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【88回】読書日記(190313)〜「授業力&学級経営力 2019年4月号」を読んで見る。

○「授業力&学級経営力 2019年4月号」(明治図書)

毎月買っている。ただし、いつもはパラパラめくるだけ。新聞を読むように眺めて終わり。

この時期だから、毎年、「学級開き・授業開き」の特集。
気になるから読んでみた。


○4月号の内容

学級づくりのポイント、教室環境づくり、学級目標つくり、当番や係活動、学級開きのアクティビティなど内容豊富。

最初は大切。
学級のシステムにせよ。
ルールにせよ。

宇野弘恵先生が言う、「『自由』はフレームの中で保証されるのが社会」というのは、まさにそう。

何をするにしても、教師がどういう考えを持って行っているかが大切。
そしてそれを子どもに説明する。
また保護者にも説明する。

丁寧に進めたい4月。


連載も見てみる。普段はあまり見ないところ。

伊垣尚人先生が登場。イガせん流が毎月読めるのは楽しみ。それにしても、いつの間に、私立小学校の先生になっていたのだろう。

大野睦仁先生が登場。学級経営ネタの連載。今月号は、ぬいぐるみ登場。
なぜ自治体にマスコットキャラ(ゆるキャラ)がいて、学級にマスコットキャラは許されないのか、いいじゃないか。
そんな、こじつけかもしれない発想が浮かんだ僕。

僕は教室に「チキン人形」(お腹を押すと、ガーガーうるさく鳴く、黄色いニワトリの人形)を置いたことがある。「チキン先生」という形で学級にいてもらった。

その実践も、書かないといけないな。


学級と授業について、多様な内容を知ることができる雑誌。


○僕の願い

雑誌に書いてあること。やってみたい、と思う。
「1年間で子どもたちにこういう風になってほしい」という願いがこもっていれば、さらに意味のあるものになるだろう。


ところで、僕は、子どもたちにどんな願いを持っているのだろう。
どんな学級を作ってほしいと願っているのだろう。

「自分たちは、この学級にいていいのだ」

これだ。
居場所となる学級。そこが僕の原点となる願い。


これは、僕が、学級を居場所と思えなかったからかな。
小学校の卒業式。僕は記念撮影をせず、全力で走って学校から去ったらしい。
理由は覚えていない。

「生きてていいの?」

そういう生徒たちと教師になって出会ってきたから、余計。


学級が居場所になってほしい。
そのためには、具体的に、子どもたちがどうなっていけばいいか。
それは別に書きたい。




教師の仕事は量が多くて大変。
学級のこと、子どものことを考えたり、授業づくりをすることが苦しい、苦しいけれど楽しみもあるから。
続けていたい。