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着こなしが残念なのはうつわも一緒。おいしそうに見えるうつわ使いのポイント。

うつわも素敵だし、お料理も美味しい。
でもなんか残念。
ってことないですか。

それ、ファッションでいう着こなしが残念なのです。


作った分だけ盛りがち説 余白がすべて。

おもてなしを6名に対してするとしましょうか。
つくったおかずたち、つくった全量全てうつわに盛り付けていませんか。
残念の9割はそれが原因です。

ありがちなトラップですが、色味が足りなかった?とか言ってプチトマトの力を借りがちですが、むしろ収拾がつかなくなります。

片付けとか収納も余白が大事、なんていいますよね。料理も同じです。
余白が大事。余白が全て。

うつわに盛るときは、うつわの45パーセント程度でよいのです。
オードブルを複数盛りしたいときは、1点ずつの量を少なめにしてうつわの30パーセントは余白に見せる。

ちなみに、上級者コースとしてぎっしりコースもありますが、迂闊に手出しすると大けがします。欲張ってとりすぎた食べ放題の人みたいになります。なので、勝負したい、もしくは、絶対に負けられない戦いのときは避けましょう。

とりあえず、高く盛ればそれらしくなる

余白が理解できたなら、もう一つのポイントは高く盛ること。

デパ地下で「おいしそうー」と思うお惣菜たちって、高さが高くないですか。モリッとした立体感があるというか。
この立体感こそシズルに繋がるのです。


サラダならニギニギしてるよりもふんわりした空気をまとうエアリー感があればより最高です。

なお、少しずつ盛って高みを目指そうとする人は失敗します。思い切って一発で。そして微調整に0.5発くらい。失敗したら戻して、うつわをキッチンペーパーで拭き取ればよいだけ。3秒でやり直しがききます。

ちなみに、これ、どの皿でも共通の定義です。平皿でも小鉢でも、大鉢でも。全てに通じます。

なお盛り場所は王道は真ん中。でも、端っこ1箇所に寄せるのもありです。端っこにおいてるだけなのになんかオシャレ、に見えます。

少し気をつけるだけでそれらしくなるならいくらでもやりますよね。

とにかく盛りたくなる気持ちを我慢する

この話をすると、”ついつい盛っちゃう”っていうはなしになりがちです。
ぐっと我慢すること。

程よく盛ってなくなったら追加すればいい。

意外と、この”追加”の概念が抜け落ちているケースが多いです。
追加すればいい話なのに、モリモリにしちゃう。

それさえしないだけできれいになるなら、おしゃれはガマンってことで我慢してみましょう。

急におうちレストラン感覚に早変わりですよ。



超ありがとうございます。推しへの活動につなげます。