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やりたいこと

子どもを産んだら、「やらなければいけないこと」の内容が変わり、拘束時間が増えた。育児は始まったら止まれない。

「やらなければいけないこと」の合間に、なんとか「やりたいこと」をやろうとする。たとえば、コーヒーでほっと一息つくとか、SNSのタイムラインを眺めるとか、ソファでゴロゴロするとか。

「やりたいこと」に使える時間が限られているからこそ、何をやるかの取捨選択は重要だ。数ある中から選ばれた「やりたいこと」は、「かなり、めちゃめちゃ、とってもやりたいこと」なのだ。ここに人それぞれの色が出ると思う。

ちなみに私は、「食べること」が何より大事。美味しいものを、落ち着いて食べたい。食事を雑に済ませてしまったときは、満たされない気持ちをズルズル引きずってしまう。だから、息子が少々泣いていようが、「母ちゃん、ごはん、食べる!」と宣言して食べさせてもらう。そうやって自分のご機嫌を保つのも息子のためだ。

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ここ最近、自分のキャリアについてよく考えている。保育園さえ決まれば、何ヶ月か後には仕事を再開する予定だ。

私にとって仕事は、「やらなければいけないこと」ではなく、「やりたいこと」だ。ただ、その内容については「やらなければいけないこと」が大半を占めていたように思う。

かわいい我が子を預けて働く。有限な人生の少なくない時間を費やす。ならば──

やりたいことを、やりたい。単純にそう思う。

どうして今まで、「やりたい!」って言う前に諦めてたんだろうな。できるわけないって、自分で蓋をしていたな。

そんなことを考えながら、この本を読んでいる。

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