chatGPTは近いうちに「無敵の人」を生み出す 2023/02/19-20 ダイエット日記
2023/02/19の食事
連日の王将。またもホイコーロー。
最近怖くて体重計に乗ってない。
試しに乗ってみたけど体脂肪率が表示される前に体重計を降りたのでセーフ。危ないところだった。
2023/02/20の食事
麻婆豆腐ってこんなに脂質・カロリー高いかなぁ。まあ、白飯300g食べておいて今さら何を言ってるんだって話ですが。
ナス味噌も肉は脂身の少ない部分を使い、炒め油はオリーブオイルを少量。おそらく脂質はここまで高くありません。
なら体脂肪を計れよって話ですが。
無敵の人とHagex事件(福岡IT講師殺害事件)
加害者と被害者
無敵の人といえば、これ。
4年ほど前に書いた記事ですが、無料開放しているのでご一読ください。
無敵の人事件は近年頻発してますけど、世間的にあまり知られていないのが2019年の福岡IT講師殺害事件。通称〝Hagex事件〟。
殺されたのはIT講師、Hagexの名で活躍する岡本顕一郎さん(当時41歳)。犯人は無職の松本英光(当時42歳)。以下、敬称略。
殺されたのも殺したのも自分と同じ年代。僕も講師をしていましたし、恥ずかしながら人気ブロガーと呼ばれた時期もありました。一方で引きこもり経験もあるので、両者を身近に感じられ、強烈な印象を残したのです。
事件のあらまし
松本は日頃からネット上(はてなブログ・はてなダイアリー等)で誹謗中傷コメントを繰り返していました。そのしつこさ、悪質さは有名で、相手を〝低脳〟と連呼することから〝低脳先生〟と呼ばれていたほどです。
有名ブロガーであったHagexも松本に何度も荒らされており、はてなに対して通報を行っていました。
アカウント停止処分となっても松本は新たなアカウントを作成し、ひたすら誹謗中傷を繰り返します。
無職ゆえか、人生経験の少なさゆえか、松本の煽りは深みに乏しく、「お前は死んだ方がいい」「低脳」などと直球の罵倒を繰り返す様は、まさに〝低脳先生〟。周囲は呆れ、ウザがり、無視するようになっていきました。
他者からの嫌悪はどこ吹く風で誹謗中傷し続けたものの、新規アカウントも次々と停止されるため、松本は苛立ちを募らせます。2016年から2018年の間に凍結された回数、実に100回。
そんなある日、Hagexのブログ記事が目に止まりました。
低脳先生という荒しがいる
松本はHagexに対し、多いときには1日7回ものIDコール(誹謗中傷)を行っており、松本はその都度はてなに対し通報を行いました。通報内容はただ一言、「低脳先生です」。
Hagexはブログでこう書きます。「『低脳先生』と書くだけで、はてなは彼のアカウントを停止するようです」と。
これにより、今まで罵詈雑言を浴びせられ続けてきた被害者達は、即座に通報を行うようになりました。はてな運営は荒しに厳しい姿勢で挑み、松本のアカウントを次々と停止させます。
明確な加害者である松本と、明確な被害者であるブロガー達。
しかし松本は驚くことに、被害感情を募らせていったのです。
東海道新幹線死傷事件の発生
2018年。東海道新幹線車内で死傷事件が発生したのを覚えてますか?
新幹線内でナタを振り回した事件は、日本の安全神話、鉄道の安全性を揺るがしました。
犯人は「社会で1人で生きることが難しく、刑務所に入るため犯行を計画した」「見事に殺しきりました」と語っており、典型的な〝無敵の人〟です。
ゆえに「東海道新幹線死傷事件の犯人は低脳先生じゃない?」と噂が立ちます。しかし返す刀で、「いやいやw 低脳先生はネット弁慶だからありえないw」という書き込みがあった。
松本の脳、感情は、この書き込みで閾値を超えます。
無敵の人の〝被害性〟ロジック
ネット上でしかイキれないと言われた松本は、行動に出ます。
アカウント停止のきっかけは通報。大量通報のきっかけは〝低脳先生〟のフレーズ。フレーズの作者はHagex。そうだ、Hagexを殺そう。
松本は、Hagexが講師として登壇するセミナー会場(福岡)へ向かい、講演を聴いてHagexの顔を確認。セミナー後、トイレに行くHagexを待ち伏せしてめった刺しにしたのです。
二人は初対面。それどころか、メールやDMで直接やり取りしたことすらありませんでした。
松本は犯行後、自分を通報した人間に対し、こう告げます。
これ、むちゃくちゃな話でしょ。だって誹謗中傷を繰り返した加害者は松本ですよ。なんで被害者ぶってるのか。
ただの逆恨み。Hagexらへ嫌がらせしていたのは松本であり、Hagexらは松本へ嫌がらせをしていません。松本自身が荒し行為を止めればいいだけの話です。
しかし松本は、人生で敗北し、惨めな自分から目を逸らすべく、他人を叩いていた。なのにすぐ封殺されてしまう。最後の居場所すら奪われたと感じ、精神的に追い込まれ、捨て鉢になった。
誹謗中傷や罵倒は自分が生きている唯一の証なのに、それを妨害する連中は許しがたい悪党。自分は被害者そのものである。もう許せない。刃を握り、復讐するのだ。
信じられないかもしれませんが、無敵の人が犯す殺人は、生存本能に近い。
そこでAI、chatGPTの登場です。
chatGPTは人を殺す
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