WHY オデコにオイル垂らす?シロダーラ

こんにちは。あかりサロン0のあかりです。

今日は、

「アーユルヴェーダといったらアレ!」

「おでこにオイル垂らすやつ」

について書きたいと思います。



おでこに垂らすやつは「シロダーラ」と言います。


「アーユルヴェーダって知っていますか?」

と聞くと、ほとんどの方が

「あの、オイルをおでこに垂らしているやつですよね」

と、おっしゃいます。


その「オイルをオデコに垂らしているやつ」

が、「シロダーラ」です。


「あれ、何を垂らしているんだろう?」

「っていうか、何の意味があるんだろう、、?」


と、思った方、いらっしゃいませんか?

私なら、思います笑


日本だと、美容サロンで行われることも多いですが、


シロダーラとは、
実は、れっきとした「治療」であり、

本来、医師の監督の下、行われなければいけません。

(ですので、私は、シロダーラを自分のサロンでは行っていません。
スリランカで医師の下で勤務していた時は、施術しておりました。)


なぜ、医者が必要なのか?

どんな効果があるのか?

今日は、知られているようで、全く知られていない

シロダーラについて、徹底解説します!!


そもそも、シロダーラとは何なのか。


[

シロダーラとは、

シロ=サンスクリット語で「頭」

ダーラ=サンスクリット語で「流れる」


という言葉からなる、

アーユルヴェーダ医療における「治療」です。


アーユルヴェーダでは、体の中の生理作用を

「ドーシャ」と呼ばれる生体エネルギーの理論で説明するのですが、

ここでは、説明を簡単にするために

ドーシャ理論を<省いて>ご説明します。


すごく簡単に言うと、

シロダーラは、
自律神経や、脳のデトックスです。

衰弱、過度のストレス、不眠、不安症などに効果があります。

シロダーラは「治療」と先ほど言いましたが、


シロダーラの治療を受ける前には、

必ずアーユルヴェーダ医師の問診を受け、

個人の体質と体調に合わせて、

・使用する薬草オイル

・オイルを垂らす長さ、やり方

・前後にどのような治療をする

を医師が決めます。

※使用する薬草オイルにより、どんな症状に効くかが変わります。


治療の内容によっては、

オイル以外にも、薬草を煮詰めた汁や、

ミルクなどを垂らすこともあります。

、、、と、ここまで説明するだけで、

かなりシロダーラのイメージが変わった、

という方もいらっしゃるのではないでしょうか?


日本だと、美容スパで、

いきなりベッドに横になり、オイルを垂らし始め、終了。

ということもありますが、

それでは、効果が半減。

シロダーラの本当の効果は得られていません。


、、と私が説明しても、あまりピンとこないと思うので、

シロダーラを実際に、定期的に受けている著名人、


<ハイパーメディアクリエイターの高城剛さん>の記事を

ご紹介したいと思います。

高城剛さんは、アーユルヴェーダの本を出すくらい、

アーユルヴェーダ好きなんです。

バリバリの起業家、ITの人のイメージがあるから、

ちょっと意外なのではないでしょうか。

では、早速、いってみましょー!


==ここから引用================

もう10年近く、
18ヵ月から24ヵ月に一度程度のペースで
スリランカにあるアーユルヴェーダ施設に通っている。

アーユルヴェーダは5000年以上前の
ヒマラヤに源流をもち、
WHO(世界保健機関)も認めている
世界最古の伝統医療だ。

そして、南インドを中心に
伝承がひろがったアーユルヴェーダが、
最も古い形で現存するのがスリランカなのである。

国家として伝統医療省(通称・アーユルヴェーダ省)を設立し、
伝承保護と人材育成に多大な努力を惜しまなかったこと、

さらに、この島国が別名「緑の島」と
呼ばれるほどハーブが豊富なことに、その理由がある。

現在では、本場南インドにある州立の
大規模アーユルヴェーダ専門病院
に自国産ハーブを送るほど、
アーユルヴェーダはスリランカを代表する
輸出産業にも成長した。

冒頭でふれたように、
僕がアーユルヴェーダの魅力に
取り憑かれてから、もう10年が経とうとしている。

アーユルヴェーダは、

身体より何より、脳に効く。

アーユルヴェーダの秘術のひとつである

「シロダーラ」

額にオイルを垂らす施術で、
日本でもエステサロンで表層的には
取り入れられているが、
スリランカで受ける本物とはまったく似て非なるものだ。

というのも、「シロダーラ」の施術には最低でも4日間が必要なのだ。

被施術者は、まずドクターによるコンサルテーションを受ける。
ドクターは、被施術者が本来もっていた体質と
現在の体質との違いを見極め、適切なオイルを選ぶ。

そして、体内にある毒素を排出させてから、
24時間をかけてオイルを額に垂らし、
頭部に浸透させる。

この間、インターネットはもとより読書や会話まで、
脳に情報をインプットすることは一切禁止され、
脳に詰まったノイズをクリアする。

これを最低でも二昼夜続けるのだ。

「シロダーラ」後の開放感と浮遊感は、
じつに驚くべきものだ。

世間ではマインドフルネスなる、
いまひとつ不明瞭な言葉が跋扈しているが、

「シロダーラ」のこの「感じ」は、
いままで多くの体験をしてきたと自負する僕でも、他に類を見ない。

それゆえ、心身ともにノイズが溜まったころを見計らって、
スリランカに通うようになったのである。

ここスリランカには数多くの外国人を
受け入れるアーユルヴェーダ施設があるが、
今回は仕事を抱えていたせいもあり、
エネルギー循環を推進するリゾート型のライトな施設を選んだ。
ハードな施設だと電気やガス、水道すらもない。

僕に限らず、現代社会に生きる誰しもが、
食事や環境、人間関係、社会との軋轢から
金銭面の不安まで、
あらゆるノイズに囲まれながら生きている。

そんな現代社会では、「便利」や「皆が」という言葉で
お互いを紛らわせるだけに留まらず、
自分自身と徹底的に向き合いながら、
ときには毒出しする必要もあるだろう。

コンピュータなら、アプリケーションで
ウィルスを除去したり、
アクティビティモニターを見ながら
デフラグしたりとメンテナンスが可能だ。

しかし、人間はそう簡単にはいかない。

アーユルヴェーダが
心身を再構築するひとつの手法なのは、間違いない。

=======================

ということです。

彼にとっては、

「シロダーラ」は、
「脳からノイズを消すための究極のリラックス」

であり、

アーユルヴェーダマッサージは、

「オイルで体内にある毒素を排出させ、
新しい心身を構築する手段」

なのですね。


うーん、表現が上手!!ですね笑
さすがです。

私も、こんな表現力を身につけたいものです。

、、ではなくて、


まぁ、実際は、受ける方の状況によって、

シロダーラに使用するオイルが変わるので、

効果効能は、様々なのですが、

・毒素排出

・脳の疲れ、雑音を消す

という点は、全ての方に当てはまります。


アーユルヴェーダ、すごいでしょおー。笑

もっともっと、みんなに深く知ってもらいたいなー、

と、思い、今日はシロダーラについて書きました。


今度から、

「おでこに垂らすやつ?」

って、周りに言われたら、上記の説明をしてあげてくださいね!

それでは今日はこのへんで。


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