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報告 カフェさんぽがてら

お彼岸間近だった21日、音心は愛知県豊田市にあります「カフェ さんぽがてら」さんに行って参りました。午前と午後の2回に演奏をするという流れで行ってきた報告をいたします。

雨の中の出発

岡崎のサービスエリアの写真

この日の道中はなかなかに酷い雨。その中を高速で走るのて更に強烈に雨が降っている印象でした。音心の晴れパワーはどうしたのでしょうか?

なんだかフクロウみたいな建物で非常に目立っている岡崎のサービスエリアで朝食を取りました。

静かなフードコートの写真

まだ7時台だったので、平日ということもあって人気が少なく、お店自体もしまっていたりメニュー限定で営業していたりという状況でした。

朝からガッツリ!

とにかく体力をつけておこうと思っていたので、ラーメンチャーハンセットを注文してガッツリいただくことにしました。
最初はとんかつの定食にしようかと思ったのですが、お値段を見ると1300円台。思わず手を引いて1100円台のセットになったのですが、ラーメンはスープが薄味で全体に中華そばといった雰囲気。チャーシューだけがその中で存在感あったという印象でした。チャーハンもなんか味噌っぽい不思議な味で、自分の好みとは違ったので200円をケチった割にはそれ以上の残念さでした。
半端にケチるならそんなことしない方が良いんだなあと思いましたが、それも1300円台のとんかつ定食を食べていないのだから比べるのは早急というものですね。いつか食べねば。

会場の準備

さんぽがてら玄関前の写真

到着したのは9時前。雨はなんとかやんでいました。ほっとします。
お客様は10時前には入ってこられる可能性が高いので、早めに音響などの準備をしておく必要があります。

看板の写真
コンサート看板の写真

さんぽがてらさんでの演奏は何度もさせていただいているのですが、コロナ騒動で演奏できなくなって以来3年半という間があります。
レイアウトを始め、お店の雰囲気なども昔のままで、なんだかほっとしました。

2つの部屋と音響

洋間の様子
和室の様子

さんぽがてらさんは、洋間と和室の2部屋がお客様がくつろぐスペースです。ちょうどその間にステージを作り、両方の部屋に対して音を届けるというのが恒例です。
このレイアウトや音響の使い方など、記憶をたどりつつ事前に予想していたとおりに滞りなく準備を進められました。

18本の電池で動く音響

基本は生音で、そこにトッピング的な感じの音響を用意するというのが、最近のこの手の規模の会場でのセッティングになっています。
全体に均一に音を届けられるように、そしてオカリナに少し響きを与えるというのが音響の役目。そしてそれは18本の単3型エネループで実現できています。

時代にあった地球に優しいエコシステムでございますよ。

お庭を前にくつろぎの雰囲気写真

こんな感じでお庭を背負いつつ演奏しました。この景色の前で軽食を頂いて、40分の演奏を楽しんで、更にちょっとしたお楽しみ企画もありました。オーナーさんのお客様に楽しんでもらうという気持ちがたくさん詰まった内容でした。

演奏と感想

コンサートの看板

今回は残念ながら演奏写真はございませんので、本番と本番の合間の会場の様子を移した写真とともにご報告です。

統計結果

いきなりなんのこっちゃという話ですが、今回はおしゃべりもがんばりました。その中でお越しのお客様中初めて生のオカリナを聴いたという人がどの程度おられるかを尋ねてみたのですね。以外にも半分近くのお客様が初めて聴く方で、僕にとってはそれが非常に嬉しく感じました。

僕の演奏が初めて聴くオカリナの音色で、それが「オカリナっていいなあ」という印象を得るきっかけになるならば、それこそが僕の目的「オカリナへの恩返し」そのものだと思っているからです。
オカリナの音色で心を拾われたえんじろうなので、その時感じた印象に近いものを少しでも世界に広げるお手伝いができれば、それが喜びです。

