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そもそも「日本」ってなんだ?

2019年8月、実は、記念すべき日を迎えられそうです。
2014年に起業して以来、これをライフワークにしようと思い、情熱を持って身を捧げることのできる事業を見つけました。
「思いついた」とか「出会った」とかではなく、今まで歩んできた軌跡の中から、「見つけた」「気づいた」というのが非常に的確だったと思います。
その軌跡の中から見つかったので、少しこれまでの道のりを書きます。

(今考えれば)何も考えずにスタートした、起業後最初のビジネス

思えば、2014年にスタートさせた日本茶事業は、とにかく猪突猛進した時期でした。何のバックグラウンドもなく、十分なテストマーケティングもできず、とにかく信じることをやろうと決めて実行し続けた日々。
そのため、予測と全く違う結果を迎え、修正が効かずに事業クローズを余儀なくされましたし、借り入れもそのまま残って返済をずっと続けていますが、この経験は私自身を形作るのに非常に重要なものでした。
少しだけ、過去のnoteに書いていますので引用します。

ただ、「日本のプロダクト・サービスを世界へ」の一心だった

本当に純粋に、これだけを考え、ではどうしたらそれができるか?の実現のために、「2020年東京五輪時に、日本人が胸を張って外国人に説明できる食文化を、日本人にこそ浸透させる」というミッションの基に、日本茶tea standとtea barを連続してオープンさせ、メディアにもかなり多く取り上げて頂きました。その節は皆様ありがとうございました。
ただ、そこには自分の力不足や、ピボットのできない袋小路に最初から差し掛かっていた(ここ、別のnoteで後日書きたい)ことから、残念ながら事業はうまくいきませんでしたが、
「2020年東京五輪時に、日本人が胸を張って外国人に説明できる食文化を、日本人にこそ浸透させる」
→これ自体は今でも思っていることです。
ただ、ちょっと視点を変えました。

日本のプロダクト・サービスを世界に伝えるのは、日本でマジョリティの日本人よりも、世界の中ではマイノリティな日本好き外国人の方が適している

私が、tea stand事業やCO&COの日本語学校・コミュニティ事業を通じて知ったのは、「世界の中でこんなにマイナーな日本を好きで来る外国人は、概して日本人よりも日本に熱狂的」ということです。以前にCO&COのことを書いたので引用します。

例えば留学生を考えたときに、アメリカ、カナダ、中国、シンガポール、ヨーロッパ、オーストラリア、と世界には英語も使えて豊かな経験のできる留学先がたくさんあります。その人の選択肢の中に、”極東”日本がランクインするのです。日本語という超マイナー言語を自在に操らないと生活もままならないような、マイナー国を選んでくるその人たちの多くは、既に日本に熱狂的です。
直接何百人と理由を聞きました。「キャプテン翼が好きだから」「日本のゲームに夢中で、●●というゲーム会社に就職したい」など、既に熱狂的な人にたくさん出会いました。日本人からすればそんな小さなことかもしれませんが、何度も言いますが日本語しかほぼ通じない”極東”日本を選ぶというのは、その時点で大きなハードルを越えてきています。

ああ、ここにいた。ここにあった。」というのが、あっけらかんとした発見でした。日本コンテンツをコモディティとして見てしまっている日本人より・・・彼らの方が、でした。
tea standで必死に日本人に浸透させようと思っていた「胸を張って日本を語れる人」は、既に”日本を愛する外国人”として存在したのです。

世界中に散らばる”日本愛を持った外国人”が、日本を世界にPRする未来

何度も言います。日本は非常にマイナーで、日本を好きで集まる人は、アメリカの「アメリカンドリーム」や「ハリウッド」や「ニューヨーカー」のような特定のマスイメージに集まったのではなく、非常に分散して多様な趣味趣向です。日本は、小さい国土の中に四季折々の顔を見せる様々な土地があって、観光資源も分散しているために、場所という物理的制約も多く受けます。(特に、日本のテクノロジーに集まる人は現在では少なく、文化的に愛して集まる方が多い印象なので、物理的制約は大きいと思っています)
だったら、物理的制約の少ない世界的ネットワークをオンライン x オフラインで作ることにより、日本を世界にPRできる一大ネットワークが完成する。それがあるべき未来の姿だなと思っています。

「日本」というくくりって何だ?日本って何だ?

実は、この裏側には、「日本」を捉えなおさないといけないという裏テーマがあります。これは別でまた詳しく書きたいですが、血脈や場所や言語というくくりで日本を捉えていると、いつまで経っても日本の価値を高めるという得たい結果から遠ざかるばかりか、競争にされされている世の中では(そもそも生存自体が競争という考えを個人的に持っているので、常に競争にさらされるのが生物の性ですが)、注目されなくなり衰退していく一方です。
そこで私は、上述のように日本を愛する人たちが愛するものそのものが日本であって、それを伝える人や代表する人たちは、国籍が日本でなくてもいいのではないか?という逆張りのポジションをとっています。
もちろん、血脈や場所や言語が、外国人も愛する日本文化の構築要素になっているというのも否定しませんし、それは非常に重要なファクターだと思っていますが、その出口としては血脈や場所や言語は関係ないという意味です。

こんな未来を実現するための事業を、株式会社ルシール 代表取締役CEOとして実現していきますので、よろしくお願いします。

それでは、次のnoteでお会いしましょう!

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事業の失敗経験を糧に、明るく前向きに、娘と妻と一緒に頑張って生きています! 世界中の日本好きがもっと日本好きでいられるようになれば、幸せ。そのために事業としてSustainableにします!

ありがとうございます!うれしいです!(^^
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藤田大次郎 | NIHON Ambassador(日本...

株式会社ルシール 代表取締役CEO 株式会社CO&CO 執行役員CCO 世界中の日本好き外国人やインフルエンサーと創る、日本愛プラットフォーム。 nihon-ambassador.com■日本茶博士■日本語教師■京大工学部卒→Johnson&Johnson→ベンチャー→起業6年目

思うこと。

事業のこと、事業以外のこと、世界のこと、日本のこと、いや、地球のこと、銀河のこと、宇宙のこと。
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