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お店、お店、お店!

こんにちは。前回の投稿から約1ヶ月経ち、まんまと採用で頭を悩ませているクリーニング妻です。前回宣言したコインランドリーの話は一旦置いておいて、今日は実店舗って何だろうということについて考えたことを書いていこうと思います。そして、まとまってなくてもなにはなくとも公開したほうがいいって噂なので公開しちゃいます。

かつてのイメージ:実店舗運営=恐ろしい

私は外回りの営業マンとして社会人をスタートしていて、自分のタスクさえ片付いていれば(一応、制度的には)休みが取れる仕事をしていたので「お客さんがお店を利用したい時に、期待通りに開いていること」が求められる小売業というのは、超しんどい・私には絶対無理だわと思っていました。

当時は残業100時間はゆうに超えていましたし、毎日22時か23時から2時くらいまで飲まないとやってられないくらいのストレスフルな仕事をしていましたが、それでもお店をやる方がはるかに大変だろうなと。だってそんなストレスフルな私たちに付き合ってくれるのが飲食店であり、お店、なのですから。。

大学時代のバイトは渋谷のアイスクリームショップ・パスタ屋・コーヒーショップ、あと下町のレディースバー(笑)と、全てにおいて店長さんがシフトを埋めるのに本当に苦労しているという記憶が色濃く残っていたことも大きな理由です。

仕入れと売り上げと利益を管理するだけでなく、店のスタッフの管理でみんなの希望通りにシフトが組めるなんてどんな奇跡。。その奇跡を毎日毎日起こし続けるのって途方もない苦労で、大人が大学生や高校生に頭を下げてなんとか入ってもらっているという様を見て、シフトってなんなんだろう、なんでこんなに苦しめるものがあるんだろうってずっとずっと思っています。今もまさに思っています。

だからシフトがない、好きな仕事をやる「フリースケジュール制」のパプアニューギニア海産さんのことを知ったときは本当に衝撃が走りました。こちらは店舗ではありませんし、出勤したパートさんの人数に合わせて仕事を変えるのでこれをそのまま流用はできませんが、なんかヒントがあるような気がするのでちょっと研究してみます。

http://pngebi.greenwebs.net/

と、いうことで、私は心から実店舗を運営するということを恐れていたのですが、ひょんなことから今クリーニング屋を経営していて、最近はクリーニング屋生き残りをかけて事業モデルを深掘りしていく中で、必然的に「実店舗の存在意義」について思考を巡らせるようになりました。そして、最終的にビジネスというものの醍醐味実店舗にあり、それこそが存在意義なのではないかと思っています。

そこで、実店舗ってこういうものじゃないかなってことを言語化しようと試みました。まだまだ曖昧ですが、3つ、実店舗はこうあればいんじゃないか?と思ったので書き記しておきます。

まず、実店舗=観光地。

ネット通販の誕生は、実店舗での買い物がもっと便利にできたらいいな、という発想から生まれているので、ネットの店舗というのはシンプルに「もう一つの店舗」であり、「買い物の利便性向上」という機能があるのに対して、今の時代の実店舗というのは、ネットの情報や口コミの情報を見て期待をして、実体がそれに合っているかを確認・追体験をするという機能がある、もはや観光地だと思います。

私がネット対応を早くやりたいなと思っているのは、既存の店舗が競争力を持って輝きまくるには、ネットで世界観を作り上げることと、その練りに練った世界観をリアルの世界に戻すということが絶対に欠かせないと思っているからです。

ウェブサイトでまず、ここいいじゃんかわいいじゃんって思ってくださって、次にネット注文をして便利だなって思ってくださった方に、さらに実店舗に足を運ぶ楽しみをご提供できたら〜と思っています。そして実店舗では「そうそう、これこれ!」と思ってもらえるような店舗づくり、スタッフの育成、商品の準備もしなければなりませんが楽しいですよね。そして、全て、お客様の期待を少しだけ上回りたいですね。


