見出し画像

株日記2022/11/28「ゴミを拾っただけで!」と切れ散らかす人達

【この記事は】
奇跡の7連勝で11月の勝利をほぼ確実にした株取引は、ついに負けた。
後半は、ワールドカップを観戦したサポーターが試合後にゴミを拾いメディアから称賛されたことへ、なぜか怒りを向ける人達の特徴、その理由について。

2022/11/28の収支

-23,482円

うん。これは想定内。

上げ続けたパチンコ株は一服し、全面安の展開となりました。先週末は利確したい欲求が凄かったものの、1年以上に渡り全メーカー保有してるんだから続けてみようと放置を決めました。

で、案の定、下がった。これはしばらく下落するでしょうね。表計算を使った信用取引で稼がねばなりません。

信用分は堅調と言っていいのかな。

通信セクターの売りはキレイに決まりそうな気配。

実は電力セクターに買い指示が出てるんですけど、先週に東京電力を利確したため、今日の大幅上昇を取れませんでした。くやしい。


日本人が褒められることに耐えられない人達

先日のワールドカップドイツ戦、試合終了後にゴミを拾うサポーターたちが話題になりました。カタールの現地メディアだけでなく、アメリカのスポーツ専門誌からイギリスの新聞まで大絶賛。

なんか嬉しくなりますよね。そしてなんだかちょっと誇らしく感じ、ちょっと照れくさい感情も交じる。まるで自分が褒められてるような気分になる。サッカーサポーター、偉い。

野球も国際戦ではファンがゴミを拾うようになってきましたし、マスコミが報じない普通のペナントレースでも拾う人は増えてきた。「こうすればいい」との意識は徐々に広まっています。僕も神宮観戦の時は少しだけ周囲のゴミを拾うようになりました。サッカーファンありがとう。

でね。

これに対して「ケシカラン!」と怒りをぶつける人達がいる。

大王製紙元会長の井川意高

衆議院議員の米山隆一

元東京都知事の舛添要一


あまりにも幼稚な指摘内容

彼らの言説はほぼ同一です。

・清掃人の仕事を奪ってる
・外国人に褒められて喜んでるやつはバカ

清掃人の仕事を奪ってる

これ、ほんと間抜けな指摘です。日本サポーターが一部のゴミを拾ったところで、掃除はそれで終わりじゃない。清掃人が「もっとキレイに」するんです。

仕事を奪うだなんて、もはや難癖に近い。

井川氏らは掃除の仕事をロクにやったことないんだろうね。

清掃はゴミを拾って終わりじゃない。キレイに使ってくれたら「さらにキレイにする」のが仕事です。

キレイに使うだけで清掃人の仕事が失われるなら、世界的に見て清潔とされる日本社会では清掃の仕事は減り続けるはず。でも求人広告を見れば、日本中で清掃業務は人手不足だと分かります。

つまり彼らは〝清掃〟を知らない。

興味すらない。

〝清掃〟に終わりはないんです。

清掃の真骨頂は清潔の〝維持〟であり、ゴミ拾いなんてごくごく一部の作業に過ぎないんですよ。

彼らは金持ちで、インテリジェンスだ。世界を見続けてきた。にも関わらず、ゴミを拾うだけで仕事が奪われるなどと、近視眼的な視座しか持てない点に、日本におけるエスタブリッシュメントの脆弱性を感じざるを得ません。

外国人に褒められて喜んでるやつはバカ

この見解も本当に謎で。僕は彼らほど外国人の知り合いがいるわけじゃないし、海外生活の経験もありません。でも外国人、ちゃんと褒めるよね。寧ろ日本人より心から大絶賛したりする。

〝褒める〟の意味合いが日本と海外で異なるとしても、アメリカ、ドイツ、カタール、韓国、中国、イギリスなど、文化の異なる国のメディアが一様に誉めてるのだから、それはもう褒められてるんだよ。

文化形成の異なる国を「海外では」と大きな主語で乱暴にまとめるのは、実のところ何も語っていないのと同じ。「俺はお前らより海外に詳しいんだ。俺の解釈に疑問を挟むな」との幼児性、暴力性すら感じます。

ここから先は

1,000字 / 3画像

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?