和室にて

感覚を研ぎ澄ます

コースターに箸置きに、テーブルも椅子もこだわりたくさんのさんぽがてらさん。特にコースターはさわり心地も良く、上にカップを置いたときの音なども締まった感じの音でなんだか癒しになりました。
僕らってこうやってどこまでも感覚を研ぎ澄ましてゆくことができるんですよね。同じものでも意識を高めずに関われば「はっなにそれ?」で見過ごしてしまうことも、自分の意識1つで特別にできるんです。

2ステージと選曲

お客様は入れ替わる形での2ステージですから、演奏曲目はほぼ同じです。そしてそんなときに陥りやすいのがまあ2回目だしという「邪念」です。この気持ちで演奏すると、特に2回目がどこか他人行儀というか他人事のような演奏になりやすいのです。繰り返すと考えた時点で、1度めがすべての中心になってしまうのです。
そんな心無い演奏はしたくない!

だからそういうときは、あえて選曲を少しだけ変えるということをしてきました。今回は2曲入れ替え可能にしておき、それをお客様に尋ねて決めていただくということにしました。
お客様が決めてくれたというところが大きく、それは「今この場で」決まったことになります。だから例え同じ曲になったとしても、今この場のお客様に向けて演奏するんだという気持ちが強まります。

なんだか嫌な言い方をすれば、自分の心のコントロールにお客様を利用しているようにも取れるかもしれませんね。でもお客様と一緒に心も旅をしながら奏でているという言い方もできます。
本当に物は言いようですね。結局この日は2回別々の曲になりました。

オーナーの言葉

洋間にて

さんぽがてらさんではとても前からなんでも演奏させていただいているので、昔の音心のステージもオーナーさんの記憶に残っておられるようです。
その頃からの通算をご存知だからこそのオーナーさんのお言葉がありました。トークが今冬に上達されているというのです。

本当にうまく喋れなかったので、たしかにその頃よりはスムーズに(というよりも終始穏やか)なトークができるようになっているとは思います。先日のガーデンパークでも「終始穏やかでしたね」と言ってもらえました。
自分ではもっと中身のあるトークをしたいのですが、きっと実現は徐々に進むことでしょう。その自分の進行も含めて、焦らず楽しみにしていればよいのですよね。
なんだかとっても励まされた、オーナーさんの言葉でした。

演奏後のひととき

コーヒーの写真

演奏後にはおいしいコーヒーを入れていただきました。赤茶色と金色でアクセントになっているお皿とカップ。スプーンも金色でした。
そうそう、えんじろうもこの日は初めて着る服で演奏したのですよ。

カレーの写真

美味しいカレーもいただきました。らっきょうもとっても美味しかったです。更に後から果物もいただき、中でも巨峰は最高に美味しかったです。
今は週に数日の営業という感じなのだそうですが、ぜひみなさんもカレー食べにお立ち寄りください。その際には空いているか事前に確認するほうが良いかも知れません。

スケジュール色々

豊田産業文化センターの建物

実はその後、来月8日の演奏打合せのため「豊田産業文化センター」に伺いました。詳しくは下の記事を御覧ください。

その後も夕飯がてら別の打ち合わせがあったりと、割と効率よく動けた1日だったと思いました。ありがたいですね。

感謝の楽器たち

ただいまの楽器たち

今回はオカリナ7本とだれでもふケーナ1本、写真には写ってないですが、オーシャンドラムという波の音がする楽器が一緒に来てくれました。
今回のオカリナは7本とも別メーカーのものばかり。同じ作家さんのものがかぶるということがまったくないというのは意外と珍しいかも。

楽器によって人生を目覚めさせてもらえたえんじろうだから、その時のありがたみや感謝、そして生きることに前向きになれた嬉しさをしっかり込めて、それがちゃんと届くような演奏し続けたいです。
この日も聴いてくださる方がいて、本当に感謝です。ありがとうございます。



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