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彼氏の条件、包容力!うつわの条件、包容力!理想の彼的タイプ別うつわ5選。

SNSや、物流の進化によってほぼ“手に入らないものはない”文化になったわけで。

仮想空間の世界が広がれば広がるほどに”リアル”を愛する人が増えた。自分のくらしのいとおしさを人にもシェアしやすくなった。
元来人は“手に届きそうで届かない”ものに固執する傾向があると思うのですが、
今、手に入らないものはない世界の中で手に入りそうで入らないものがある。

うつわ。

え?うつわ?そう、うつわ。
今やうつわは部分的熱狂からじわじわと全体的熱狂に近づいていると感じている(私比)

おそらくうつわのブームのはじまりは北欧ブームではないかしら。
かもめ食堂が火付け役。
キャッチコピーは「ハラゴシラエして歩くのだ」にあるように、日々を淡々とつづる人のブログを映像で見ているかのような映画。

そこから一気にittala(イッタラ)arabia(アラビア)marimekko(マリメッコ)リサラーソンのメジャーどころが爆発。街にあふれる北欧北欧北欧北欧。
とくに、アラビアの24h avecは売り切れ続出でオークションサイトで高騰しているほど。そして驚くべきは今もなおそれが続いていること。
公開年度2006年。今、2019年。すごい。

Q.理想の彼氏ってどんな人?
A.ありのままを受け入れてくれる人!

誰しも、自分のありのままを受け止めてくれるのってうれしいと思う。
ちょっとダメな自分をでも何事もなかったかのように受け入れてくれる彼、彼女…。
理想の条件1つだけだとしたら、この受け入れ力、つまり受容性の高い人を選ぶ。
しかし。現実問題この受容性高い人材=包容力のある人って超希少。希少すぎて絶滅危惧種。誰しも承認欲求のあるこの世界でただただ受け止めてくれる人なんていないんですよ。それに気づこう、まずわたし。


たとえば、アラビアの24h avecはその名の通り、24hいつどんなシーンでも対応できることが強み。北欧食器にもかかわらず、おにぎりがよく映えるし、パスタも受け止めてくれる。

いいうつわって“受け入れ力”が尋常じゃない。

理想の彼氏はすぐ見つからないけど、理想のうつわは意外とすぐ見つかる。

焦げたパン、崩れた目玉焼き、なぜこうなった?なチョコレートマフィン…(すべて実話です)こんな子たちでも受け入れてくれる、そんな彼、いやいやうつわ。そんなうつわがあれば、焦げたパン、崩れた目玉焼き、なぜこうなった?なチョコレートマフィンを泣きながら食べる自分の気持ちも少し持ち直してくれる。

うつわってなんでもいいじゃん、と言いがち、言われがちだけど
一度この包容力を味わってほしい。
だって、「彼氏ほしい」っていってる人が、そのへん歩いている人を急に彼氏にできないように。
うつわだって、見た目も、性格も千差万別。値段もバラバラ。
高年収の彼氏がいい人とは限らない。
高価格のうつわがいいうつわとは限らない。

わたしを(正確にはわたしの料理だけど)受け入れてくれる彼(正確にはうつわだけど)を探すのは必然なのだ。

とはいえ、全人類1%くらいしかいない希少性高い彼を探すなんて途方に暮れる。
やっぱり手の届きやすい彼と出会って深く知って判断したい。そんな人が多いはず。
「あ!彼氏ほしい!」って思ったときにその彼に出会えるまで延々と旅をするのは疲れる。
「あ!うつわほしい!」って思ったときに、レアうつわを探す旅をして、戦うのは疲れるし、そもそもそこまでうつわに執着ないはず。ちょっとだけ時間を使えば好きなとっておきの彼(っていうかうつわ)に出会えればいい人が多いと思う。

今日は数時間の旅(ネットサーフィン)で満足度を高めてくれて、なんでこうなった?なチョコレートマフィンをも受け入れてくれる彼をご紹介したいと思います。(ミスター形式で)

#1  ミスタ―無難 イケてるエンジニアスタイル


ディスっていない。ディスっていないがこんな人多くないだろうか?
白シャツ・黒か・ベージュチノパンスタイル。私は彼らのことを“先生”と呼んでしまう。ちょっと上級者になると金縁の丸眼鏡をしている彼らのことだ。
彼ら、こだわりがありそうに見えて考える時間がもったいないから、とどこでも溶け込めるようなスタイルをつくりあげた賞賛すべき存在だ。

