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サイキックに憧れる惨めな住民たち


スピリチュアルなものとかリーディング、
霊感やらあれこれサイキックな能力をつかうもの。

幸せになりたい、自己啓発とか自分癒しに興味あるかたが必ずといっていいほど通る道であり、

興味深々なスポットかと思います。


サイキックな言い渡し。それは山登りに例えると、

山の全貌を指し示してくれることに似ています。



つまり高さがこのくらいで
この辺に崖があり、天気はどんな感じで
道のりはこうで、ああで。

お前はこの山に登れ、と。



自分の眼の前にそびえ立つ山が、全く視界が閉ざされて

見えない状態or どの山に登ればいいのかわからない時など

足踏みして恐れおののくのは当然で

何が待ち受けているのかを知ることができると、私たちは深く安心します。



わたしももちろん、そういう力のある方の力を借りて、
その都度ここまで参考にしてきました。

ところが、使い方を間違えると大変なことになるのですね。


不安から(またはそういうものが好きだと)

占いだのスピリチュアルやサイキックに
傾倒していくひとは、


まずこっちの角度からみた山の全貌の地図を知り
次は裏側から見た山の全貌を知り、


その次は山の地中がどんな溶岩でできているかを知り



そして

「あー、山、そういうことになってたわけね!!!!」

「そりゃ苦しいわけだ!!」

「なう、わたしは全てをしっている!!!!!」



すばらしきかな勘違いの一丁上がり。




別にそれはそれで、

やまの研究として実に有意義ですし
苦しさの原因がなんとなくわかったとして

そういう意味では楽にはなりますが、


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