見出し画像

サッカーが与えてくれるもの



小学生の息子はサッカーが毎日の予定に必ず組み込まれており、サッカーのない日常は考えられない。

さらに、あるサッカーチームを応援している我が家にとっては、サッカーからもらっていることが多すぎる。

あえて文章にするには、頭の中が混乱してまとまらないなと思ったけれど良い機会なので一つずつ落ち着いて考えてみようと思う。


家族をつなぐコミュニケーションツール

「今週末の試合は誰がスタメンかな?」「あの若手選手に頑張ってほしいな。」「いやいや、ここは絶対勝たなあかんからベテランが前に出るところでしょ。」「監督の采配が楽しみ。」家族で延々と来たる試合について話せる。

90分の試合のために監督やスタッフ、選手が積み上げた準備や時間は相当な物であろうと思う。一方でサポーターも試合に向けての時間を楽しみながら過ごしている。人々の間で交わされる言葉やネットやSNSで目にする情報量はかなりの時間や空間を占めているであろう。


こどもの成長を促すもの

息子は毎日サッカーをしている。チームの練習や試合で、学校のグランドで、公園で。サッカーのパフォーマンスを向上させるのはもちろん、規則を守ることや仲間とのコミュニケーションやチームワーク、健康管理など、机上の勉強だけでは経験することの出来ない学びを得ている。多くの人との触れ合いにより生まれる学びは計り知れない。


毎日の生活に彩りを与えてくれるもの

サポーターにとっては当たり前となっているあのリズム、あの言葉。「チャント」と呼ばれる応援歌である。自転車を漕ぎながら、玉ねぎの皮をむきながら、洗濯物を干しながら。ふとした時に気が付けば口ずさんでいる。そして、歌っている自分にハッとして口を閉じる。スーパーや道端で口ずさむには少し恥ずかしさが残るので。

実際にスタジアムに足を運んでみると素晴らしい体験が待っている。選手たちを応援する気持ちを爆発させるように大きな声を出して叫ぶあの高揚感や爽快感や一体感は最高レベルの体験だと思う。一度味合えば何度も頭の中でリピートしてしまうのではないだろうか。またあの空気感や雰囲気を味わいたいなと心から願う。こんなに渇望され求められるのもスポーツならではの魅力であると思う。毎週末(多い時には週の半ばにもある)の試合を待ち遠しく思いながら月曜日から始まる一週間を過ごすことは、確実に毎日の生活に彩りを与えてくれる。


最後に

サッカーが与えてくれるものを挙げていくと改めて感謝の気持ちが溢れてくる。人によってはサッカーではなく、野球、バレーボール、バスケットボール、マラソン、ラグビー、アメリカンフットボール、剣道、空手、、スポーツの競技はさまざまだと思うけれど共通点はたくさんある。

スポーツは今日も当たり前のように人々の心を魅了し人生を豊かにしてくれる。スポーツに関わる全ての人に、ありがとうございます。