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ある日どこかで どこかにいる人たち

 この映画が午前十時の映画館というTOHOシネマズの企画に初めて上がっていると知ったとき、私のお気に入りの映画だけど、みんな好きだったんだと驚いた。まあ、何回も昼下がりのテレビで再放送されていたので、好きな人は多かったんだね。

私は人づきあいが苦手なんで身近に深い映画友達がいなかった。もちろん、映画好きな家族や友達と流行りの映画を誘い合って見てはいたけど。地味な映画は私だけのものになりがちだった。SNSの害は確かにあるけど、狭い興味でも好きな人をお互い知ることができるのは励まされる。

この映画はクリストファー・リーブとジェーン・シーモアというクラシックな美貌の二人が主演のSF恋愛映画だ。監督もほぼ無名の人で地味なんだが、何とも味わいのある深みのある映画だ。

クリストファー・リーブは当時スーパーマンで有名だったけど、今あのシリーズを再見している人いるかな。あの当時でも私はくだらないって思ってました。ジェーン・シーモアは007で売り出したけど、向こうではDr・クインというテレビシリーズで有名だったらしい。この人は早くに家庭に入ってしまったが、知的で上品な美貌の人だった。

でも、この映画はクリストファー・リーブの演技を堪能する映画だ。過去と現在を行き来するタイムリープものなんだけど、セットが美しくて夢のようだった。そして、脚本の深さ。映画館で見てほしい映画だ。

 古典的な映画は常識が変わっていることもあって、映画を見慣れている人でも取っつきにくい。家で時間が余っているときか、もしくは、劇場で見てほしい。新シリーズも放映されるようだから、リンク貼っておきます。

午前十時の映画館  私はこのなかで「座頭市」の第一作目が見たいかな。




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