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【213回】生徒と一緒に数学の宿題を考える(190717)


3名の生徒を受け持っている。
3名とも同じ課題をもっていれば、同じ宿題を出せばいい。しかしそうはならない。
たし算ひとつとっても、1位数+1位数のたし算に課題がある生徒もいれば、繰り上がりのたし算に課題がある生徒もいる。
だから、生徒一人ひとりに聞き取る。
宿題を出すこと。
自分で取り組める問題を出したいこと。
「この計算はどう?」「この問題はどう?」と聞いていく。
「これは難しい」「これはできる」と生徒は答えてくれる。
「ありがとう!問題、作ってみるね」とお礼を言う。

ただ問題を解くだけではない。自分で答えを確認して、しかも遊びココロがあるものにしたい。
そのために、参考にしているのは、山口の小学校教諭である福山憲市先生の著作だ。

答えの色を塗る、点を結ぶ、迷路をたどれば答えがわかる…!
楽しみながら、自分で考え解決できる宿題を渡したい。
できるなら、自分で問題を考え解いてみるという課題も用意してみたいが、やったことがないことを宿題だけで渡すのは危険だろう。

こういうことを考えるのはおもしろいなあ。