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#終の棲家さがし⑥  ーライフヴィジョン研究室えんかつ

私はライフヴィジョン研究室えんかつ、主幹の吉川和世と申します。
セカンドライフのライフプランニングの中で、60歳を過ぎたら「終の棲家」について考えましょう~と提唱しています。

 ほとんどの金融機関が住宅ローンの支払いが完済する年齢を80歳または81歳未満に設定しています。そして、契約可能年齢の上限は満65歳または71歳未満となっていて、60歳過ぎてからも住宅ローンを申しこむことができます。

 今回の物件は、私とパートナーが二人でローンを申し込むこと(収入合算連帯債務型)にしたのですが、パートナーが2年前に独立開業したので、2年分の確定申告書類を提出することができず(3月以降ならば用意できたのですが)、ほかの金融機関では審査が難しく時間がかかるという理由で、金利が高い住宅金融支援機構のフラットに申し込むことになりました。

 3月19日にマイナス金利政策が解除となりましたが、まだ変動金利の方が安く、利子の金額に大きな差があるのですが、住宅ローンの審査を通過しなければ購入はできません。腹をくくって、必要書類を用意し始めました。
すると、自分では自覚がなかったのですが、私に借り入れがあるという指摘がありました。2021年8月に70万円を分割したことをすっかり忘れていたのです。焦ってそれを完済したのですが、その証明を出さなければならず、結構大変でした。また、パートナーが所有しているワンルームマンションを売却しなければならないなどなど、必要書類をそろえるのに3週間以上かかりました。
 その間、物件を抑えておくことはできないので、ヒヤヒヤしながら審査の結果が出るのを待ちました。フルリフォームされたきれいな部屋で、内覧申込も10件以上あったので、だめかもしれない、でもその時は仕方がない、諦めるしかないと思いながら、審査の結果を待ちました。

 ここで、夫婦で住宅ローンを借りる場合の借り方について説明します。

「ペアローン」は、共働きの夫婦(同性パートナー)や親子など、同居する者の二人の収入を別々に審査の対象とし、それぞれが債務者となってローンを組む方法です。二人とも住宅ローン控除が受けられ、お互いが相手の連帯保証人となり、それぞれ「団体信用生命保険(団信)」に加入する必要があります。
 私が利用したのは収入合算というやり方で、連帯債務型と連帯保証型の2種類があります。連帯債務型は二人とも住宅ローン控除が受けられ、ローン契約は一つなので諸費用が抑えられるというメリットがあり、私たちはこれを選びました。連帯保証型は一人が主たる債務者(契約者)でもう一人が連帯保証人になり、この場合は住宅ローン控除や団信加入は主たる債務者一人になります。
 二人で住宅ローンを組む場合、離婚になったらいろいろと面倒なことになるのですが、この先もうさすがに離婚はないだろうと考えております。(笑)

次回に続く

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