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新基準に該当しない遊技機30%ルールを守らないホールへ行ってみた

マンション買いました

我が事で恐縮なのですが、昨年11月、千葉県印西市にマンションを購入しました。無職なのにね。偉そうにね。初めての持ち家なので戸惑うことばかりで、特に管理組合の存在は驚きました。それまでのアパートにはありませんでしたから。

不動産会社の営業マンによると、管理組合のしっかりしていないマンションは勧められないとのこと。分譲マンションは管理組合の設置が義務づけられているけれど、実態はピンからキリまで。ロクに機能していないマンションでは、大規模修繕工事すらできず老朽化し、共用部分はゴミだらけとなり、まともな住人ほど去って行く。ほんの数年で生活困窮者の集合住宅みたいになるそうです。

管理組合は、自分達の住みやすいマンションを維持すべく自分達で代表者を決め、自分達でルールを作り、全体の秩序と発展を求め運営する組織。身勝手な住人が増えれば、マンションの秩序は崩壊し、価値を大きく下げ、地域の嫌われ者となる。


転じてパチンコ業界

パチンコ業界最大の組合は、ご存知の通り全日遊連です。ホール業界を維持すべく、自分達で代表者を決め、自分達でルールを作り、全体の秩序と発展を求め運営する組織。

直近の「ルール」といえば、新基準に該当しない遊技機の30%規制でしょう。ギャンブル性の高いパチスロ機を設置台数の3割に抑えるという規制は、社会の要請(という名の警察圧力)を受けて産み出されました。

当初は即時全撤去すら予想された規制ですが、それでは中小ホールは破綻してしまう。全日遊連は喧々囂々の議論を重ね、30%というギリギリのラインを警察に示します。警察はこれを了とし、ホール業界の破綻は回避されました。

30%規制は警察との約束、即ち社会との約束であり、業界全体を守るための約束なんですね。

にも関わらず、守られたはずの中小ホール自ら、規制を破ってしまうという、悲しい事案が発生しました。


30%ルールを守らないホールの主張

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