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そもそも音楽とは何か

あなたは学生オーケストラの一員として演奏活動をしていますね。だからここを見つけて読みに来ている。

あなたはなぜオーケストラで音楽をやっているのでしょうか?

音楽が好きだから。ずっと子供の頃からバイオリンをやっていたから。クラシックに憧れて自分もやってみたいと思ったから。音楽は自分にとっての自己表現だから。一つの目標に向かって全員で努力した時の達成感が快感だから。。。いろいろあるでしょう。

これらは非常に大切な「オーケストラで音楽を作る」モーチベーションです。

しかし最も大切なことが忘れられています。それは「聴く人」の立場からの動機付けです。あなたは聴く人の気持ちを考えて音楽作りをしているでしょうか?

あなたの演奏会に来てくれるのは誰でしょうか?何故来てくれるのでしょうか?彼らは何を求めているのでしょうか?何を持って「演奏会が成功だった」と言えるのでしょうか?

「受け手の視点」から物作りに取り組むことは非常に大切です。同時にそれは世の中で最も難しいことの一つです。多くの売れない商品やサービスの原因の大部分は、その設計やデザイン、コンセプトなどに「受け手の視点」が欠けていることです。ビジネスだけでなく、政治も行政も含め、世の中がうまく回っている時は、人のために仕事をしている人が活躍している時です。
音楽も同じ。聴く人がいて初めて、音楽がその存在意義を持ちます。心底から聴く人のために演奏して、初めて音楽がその意味を持ちます。あなたは誰のために演奏しますか?

人々に感動を伝えられる演奏ができる経験をしてください。その体験はあなたの将来に非常に大きな意味を持ちます。

人のために役立つことをするのが社会人です。しかし人間誰しも、自分の欲にとらわれてしまいます。収入や昇進などと、がめついこと言わずとも、仕事のやりがいだって自分の欲でしかありません。しかしこれでは「人のため」という意識を欠いています。人に感動をあたえられる演奏の方が、人に喜ばれる商品やサービス、制度設計よりはるかに難しいのです。

この視点を忘れない限り、学生オーケストラ活動は、あなたの人生に大きなプラスになるはずです。

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