとがあり、それをよく判らないと関わる機材を傷める可能性があるようです。

実際に買ったことがある人の話が参考になりましたので、今度は僕が興味ある人の役に立てられたら嬉しいです。

能力表記

スペック表示の写真

パネルを開くと最初に出てくるのがスペック表示。これどういう意味?順番に見てゆきます。

上のは150Wのパネルだよって言ってますね。もちろんこれは理想論で、最高で150W出る可能性があると言っているだけです。
その下に3つの顔があってそれぞれにお天気マーク。つまり晴れてりゃ最高、曇でもまあ良い、雨は嫌だけどがんばる的な(おいっ)この表記は言葉の壁を超えられるのて結構斬新で良いですね。
それに続いてモデル名表記とともに、本体にくっついてるケーブルの「メイン出力」に関する表示が現れます。18Vの勢いで出力し、最大で8.33Aを捻出しますと。んで電圧と電流をかけると、確かに149.何Wという答えが出てきました。
更に本体のいろいろな「おまけ出力」についての記述がありますが、こちらはUSBなど相手の規格に合わせた出力なのであまり気にしなくて良いかなと。

心臓部(ジャンクションボックス)

パネル心臓部の写真

パネルの裏面に当たるところに、おそらく心臓部であろうボックスがあります。これをソーラーパネル業界では「ジャンクションボックス」と呼ぶのだそうです。日本語でオーケーと言いたくなる。
そして外すことのできない本体から伸びるケーブルが「メイン出力」です。普通にパネルとして利用する際にはこれを使うと全力で働けます。

背面脚部と角度

パネル背面の写真

パネルの背面には1枚毎についたてみたいに脚が着いており、全体のパネルに角度をつけることができます。ついたてが付いたでーとか言うようになったら、みんなが離れて行きそうですねぇ。

やっぱり「太陽に対して正面」を向いているときが最も効率よく動作します。でもまあ15度くらいの差なら対して変わらんだろうと思ったら、甘かった!
思った以上に角度は大切みたいですが、そこはずっとパネルに寄り添っていられる時間と手間を天秤に掛ければ「ま、いっか」となるわけです。

端子類

アンダーソン端子の写真

パネルから伸びた先にはこんな端子が付いてました。これはアンダーソン端子と言うそうで、単にプラスとマイナス2本の線をひとつの接続にまとめた雰囲気ですね。
扱いやすいししょっちゅう付けたり外したりする場合は、この端子が一番向いてるように思いました。

DC端子の写真

アンダーソン端子とつながったケーブルの先には、こんな端子があるのですが、これはDC端子と言う奴で、たぶん大きさなどで色々な種類と名前が付けられているようです。他にもアンダーソンより少し大きい黄色のXT60とか言う端子もあり、完全な統一化はされていないみたいですね。
そんな中でもソーラーパネルと言えばこれと言われそうなのが「MC4」というがっちりした端子です。がっちりし過ぎて抜けなくなったことがありますが、それはともかくこれがあれば安心感は高いなぁと感じます。
形状が違う端子でも、変換を挟むことで接続できますので、ほっとできます。ケーブルの太さとか、まだまだ勉強したこともあるのですが、今の目的ではそもそもアンダーソン端子すら使いませんから、また別の機会にします。

完成した自家発電システム

と言うわけで、次回はいよいよ充電池と組み合わせてみます。

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