うつわでのどこでも溶け込めるスタイルミスター無難はこちら。

Ittala ティーマだ。
NHK出版から「ティーマがあれば」という本も出ているが、彼の受容性の高さには脱帽する。和洋中おやつすべてOK。固形物、汁物もOKというミスターパーフェクトなのだ。調理形態もオーブンOKという包容力。

無難といって申し訳ない。ミスターパーフェクトだ。
もちろんなぜこうなった、なチョコレートマフィンも受け止めてくれたよ。

#2  頼れる兄貴分。EXILEお兄系スタイル

話すのに勇気がいるザ・男気な人たち。好きな人はかなり好きな人たちだ。
最初のハードルは高いこそすれかなり彼らも受容性が高い。大事にしてくれるし、車で迎えに来てくれそう。
偏見いっぱいのイメージって言われそうだけど、実際仲良しのこのスタイルの男子たちはこんな人たちばかり。頼られる兄貴分で信頼も厚い。

うつわの頼れる兄貴分はこちら。
HASAMI!!カラフルで個性バシバシ感じるのに馴染み力すごい。兄貴の面倒見力というか。ちょっと工業製品ぽさもあり、カラーリングも自分好き好きに選べる。どちらかというと主張が強そうにみえるけど、意外や意外、受け止めてくれる。奇抜な色なのにトーストも、パスタも、カレーもなんだって受け入れてくれるのがすごいよね。黄色のお皿にトマトサラダ載せた日には元気いっぱいになる。

こんなに色があるの(小皿だけど参考までに)

#3  永遠の憧れ!王子様スタイル

馬に乗って王子様が来てくれるような童話を幼少期読むせいか、王子様願望強いですよね。私だけか。少女漫画にキュンキュンしたり。
王子様の描き方って包容力ありそうな感じで書いてるからか、信じて疑ってないけど、実際包容力あるんかな…

多くのフレンチレストランでも使われている、ザ・王子様をお届けしたい。
(ジャンルイコケとかどうかなーと思ったけど単価が高いのでいったん手に届きやすいものから!)

なぜかアマゾンにはいなかったけど。ウェッジウッドと言えば結婚祝いなどの贈り物にもよく選ばれるブランド。清く正しく美しく、でかつお値段もブランド界ではお安いほう。
どんなうつわともなじむのも特徴です。

さすが王子だよね…パスタでも生ハムでもパンでもおにぎりでもなんでもいけるんだもんね。そしてすべてがなんだかロイヤルな空気が流れるんだよね…

#4 macbook持ってそうなオシャクリエイタースタイル

よくカフェに行くとmacbookで作業してる人は、なんだか無条件にかっこよく見えますよね。これぞmacbook効果。そんなオシャクリエイターっぽいうつわ、あります。
ハサミポーセリン。波佐見焼は以前から若者にもうつわを!といっていろいろ使いやすいうつわ出ている気がする。

おちついたアースカラーとシンプルさ。お肉も野菜もなんでも受け止めてくれるのがよい。ふちも高いのでカレーなどもOKな万能さがあり。

#5 繊細だけど、やわらかく包み込むビューネくんスタイル

ビューネくんと言って伝わる人がどれくらいいるのか、そしてビューネくんの俳優によって世代がばれるというおそろしきビューネくん…。
(ちなみに私が学生時代は藤木直人氏だった気がする)
疲れたココロを癒してくれる、これぞ包容力!な存在かと思います。
彼は動物に襲われたときに身を挺して守ってくれるファイターとしての期待はないけど、繊細なので感情の機微には強い、そっと静かにホットミルク差し出して毛布かけてくれそう。
そんな、うつわの正体はArita1616です。

このうつわ、有田焼をもっと若い人に、海外向けにとはじまった(んだよねたしか)ブランド。繊細でシンプルだけどシーンを選ばないのが強み。
ふだんづかいからおもてなしまでなんでもOK、さらにオーブン使えるところも包容力、かんじる~~!
なお、レストランで多く使われているのも特徴。京都のkilnさんや台北のMUMEさんで見たよわたしは。モテてるねえ…。

すきなうつわがあるだけで、ごはんがちょっとたのしみになる

自分の推しメンがいる生活って楽しいですよね。そんな感じで自分が自分でえらんだうつわでごはんを食べることって思っている以上に心が豊かになります。うつわを好きになるきっかけって結婚とかライフイベント発生きっかけが多いのですが、一人暮らしこそ自分だけのお気に入りと過ごしてほしい。

毎日食事はかならずとります。コンビニや総菜のおかずをうつわにうつして食べるだけでも、不思議とこころがあたたかくなる。(この買ってきたものをうつわにうつす話はまた今度)

あなたの理想の彼(っていうかうつわ)とたのしいテーブルになりますように!

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