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【オモ写】スマホで撮れる黒背景について

どうもこんにちは最近は寒さに慣れてきて慣れって大事だなと気づいた長野の佐藤です
今回は少し長くなりそうなので目次をつけさせていただきますね

オモ写とは

さて、皆さんは「オモ写」というものをご存じでしょうか?
ということでウィキペディアの情報をどうぞ

オモ写(オモしゃ)とは、オモチャを撮影した写真作品のことである。オモチャと写真を組み合わせたかばん語である。
• 狭義には、フィギュア(アクションフィギュア)などを生きているかのように撮影した写真作品のこと。
• 広義には、種類によらずオモチャを撮影した写真のこと。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%A2%E5%86%99

要するに自分の持っているフィギュアの写真を写真に収めればいいのです
でもどうせならカッコよく撮りたいですよね
この記事では僕なりに試行錯誤を重ねて完成したスマホでも撮れるオモ写の撮り方を黒背景に限定して紹介していきたいと思います
僕が使っているスマホはSHARPから出ているAQUOSsence4です

白背景の記事は以前まとめたので是非御一読下さい
撮影技法について(白背景編)|佐藤.net|note

ちなみに僕は普段こういう写真を撮っています

これで人生初めての680いいね越えをしました
これは適当にエフェクトを付けてあります
実は二枚の写真を合成してあります

最近は黒背景を中心に撮っていますのでTwitterもぜひよろしくお願いします
佐藤.net(@enjoysatosato)さん / Twitter

黒背景の撮り方

さて、早く紹介しろという声が聞こえてきそうなクソ長い前置きと宣伝でしたね

いったい何がいるんだい?

まず、何を準備するものかわからないという人もいると思うので、僕なりにリストをまとめてきました
一応カメラのみでもオモ写事態撮影することはできますが、今回のテーマは黒背景なのでそれ専用のものを紹介していきます

  • ライト×2以上

  • 黒画用紙×4(背景用×2.遮光用×2)

  • 画用紙など立てかけるもの

  • (塩ビ板)

今あげたものはほぼ百均で購入できます(塩ビ版のみAmazonにて購入)
これらを組み立てればこうなります

中心のグレー部分が実際に写真に黒く写る部分です
その他は
緑斜線:黒画用紙(本来はレフ版を使用)
黒斜線:塩ビ板

ライトの下部分は高さ調節の台です
このように組み立てれば普段僕が使っている撮影ブースと同じになります

緑斜線の画用紙で背景にあたる光を遮り、きれいに黒く映るようにしています

塩ビ版の重要性

セッティングについては以上ですが、なぜ塩ビ版が必要なのか疑問に思う方もいるかもしれません
確かに塩ビ版は無くても黒背景は撮ることができます
しかし、塩ビ版があることでより良い黒背景に仕上げることができます
とりあえずあり、なしで比較してみましょう

なし

あり

どうですかね
ありとなしでは結構違いますよね
なしの方では全体的に陰影が強く、光が直接当たっている部分は白飛びしている個所もあります

なしの方での僕が思う問題点を簡単に画像にてまとめてみました

  • クリアパーツの光の過剰反射

  • 素顔パーツは光の反射のせいでプラスチック感が出てしまっている

  • 強烈な光の陰影

ライトの光がそのまま被写体に当たってしまうため、光の陰影が強烈すぎるほどに出てしまっています
はっきり言ってダサいですね
このフィギュアはそこまでクリアパーツが多用されているわけではないのでそこまで大きな問題は無いように感じますが、クリアパーツが多用されているとライトがくっきり反射してしまいます
次の写真をご覧ください

このキャラは複眼と呼ばれる目にあたる部分が非常に大きいクリアパーツで再現されているのが特徴のフィギュアです
そのおかげで劇中に登場したスーツの再現度がぐっと上がっているのですが、一点白く飛んでいる部分が非常に目立ちますよね
塩ビ版はこの白飛びを防ぐ効果があるのです

カメラの設定を変えてみる

ここまでできればきれいな黒背景を撮ることができます
ここでさらにもう一歩個性を出すためにいろいろカメラの設定を変更してみましょう
それでは変更ありと変更なしの画像を見比べてみましょう

変更なし

もうこれでもいいです
正直手を加える必要はありません
僕のAQUOSの標準設定は非常に優秀で、肉眼で見たほぼそのままを写真に収めることができます
しかし、そこから自分好みに作っていくには、カメラの設定を変更するのが一番ってとり早いのです

変更あり

先ほど使用した写真ですね
こっちの方がコントラストが少し強くなり、全体的な色味も暖かくなっています
正直カメラの設定は自分好みにやればいいと思っているのでこの記事ではおまけ程度に紹介するのみにします
自分で何枚か撮って自分が好きな設定を見つけましょう

まとめ

基本的にオモ写の世界は自己満足の世界です
ここまでこだわらなくてもいいやという人を否定するつもりはありませんし、それは素晴らしいことだと思います
また、ここで紹介していることよりもさらにいい写真を撮る方法を道けることがあるかもしれません
オモ写を撮ってみたいけれどやり方がわからないという人向けに記事にまとめてみましたが、正直僕なりの方法なので、もっと簡単に撮る方法を実践している方もいるかもしれません
そういって方法を見つけたら、また記事にまとめるかもしれませんしTwitterでつぶやくかもしれません
見逃さないためにも、ぜひフォローをよろしくお願いします

twitter→@enjoysatosato


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