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ブラジルのことしか考えたくなかった自分の心は今はアルゼンチンに🇦🇷。「愛を語る」という言…

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ブラジルのことしか考えたくなかった自分の心は今はアルゼンチンに🇦🇷。「愛を語る」という言葉が好きです。それに足る表現を実現できたら、またその後を考えます。

マガジン

  • 退屈な毎日にちょっとだけ希望を付加してくれる。

  • コロナ

  • 土岐麻子のこと、ドルのこと

    ドル、のことを記録します。

  • 「この歌を君のために歌うこと」(仮)

    書きながら考える試み。最終回で本当のタイトルを見つけることが希望。

最近の記事

小西康陽-東京丸の内と「世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。」

 2023年8月23日、丸の内コットンクラブで小西さんのライブに参加しました。その様子はこんな感じで、僕としても改めて小西さんを追いかけてきて良かったと実感する楽しいライブでした。 https://www.instagram.com/p/CwSlYD1S1HD/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA== ライブを楽しみながら久しぶりに色んなことを考えたのでつらつらと書いてみる(そういうことになるライブは自分にとっ

    • 2022ベスト10 -これはブログではない-

      昨年の「とわ子」のように圧倒的に夢中になったものはなかったかな、と思いますが、好きなアーティストの佳作が途切れなく届けられた充実した年だったと感じています。コロナ禍で自宅生活を余儀なくされたアーティスト達がその間に悩み、考え、でもやっぱり正面から音楽に向き合って創り上げた作品(と感じるもの)が多かったことも心に響く大きな理由かもしれません。 ただ、個人的には以前にも増して映画館にばかり行っていたのでじっくり音楽を聴いていた記憶があまりない。なので抜けも多いかもしれません。そ

      • 2021ベスト10 -これはブログではない-

        相変わらずコロナ禍で精神的に大きく制限され続けた2021年。5月の終わりぐらいからプライベートの問題が大きく複雑になり、仕事のストレスも重なり9月に倒れてしましました。幸い11月までの3ヶ月で復調し、無事に年越しできました。特に9、10月はまともに音楽も聴けなかったので、その間に見逃したものもありそうですが、10作品を選んでいて現在の自分の嗜好は「エキゾティシズム」と言えるのかもと感じています。一般的な意味とは違うかもしれませんが。コメントはごく個人的な話ばかり。 ・Paj

        • 「息をひそめて」

          先日、日経新聞はこの一年政府は何をやってきたのかと強く糾弾した。それはそう。だけど、「息をひそめて」きた僕たちは微かなのかもしれないけど、極端に小さくなってしまった世界でも「僕、僕らなんだ」とは何、と思えるようになるまで進んだんだ。 Haruka Nakamuraさんが音楽を担当し、監督は中川龍太郎さんと聞いて、正直給料カットで厳しくなった財政を立て直すために契約解除した幾つかのサブスクのうちの一つだったhuluを即時再開して年度を跨いだ。 少しまとまった休みが取れた(多くの

        小西康陽-東京丸の内と「世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。」

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        • 35本
        • コロナ
          9本
        • 土岐麻子のこと、ドルのこと
          10本
        • 「この歌を君のために歌うこと」(仮)
          6本

        記事

          大豆田とわ子と三人の元夫

          今更僕がポストしなくても https://www.ktv.jp/mameo/ が素晴らし過ぎることは広く支持されている(これから広がる)と信じている。 コロナ禍以降のドラマや映画などの映像作品の多くは マスクを避けた、コロナが無かった前提を維持している。 それは、ある映像関係者が言った「マスクで口が隠された中での映像表現の正解が見えません」というステートメントが分かりやすく現時点での正解かと(ただ、コロナで変わった価値観の本質は決して回帰=現状維持ではない筈だ)。 朗読劇

          大豆田とわ子と三人の元夫

          ダフトパンクの想ひ出

          月並みだけど、解散、とのことで少しだけの愛を。 2001年の春だったと思う。僕の青春(第二次)の全てであったピチカート・ファイブがその活動に終止符を打つことが(マニアにとってはなんとなく感じていたけどそのアナウンスは唐突に)表明されて、 渋谷のO-nestでライブというよりもDJイベント的に最終公演が行われた。 ゲストこそ多彩でマニア的には嬉しかったけど、演出としては過去のライブに比べると寄せ集め感もあって…、 いや、多くのロックバンドの終焉をなぞったようで、 それはそれで本

          ダフトパンクの想ひ出

          突然の2018年の映画の話

          たまたま過去ファイルの整理をしていたらこんなテキストに突き当たった。大好きなYama-braのインターナルな共有用ではあったけど、興味深いのでここに。声を大にして言いたいのは、その事件(?)は極めて個人的なことにもかかわらず、それを許さない日本の奇妙な世論が唐田えりかという才能をなきものにし続けていることは間違っているということかも。そのために原文を全く修正せず公開します。 ************************************* このセレクションがYa

