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自分がブラック研究室で見てきた現実について

0.はじめに

こんにちはの方はこんにちは。
そうで無い方ははじめまして。
.Enter(どっとえんたー)と申します。
北の大地で新米エンジニアやってます。
今回は前回のnoteで説明した通り、ブラック研究室に1年以上在籍して見てきたものの話です。
記事の性質上、あまり気持ちのいい記事では無いかもしれないので、その辺が受け付けられない方はブラウザバックを推奨します。
その点にご留意頂ける方のみ、閲覧していただければと思います。

1.何故ブラック研究室に入ったのか

結論から言うと、「自分の興味がある研究分野を取り扱っている研究室が、自分が通っていた大学だとそのブラック研究室しかなかったから」ですね。
成績は上位をキープしていたので、研究室の選択権はありましたが、学びたいことがその研究室にしかなかったんですよね。
具体的な研究分野については伏せますが、独学でやるにも少し無理のある内容だったのもあり、また、その研究室のヤバさを詳しく知らなかったことから、自分は割と躊躇なくその研究室に所属を決めました。
なんなら所属を決めてしばらくした後に、歓迎会で研究室の一角に積まれた布団を見てもあまりブラックという感じはせず、「まあ研究室だしそんなもんなんだろうな」としか思いませんでした。
これが、自分がブラック研究室に入った経緯です。

2.ブラック研究室で見てきたもの

とりあえず軽く箇条書きで纏めます。

・同じ研究チームにいて、研究チームのリーダーを務めていた先輩がある日突然音信不通になる
・4年生や院生もいるにも関わらず、「来年度もこの研究室にいるから」という理由だけで自分がその研究チームのリーダーに選ばれる
・研究チームのリーダーというだけで先輩の業務を任され、何もわからない状態なのにミスをすると他の同期がいる前で先輩に怒鳴られ晒し者にされる(うまく行っても労いの言葉はなし)
・教授に執拗に院に行くよう誘導・説得される(自分以外にされた人がいる)
・大量のタスクを「全部やれば成長できるからさ」と言われながら押し付けられる
・その研究室の前段階とも呼べる活動である課外活動を体調不良で途中で抜けただけで同期から「裏切り者」の烙印を押される
・提携している先方の都合を所属している学生の健康より優先し、深夜0時からの業務をやらせてくる
・学生の精神が壊れて使い物にならなくなったら暴言を吐いて見捨てる

...書いている途中で吐き気がしてきました。
とりあえず、太字で書いた部分についてもう少し深く掘り下げます。

1.院に行くよう説得・誘導について

これは僕含め数人やられました。
理由としては、所属していた研究室の運営が基本的に院生メインで成り立っているためだと思われます。
研究室一同でのバーベキューや合宿(僕が所属していた頃はコロナの影響で中止していましたが)などのイベントは、院生が中心になって計画・運営していました。
今考えると、ある種の人身御供みたいなものですね。院に行くことを考えていなかった学生も無理に院生にしようとしたことがあったあたり。

2.同期から「裏切り者」の烙印を押されたことについて

これは一度見ただけなので、周りの反応を見る限り多分裏で言われていたんでしょうね。
僕は体調の関係で、所属していた研究室主催の課外活動を抜けたことがあるのですが、そのせいか僕と他の院進組との間には確かな溝がありました。
そして、グループ活動でグループ分けする時に僕のことを「裏切り者」と書かれたんですよね。
周りが無反応だったあたり、多分裏で僕はいつも言われていたんでしょう。
本来こういうブラック研究室って、研究生は結構結束していると聞いたことがありますが、僕にはそんな味方は誰もいませんでした。

3.深夜0時からの業務について

ちなみに無給です。確か。
しかも僕の研究にある程度関係あるとはいえ、基本的には教授が頼まれたことの丸投げなんですよね。
しかも僕自身、院の講義の関係で5時半起きとかしてましたし。
今考えてもまあまあ狂ってますね。
その上で普通に講義受けたり、後輩の指導もしてました。
それはキャパオーバー起こして壊れますよね。

4.教授に暴言吐かれて見捨てられた件について

これは僕が研究室を離れて少しした後のことになりますかね。
一応恩義があったので、教授に報告しに行ったんですよ直接。
その時言われたのが、もう覚えていない(心の防衛機構が働いたから?)のですが、こちらの人格や選択、能力を全否定するような暴言でした。
正直ボイスレコーダー持っていって、録音しておけばよかったと後悔しています(ネット上に晒すために)。

5.大学のハラスメント対策の部署に駆け込まなかった理由について

これについては、ちゃんと理由があります。
1つ目は、教授が大学の運営とズブズブだったため、届出を出しても一蹴されるか揉み消される可能性が高かったこと。
二つ目は、基本的に言葉の暴力が多かったので、ボイスレコーダーによる録音ができていなかった(これは自分の不手際ですが)こと。
三つ目は、この事に真剣に向き合おうとするとメンタルが壊れてもっと使い物にならなくなると感じたこと。
これらが主な理由です。
まあ、今考えると大学もゴミですね。
一応、深夜作業の証拠のslackのやり取りとかはスクショで残っているので、本当に耐えきれなくなったらそのうちどこかで使いますかね。
あ、ちなみに研究室の関係者とは全員縁を切ってます。もう二度と話したくない、あんな奴ら。

3.おわりに

以上で、軽くではありますが僕のブラック研究室体験談は終わりになります。
他にも、僕自身は直接被害を喰らわなかったものとして、
・明らかな院生候補者の贔屓
・適応障害で休学した研究生を嘲笑う先輩達
など、今考えるとほんまに終わってるなって案件が割とありました。
ブラック企業と違って、大学という閉鎖的な環境だからかブラック研究室の話はなかなか問題提起されないことも多いと自分は感じます。
ただ、ブラック研究室も人を壊してその後の人生を台無しにすることには変わらないので、もっとその危険性を世の中に周知されるべきだと感じました。
僕のこのnoteがその一助になれば幸いです。
春から大学生になったり、これから研究室配属を控える皆様、どうか僕みたいにブラック研究室に人生を壊されないことを祈ります。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました。
もしよろしければ、このnoteのスキや拡散、筆者のTwitter(X)のフォローをよろしくお願いいたします。
今回のnoteに関しては、特に多くの方に届けたい内容のため、Twitter(X)での拡散を強くお願いいたします。
それでは、また。



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