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本当のホスピタリティーとは?【キンコン西野】

このnoteは2022年6月15日のvoicyの音源、『CHIMNEY TOWN 公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。


今日は「本当のホスピタリティーとは?」というテーマでお話ししたいと思います。

お知らせ!『西野亮廣講演会』全国各地で開催予定!


西野亮廣講演会』のお知らせです。
全国各地で続々と開催が決まっています。

7月2日(土)に沖縄、
7月16日(土)に豊橋、
7月18日(月)に福岡、
8月7日(日)に東京、
8月20日(土)に熊本、
9月4日(日)に岐阜で、それぞれ『西野亮廣講演会』がございます。

私、西野亮廣がマイク一本で1時間半ほど喋る変なイベントです。

チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。

サロンメンバーさんが作ってくださったイイ感じのホームページに飛びますので、そちらから。

会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。

チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。


よろしくお願いします。

お知らせ!今週の『スナック西野』はスーパーテレビマンの佐久間さん 


月に2度(隔週土曜日)に、僕の友人やお仕事でお世話になった方を自宅にお招きして、お酒を呑みながら、今、現在進行形で向き合われているお仕事の話を、お客さんの存在をそこそこ無視しながらネホリハホリ聴き倒す(あるいは喋り倒す)『スナック西野』というYouTubeのメンバーシップがあるのですが、今週のゲストは『ゴッドタン』や『あちこちオードリー』でお世話になっているスーパーテレビマンの佐久間宣行さんです。

佐久間さんとのお付き合いは本当に長くて、『キンコンヒルズ』という、梶原君が唯一テレビで力を出せた奇跡の番組でご一緒させて頂いたのが始まりです。

もう10年以上前の話ですね。

そこから、僕が調子に乗り出した頃に、『ゴッドタン』や『あちこちオードリー』といった番組に呼び出されて、タコ殴りにされる…という伝統芸能に繋がったわけです。

佐久間さんの凄いところは、秋元康さんとか、鈴木おさむさんとかもそうですが、批評する側に回らず、今なお新作を作り続けているところで、そこはもう尊敬しかないんですね。

もう、僕、シンプルに「頑張ってる人」が好きなんだよね(笑)

そんな佐久間さんに「次、何やるんですか?」という質問をぶつけてみました。

とても面白い回になっておりますので、西野亮廣のYouTubeチャンネルから、チェックしてみてください。

今週土曜日です。


よろしくお願いします。

けんすうサンの「サービスが重すぎる」に共感


そんなこんなで本題です。

今日は「本当のホスピタリティーとは?」というテーマでお話ししたいと思います。

昨日、ちょっと面白いことがあったんです。

僕のお友達の「けんすうサン」が、ウチの後輩が渋谷でやっている『CHIMNEY COFFEE』の常連さんで、お客さんとしてお店に来てくださった時に「気になったこと」があったら、すぐに共有してくださるんです。

本当に、本当にありがたい話です。

その中で、昨日、けんすうサンから「店員さんが丁寧でとっても素晴らしいんです!」という前置きがあった上で、「『フィナンシェを持ってきてくださる時に、席の前でものすごく丁寧にお辞儀をしてくださる』『「店内の温度は寒くないですか?」と物凄く丁寧に聞いてくださる』で、メチャクチャホスピタリティーが高いのですが、逆に、『スマホで本を読んでいるから、早く置いて欲しい』『冷房とかの質問されるのはちょっと…』というのがお客さんの本音で、丁寧度が高すぎるというか、コーヒーを飲むだけにしては重すぎる感じがします」というご意見をくださったんです。

本当は僕が足繁く店に通って、こういうところを指摘しなきゃいけないと思うのですが、この「サービスが重すぎる」というのには、もう大声を上げるぐらい共感しています。

「どやホスピタリティー」はストレスでしかない


僕はこれを「どやホスピタリティー」と呼んでいるのですが、「ここまで配慮ができる私達、どう?」というのって、お客さんからすると「気を使ってくださって、ありがとうございます」を強要されているようで、ストレスでしかないんですね。』

イメージしやすいところでいうと、タクシーを呼んだ時に、運転手さんがわざわざ外に出てきて、手でドアを開けるサービスとか(ご本人はサービスのつもりかもしれませんが)こっちからすると本当に迷惑で、「そんなのいいから、とっとと出発してください」というのが本音なんです。

「なんの為に、自動で扉が開く設計にしてるんだよ」という。

タクシーの中のサービストークも要らない。

こっちはドライバーさんと喋りたくて、タクシーを選んでないから。

昔、僕、仲間を叱ったことがあって、この話は尾原和啓さんが「サロンのネタで使っていいっすか?」と言っていたので、詳しくは尾原さんのサロンで確認していただきたいのですが…僕は昔から番組MCをさせていただく機会が多かったんです。

単独でやる場合もあれば、誰かと一緒にMCをやる場合もある。

毎週ゲストの方を迎えるわけですが、中には、新人の俳優さんや、新人アイドルの方も来られるんですね。後輩芸人も来る。

本番前は、タレントさんは「前室」と呼ばれる「スタジオ前の部屋」で待機するわけですが、新人の方って、前室で座らないんです。

そんなルールなんてないのですが、「新人は立っておかなきゃいけない」みたいな空気って、どこでもあるじゃないですか?

あれが、番組でもあるんです。

で、やっぱりMCとしては本番前だし、座らせてあげたいし、緊張をほぐしてあげたいですよね。

そこは、多分、MC全員がそう思っていると思います。

そんな中、一緒にMCをやっていた仲間が、前室で立っている新人の俳優さんに対して、椅子を出して「座ってください」と言ったんです。

で、その行為に対して、僕は、そのMCを後で叱ったんですけども…あれをやっちゃうと、相手は「気を使わせてしまった」と思っちゃって、余計に萎縮しちゃう。

場合によっては、「ありがとうございます」というお礼を強要することになっちゃう。

配慮をしたつもりか知らないですが、相手にストレスをかけているわけですから、これは「ホスピタリティー」じゃないんですね。

「あなたの為にやってますよ」が前面に出るのはホスピタリティーとは呼ばない


そのへん、ダウンタウンの浜田さんとか本当に上手くて、前室で直立不動の新人アイドルとか見つけたら、「お前がそこに立ってたら、俺が立たせてるみたいで、悪く見えるやん。頼むから、座ってぇや〜」とお願いするんです。

表向きの理由は「俺の好感度の為に座ってください」です。

目的は、どちらも「新人アイドルを座らせてあげること」なのですが、これ、後者の方が圧倒的に座りやすいんですね。

浜田さんを助ける為に座るわけだから、座ることに対する「申し訳なさ」がない。

「ホスピタリティー」って、こういうことで、「あなたの為にやってますよ」が前面に出ちゃうのはホスピタリティーとは呼ばないんです。

これは、サービスに限らず、後輩と接する時も、女の子と接する時もそう。

「いかに、相手に『配慮していること』を悟られずに、目的を達成するか?」というのが大事で、配慮なんてものは、「よくよく考えると、あの時、配慮してくれてたんだな」と後からバレるぐらいでいいと思います。

おそらく皆さんの周りにも「どやホスピタリティー」がたくさんあると思いますし、皆さん自身も時々やられていると思います。

ただ、「居心地の良い場所」や「居心地が良い人」には、この「どやホスピタリティー」は絶対に無い。

ここはサービス設計をする上で、後輩や友達や異性と付き合う上で、抑えておいた方がいいと思います。

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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!

★Androidの場合
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【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!

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