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【Weekly SELECK】資金調達では投資家からどんな質問を受けるんですか? [Idein様・取材後記]

みなさま、こんにちは!ビジネスメディア SELECK編集部の榎本(@enomon_s)です。

昨年のふるさと納税で家族が「旬のフルーツを毎月お届け」系の商品を選んだことで、我が家では毎月何が届くか楽しみにしているのですが、昨日は1人で持ち上げるのもやっとの大きさの「超大玉スイカ」が届きました🍉

実はスイカ好きは私だけなので、独り占めでかなりの贅沢ができそうです✨

というわけで、本日も「Weekly SELECK」をお届けします🙌
今回は主に、7月21日に公開した「エッジAIスタートアップIdein社の資金調達の裏側」に迫った記事の取材後記を書かせていただきます!

投資家「Googleがそれをやらないのはなぜ?」市場ゼロから33億を調達したIdein社の裏側

代表の中村さんと、CFOの小林さんにお話を伺いました✨

本記事のサマリーをご紹介

まず、今回の記事について簡単にご紹介します!

・2015年に創業し、サービスを提供するための市場すらほぼ存在しない段階から累計33億円の資金調達を実現したIdein(イデイン)株式会社に、リアルな資金調達の裏側について語っていただいたお話。

・2020年1月に正式ローンチするまで、事業をピボットすることなく、5年に渡りプロダクト開発を行ってきた。現在は国内No.1シェアのエッジAIプラットフォームへと急成長を遂げたが、それはメンバーはもちろん、「投資家の存在」がなければ成し遂げられなかった。
↓ ↓
(本文より引用)
「我々のビジョンに共感して、多大なリスクマネーを投資していただき、時間をかけて見守ってくださった投資家の方々の存在が非常に大きかった」

・投資家からは事業価値の判断のため、下記のような問いかけがあり、それに対してどのようにIdein社が価値を伝えていったのかー。
「競合と比較して何が違うんですか」
「大手が参入したら今の優位性は無くなりませんか」
「どの領域を攻めていきたいんですか」
「なぜ貴社では実現できて、Googleは真似できないんですか?」

https://seleck.cc/1535

記事本編では、事業フェーズごとにどのように資金調達を実現していったのかという、投資家との具体的なやりとりをご紹介しています!

中には「投資家の皆さんからは結構説教されるんですよ(笑)」といったエピソードも^^ 今回の裏話、かなりリアルです。

なぜ取材させていただいたのか?

公開時のこちらの一文を読んでいただければ伝わるかなと思いますが、今回は「普段は語られない」という点にフォーカスして、私から取材を打診させていただきました。
(企業の現場に迫る、生っぽい事例が多い「SELECK」でこそ語っていただきたい!という想い。)

私が取材打診先を検討する時に、企業の成長という観点で資金調達データを参考にさせていただくことがあるのですが、各社の調達リリースからは「誰からいくら調達したか」という表面上の事実しか読み取れず

投資家とどんなやり取りをしてこうなったの?
経営者じゃないから、一生リアルなやり取りを見る機会はないだろうな。
(でも裏側が気になる…。事業の情熱と価値を伝えるところだから、ドラマチックな何かが起きているんだろうか。。)

なんていう思いと素朴な疑問が、ふつふつと湧き続けていました(笑)。

私は前職が営業・コンサルなので、プレゼンの生の現場に興味が湧いてしまうんですよね。という余談。

実はIdeinさんには身内が在籍していることもあり、相次ぐ大型資金調達に驚いているだけじゃなくて、そういう関係があるからからこそ、普段聞きづらい裏側の話もグイッと聞かせていただけるのではという期待もありました。
(実際にグイッと伺わせていただきましたので、ぜひ記事本編で✨)

そういった背景から、今回の取材へと繋がりました^^

取材時に伺えなかったけど興味を持っていたお話

今回は資金調達の裏側がテーマだったので、取材時は深掘りできなかったのが、Ideinさんの給与体系についてでした。

事前にこちらの会社紹介資料を拝見していたのですが…

ここから、人事評価・給与体系パートを抜粋して紹介させていただきます。

ここまで見ていただいて、気になるところはありませんでしたか?

再度お伝えすると、Ideinさんは2015年創業のスタートアップ企業で、最初の5年はサービス自体が正式にリリースされていないんです。それまでの開発費も膨大にかかる。それでもってこの給与水準。
当然グレードによって上下しますが、すごく水準高くないですか…??

個人的には、評価制度や給与水準には経営者の思想がダイレクトに反映されていると思っているので、この部分の裏側も伺いたかった…!
(ここまで人材に投資するためにも、間違いなく資金調達は重要な鍵になりますね)

おそらく非常に優秀で稀有な精鋭人材が集結されているのではないかと、妄想が止まりませんでした(笑)。

それを伺うのはまたの機会に。

アジャイル解説の記事もおすすめ

エンジニア・開発に絡む記事が続きますが、7月27日にはアジャイル(開発)について徹底解説した記事も公開させていただきました!

開発現場だけでなく、「アジャイル経営」「アジャイルHR」など、様々な場面で耳にすることが増えてきたアジャイルという言葉。

実は、海外と比較して日本のアジャイル開発の導入は遅れていると言われていて、海外市場のアジャイル開発の導入率が90%近くに達している中、日本国内での導入率は40%ほどだそうです。

そこで、今まさにアジャイル開発への移行を検討していたり、開発以外の分野にアジャイルを取り入れようと考えている方に向けて、基礎知識から事例までをご紹介する記事となっています^^ ご興味があればぜひご覧ください♪

<目次(一部)>
・アジャイル(開発)とは?
・4つの開発手法と、ウォーターフォール開発・アジャイル開発の違い
・移行する際に重視すべきポイント
・【事例7選】アジャイル開発や、他分野のアジャイル化に取り組む企業
 
など

【事例7選】「アジャイル」とは? 開発やHRなど多くの分野で注目される理由を徹底解説!

さいごに。私がSELECKにジョインして実質1年半ほどですが、最近は今まで以上に「記事の執筆が楽しいモード」に突入しています!

編集部メンバー間では「産みの苦しみ」と言ったりもしますが、SELECKは記事が濃厚でボリューミーなので、1本書き上げるのが大変な時もあります。

さらに、(新人以外は)書き上げるまでの途中段階を編集部メンバーに見てもらうこともほぼ無い個人仕事なので、下書きをUPして編集長に見ていただく時は、どんなに自信があったとしてもドキドキです(笑)。
取材・執筆中の色々な判断が、吉と出るか凶と出るかみたいな。

でも、編集長の舟迫(れい)さんはとにかく褒め上手。おだてるとかじゃなくて、事実として良い記事が書けていたりスキルUPしていれば、的確に適切に・幸せになるくらい褒めてくれます😊

れいさん流の「褒める技術」とかの著書を出していただきたいと思う、HAPPYな毎日です。

そして取材先や読者のみなさまからのリアクションが、とっても励みになっています!いつもご協力&記事をお読みくださりありがとうございます✨

では、今回はこの辺で!またお会いしましょう〜👋

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