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いつでも どこでも 地球を感じ 地球とあそぶ

何も書かれていないノートに
自由に線を走らせるように
旅をしてきました。

自然を 地球を
カラダいっぱいに感じ

期間も 場所も決めず
ただココロのワクワクにしたがってすすむ

行き当たりばったりの

そんな旅。

旅で出会った すべてのもの
新しい世界
感じた地球
触れた人のぬくもり

ひとつひとつが
わたしのココロに届く 
ものがたりでした。

仕事を手放すときが来たっ!

旅に出るまえのわたし。
がむしゃらに仕事をしていたときのわたし。
自分のルールの中で生きていたわたし。

仕事場と家とを行き来する
変わらない毎日
安定の安心した毎日。

「こうあるべき」とか「それが当たり前」とか

自分のルールや価値観にこだわって
苦しめているのは自分自身だってことに気づかず

ツライときに 素直に助けを求める勇気が持てず
笑顔をつくってココロで泣いて

責任感
正義感
プライド
こだわり
完璧主義
自己嫌悪
………

まるで おんぶお化けみたいに
いろいろなモノを
必要以上に しょいこんでいました。

自分で選んだ仕事も
いつしか
「楽しさ」より「苦しさ」に焦点があたり

気づいたら 爆発寸前で

どうにもこうにもならない状態。

きっと あれは
神さまが教えてくれた タイミング。

「手放すべきときだよ」って。

“いつか”は来ない!“いま”旅に出よう!

もともと旅が好きでした。

まとまった休みさえあれば 
国内外問わず 飛行機で飛び回る。

それでも 次から次へと出てくる
行ってみたいな あんな国こんな国。

そのうち親の介護が始まる。
そののち自分の体力が衰える。

行きたい国を旅せずに人生が終わってしまうかも…
「いつか」はきっと来ない
それならば
「いま」やっておこう

仕事を手放した わたしの背中には
15キロの荷物が乗っかり

わたしの胸には
先の見えない冒険へのワクワク感が広がり

友人とふたり
行き当たりばったりの 地球とあそぶ旅が 
はじまったのです。

わたしが旅で出会ったモノ

たとえば

湖に静かに映る 気高いアルプス山脈をみて
そのあまりの美しさに はっとする。

この絶景は
誰のモノでもなくて
誰の味方でもなくて

いつだってそこにあって…

地球は こんなにもキセキであふれ
美しいものなんだっ!

切なさ 愛おしさ 
嬉しさ 悲しさ

自分でもワケ分からない感情がこみ上げてきて
不意打ちの涙が 頬を伝った あの瞬間。

たとえば 

マダガスカルの青い海に
つきつぎと飛び込む 素っ裸の子どもたち。

バク転したり側転したり
頭のてっぺんから足の先まで
”楽しい” があふれてる。

誰の目を気にすることなく
幸せそうに けらけら笑う。

子どもたちの屈託のない笑顔につられて
思わずこっちも嬉しくなって 笑っちゃう。

ああ、そっか。
ホントはみんな、こんなにも自由で
幸せは「今」にあるんだね

って、大切な何かを見つけた瞬間。

たとえば 

テレビや携帯電話もつながらない
現代社会とかけ離れた空間。

お風呂もなければ
快適なウォシュレットトイレもない

便利な料理器具もなくて

目の前に広がるのは

海だったり
空だったり
山だったり
草原だったり。

大海原を見ながら野菜を切って
沈んでいく太陽を眺めながらごはんを食べて
ワイン片手に大切な人と語らう。

何もないのに不便じゃなくて
何もないから居心地がよくて

贅沢な時間。

ココロの奥までじんわり響く
幸せをかみしめた瞬間。

地球が輝くとき
キセキがあふれているとき

優しさの輪が広がるとき
調和が生まれるとき

もどかしい思いが胸をさすとき

人は地球のひとかけらなんだと気づいたとき

”わたし”というフィルターを通して
映し出された 旅の一瞬一瞬は

わたしのココロを大きくゆさぶり
考え方やモノの見方をがらりと変えて

わたしが しょいこんでいた
いろいろなモノは
ポロリポロリとはがれ落ち

どんどん身軽になって
シンプルになって

気づいたら

自分が思っているよりも
素直で
まっすぐで
ゆるくて

でもそれが
ちょっぴり恥ずかしい

そんな
はじめての自分に出会っていました。

旅の先に見えるわたし

いつでも どこでも 地球を感じ 地球とあそぶ
わたしの旅は
いつだって予測不可能で

ときには
試練とも思えるような出来事にぶつかり
キセキとも思えるようなことが起こる

そんな旅でした。

思い通りには全く進まない…

でもそれが 
かえって面白かったり 新鮮だったり。


それは人生も同じこと。

人生設計通りに進まなくったって 
間違いじゃない
焦らなくていい

むしろ 
設計図なんて必要ない。

どこで 何が起こって どうなるか…

5年後 10年後
この先 わたしが どんな人生を歩んでいくのか

遅咲きのシンガーソングライターになっているかもしれないし
宇宙とつながるスピリチャルカウンセラーになっているかもしれない

カフェを立ち上げているかもしれないし
フィンランドに住んでいるかもしれない

今のわたしが想像もできないところに
行きつくわたしがいる。

そんな風に考えると
ワクワクするし
予測不可能なのも 悪くない。

きっと わたしは この先も

新しい景色に出会い
地球とつながり 
さまざまな人に出会い
自分とはまるでちがう考え方に触れ

その度に
どんどん 自分を塗り変えていく。

凝り固まった自分は もうおしまい。

変化することを恐れず

何が起こるか分からない 
この ”行き当たりばったり" の人生を

たっぷりと楽しんでいこう。

ひとりの旅人として。

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