          突然の2018年の映画の話

          フィロソフィーのダンスが素晴らし過ぎて夜更かししてしまった件

          すみません。本当に忙しかったのです。世の中の動きは新聞とかNHKのニュースぐらいからしか得れてなかったのです。 もちろんコロナ前から知ってはいたのですが、フィロソフィーのダンスのメジャー・デビューシングルを今更聴いて、とにかく素晴らし過ぎて寝れなくなっています。 これがどうして凄いかとか、自分が解説しなくても多くの人が称賛してくれると思いますが、サビの鉄壁さと2ndバースに至る諸々、そして到達した際の快感は、まあ、共通でしょう。 これを10回ぐらいリピしてたら、YouTu

          フィロソフィーのダンスが素晴らし過ぎて夜更かししてしまった件

          Unclouded/ Eriko Uegaki

          今年聴いたアルバムの中で暫定第一位の上柿絵梨子さん「Unclouded」が9/1よりサブスク配信されました。 2020年の特殊な状況で聴いた、ということは要素の一つとして否定しないけど、2010年代以降自分の嗜好が大きく変わったこと。 使いたくないけど「絞られた」先にこんな表現があったのでは、と思うぐらい、自分の確信に近い音楽かもしれない、と6月のある日に狭い自室で「Magnetic」の最初の左手のオクターブを聴いた時に恍惚とした感覚に全身が包まれたことは今だって思い出せる

          Unclouded/ Eriko Uegaki

          モリコーネ・モリコーネ・モリコーネ

          モリコーネが亡くなったのは勿論悲しくて、90年代のピチカート・マニア兼サバービアだった自分の正にど真ん中だったから喪失感は強いけどどうしたらこの想いを表現出来るのか。 追悼してたら村治さんに…。 色んな場面で彼女を(何となく…)観て来たけど、数年前に伊藤ゴローさんと池袋で共演した時、数メートル先にいる村治さんがこの世の人とも思えない程の美しさで、天は時々二物を与えるからそれはちゃんと受け止めた方が良いって悟ったことをふと思い出す。 美しいものは美しいと皆んなで認めて、その

          モリコーネ・モリコーネ・モリコーネ

          君が孤独であることを、孤独な君がどう表現して生きていくのだろう①

          僕らが心から避けたいことは自分が孤独である、と認めること、他人にそれを表明することだろう。そう、地球上には70億人も、有り余る程人がいるのに、孤独ではないという人たち候補なのに、自分は孤独だ、と表明することだろう。

          君が孤独であることを、孤独な君がどう表現して生きていくのだろう①

          「ほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聞き続けている(ごくたまにであっても)生涯のお気に入りアルバムを10枚。毎日ひとつずつジャケを投稿する。」

          最近ちょっとTwitter(一部FB)で話題の企画、自分も先々週から10日間、参加しました。とても楽しかったのでここでまとめ的なものを。 1日目/10日 - Brilliant Trees/David Sylvian https://twitter.com/zen_eno/status/1006679365663375362 数日前から@pwm_さんのセレクションがTLで流れていたのを目にしていて、あ、面白いな、自分だったら何選ぶかな、と思い始めた時にパッと思いついていた

          「ほんとうに衝撃を受け、かつ今でも聞き続けている(ごくたまにであっても)生涯のお気に入りアルバムを10枚。毎日ひとつずつジャケを投稿する。」

          ものんくるが希望なこと。吉田沙良が希望を伝えること。

          日本のポップス・ユニット「ものんくる」がBlue Note東京初公演を成功させました(2018年2月26日)。その音楽性の際立ちから、Blue Noteデビューは遅すぎたと言えると思うけど、そのライブは記憶に残る完成度と想いの強さに溢れるものだったのです。 ライブ終盤、定番の「優しさを重ねること」前MCは、今回極力時間を削ったMCでも恐らく沙良ちゃんの思いを語る構成で準備されていたと思いますが、演奏的に熱かった2ndでは思い余って言い切れず、そのまま演奏に突入した訳です。

          ものんくるが希望なこと。吉田沙良が希望を伝えること。

          自分の幸せ

          もしも今自分が幸せでないとしても、 自分の大切な人が幸せであれば幸せだと思える人になりたい。 自分の大切な人の大切な人が幸せであれば幸せと思える人になりたい。 自分の大切な人の大切な人の大切な人が幸せであれば幸せと思える人になりたい。 自分の大切な人の大切な人の大切な人の大切な人が幸せであれば幸せと思える人になりたい。 ・ ・ ・ 自分の知らない人が幸せであれば幸せと思える人になりたい。

          自分の幸せ

          あるきっかけで今まで気づかなかった気持ちに気づき、何よりもそれは恋なのかもしれない、って気づくこと、は本当に幸せなことなのかもしれない。

          あるきっかけで今まで気づかなかった気持ちに気づき、何よりもそれは恋なのかもしれない、って気づくこと、は本当に幸せなことなのかもしれない。

          つなぐもの

          松たか子さんのデビュー曲、「明日、春が来たら」はかなりメジャーなので多分多くの人が一度は耳にしているのではないだろうか。 曲も素晴らしいのだけど、歌詞が印象的だ。 僕は、「永遠の前の日」という部分がずーっと残っていたのだけど、作詞が坂元裕二さん、ということを知って納得した。 松さんの歌は「わろてんか」を観てると再び毎日僕らを取り巻くけど(充分幸せだ)、また新たな坂元さんとの久しぶりのコラボがこちら。 https://itunes.apple.com/jp/album/%E

          つなぐもの