続いて、実店舗=総じてスナック。

実店舗の圧倒的強い側面はもちろん直接物を買う・直接売るなのですが、欠かせないのがコミュニケーションですよね。誰かと喋るということ。

うちのお店のスタッフをみて、すごくすごく勉強になっています。

私はアクが強く、自分が場の主人公になろうとして会話の主導権を積極的に奪いにいくタイプの人間なのですが、当たり前ですがお店で交わされる会話のメインはお客様です。スタッフはお店としての性格を大事にして、自分は没個性にならない程度の柔らかな個性を出して接客しているんです。なんか、すげえって思って見ています。チームの一体感と、ホスピタリティを感じて感動しています。

うちのお客さんは、預ける服も受け取る服もないけど「信号が変わるまで涼ませて〜」と言って結局15分くらいひたすら喋っていったり、小さなお子さんが窓ガラス越しに目が合うと「今日は〇〇ができたんだよ〜!」と報告しにきてくれたり、クリーニング屋という場を通して出会った私たちと純粋にコミュニケーションを楽しんでくれてる人も多くいます。

(※美大出身なことを一応付け加えておきます。古いiPadminiで描いているという言い訳とともに。。)

自分のセンスで買って自分が何度も身につけたものを他人に預けるのって私は少なからず抵抗があるのですが、お店が安定していてかつ安心できる空間だと心のハードルを下げることができますよね。

お年寄りがなんであんなに病院に行くかって、理由はお医者さんや看護婦さんが触れてくれるからだという話を聞いたことがあります。クリーニング屋さんはふれあいはないですけど、ほっとするような会話は十分にしていきたいです。

最後に、実店舗=入り口。

ここまだ曖昧なのですが、実店舗って入り口かなと思っています。なんの入り口かというと、他の世界への入り口です。実店舗にきてくださるお客様というのは少なからず店舗のことを信頼してくださっていると思うので、許されるならばその信頼を、自分たちが信頼する他のサービスや商品におすそ分けしてあげるというか。。。「紹介」って「信頼のおすそ分け」かなと思うのです。

ちょっと話は逸れますが、電子辞書が出てきたときに、紙の辞書との比較がよくされていたのを覚えています。そのとき電子辞書NG派閥の方々は「電子辞書は検索した言葉しか出てこないけど、紙の辞書なら目的の言葉の隣の言葉や前後のたまたま目に入った別の言葉も自然と頭に入ってくる」と繰り返し言っていました。ネット検索を始め様々なところでサジェスト機能が発達した(しすぎた)今では考えられないですよね笑

これがネットとリアルには簡単に置き換えられないものの、人は紙の辞書より深く広いです。検索しなくても、紙をめくらなくても、たまたま入ったその店で、たまたま座ったその席で、新たな世界を引き寄せてくることが往々にしてありますよね。バーで隣に座った人がすんごい面白い人で、あの出会いで人生変わった、みたいなことが。

自分の目的に合ったお店に入っただけなのに、新しい世界にもすでに一歩踏み出してる、みたいな。ちょっとまだ言語化がうまくできないのですけど。何をやりたいかというと、クリーニング店を経由することで、想像以上ではあるけれど納得感のある何かを繋げられたらと思っているのです。色々浮かんではいるのですが、リリースするまではまだまだ企業秘密です笑


というわけで、長くなっちゃいましたが、

今のところ私の妄想結論は、実店舗は観光地でスナックで入り口であれ、ということです。

お店、楽しいです。シフトでめちゃくちゃ苦しんでいるのですが、それでも楽しいです。もうお店で待っているよりお客さんのところにいきたすぎて、お店の定休日にキッチンカーをやりたいと夫に言って絶賛困られています。

ということで、次回は、

ということも考えつつ、

情報提供者と現場の距離感というのは満足度に違いがあるのか?ということについて今悶々と考えていることを書きたいと思います。

 #お店の未来 #クリーニング屋 #クリーニング店

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クリーニング妻

クリーニング屋さんをはじめました。考えていることをライトに書き連ねてまいります、
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