見出し画像

鎖骨骨折治療記(4)【完結編】

自転車の転倒事故による左鎖骨骨折から9.5週めの記録です。先に書いてしまうと、骨はくっついたってことで整形外科への通院治療はめでたく終了しましたので、いったんこれにて完結となる予定です。実質、2か月とちょっとでした。

◆ ◆ ◆

そういえば、件の事故現場へ行ってみた話はまだ一連の記事のなかでは書いていませんでしたね。現場検証ってわけでもないんだけど、自分としても、なぜ平坦な歩道上を低速走行中にコケたのかよく確認しないままだったので、気になって見に行ってきました。

画像1

でもう、見たら一目瞭然。この格子状の石畳のミゾに前輪がハマってロックされてしまったんだな…。場所がわかってしまうので引きで撮れないんだけど、この前後十数メートルにわたってこの状態で、ご覧のとおりタイヤの太さ関係なく、どの太さのタイヤにも対応しましたみたいな溝なのだ。こわ!

画像2

自転車のバーエンドバーの損傷が左側だけではなかったので、前方につんのめるような感じでわりと派手に投げ出されたのかもしれない。返す返すも、この程度の怪我で済んでよかったなと思うし、歩行者などを巻き込まなくてよかった。ちょっと近道のつもりで、まして自転車走行が禁止の道ではないとはいえ、こういった歩道を走るのはもうやめよう。

とはいえ、車道は車道で排水溝の隙間という自転車を殺しにくるトラップがあるし、いい道ばかりとも限らないので、結局は路面の状態と乗りかたに気をつけるのと、あとは運不運でしかないのかもしれないけれど。

にしても、これしかるべき補修工事をしたほうがいいんじゃないかな…。おそらくここでコケてるの自分だけではない気がする。何かの形で自治体に報告できるかどうか調べてみようと思います。

◆ ◆ ◆

さて、2か月経ったいま現在骨折した箇所がどういう状態かというと、おかげさまで肩は100%回せるようになりました。真横にも真上にもふつうに伸ばせる。ただ、そのときに軽い痛みがまだあり、左肩を下にして横になるようなときにも同じ痛みがある。これは日に日に程度が落ち着いてきています。

1か月過ぎたあたりから、左肩を前傾させるたびに、鎖骨から指を鳴らしたときのようなパキパキという音が鳴るのが気になっていたのですが、しばらくしたら自然と治まりました。どうもあのへんで完全にくっついたのかな、という感じ。人体の不思議!

あとは、首から肩甲骨にかけての筋の鈍い痛みがまだ残っており、徐々に軽減してはいるんだけど、残るようならまた病院に行こうかなと思っています。

ちなみに通院回数は初回の救急を含めて計6回で、費用は19,000円程度でした。事故に関しては自分以外の誰のせいでもないので、まあ納得はしているし、お勉強代としては十分に安くついたなと思う。家族や友人知人にいらぬ心配をかけてしまった申しわけなさはある…。

最後に、ラストの通院でレントゲン写真をスマートフォンで撮っていいか聞いたら快諾されたので、以下に治療後の写真を貼っておきます(苦手な方はスクロールしないでね!)。



💀 💀 💀



画像3

治療前の写真がないので比べられないんだけど、鎖骨の中央付近、斜めに割れたあとにくっついたような感じになっている。そもそも、幸いにも事故直後も大きく位置がずれたとかではなかったので、通院のたびにレントゲン写真見せられたけど正直あまり違いはよくわからなかった。

ていうかなんか、自撮りほどじゃないけど自分の骨の写真貼るの照れるっていうか、ためらわれますね…。なんだろうな。

今後は、いや今後も、極力骨折とか大きな怪我はしないように、用心深く生活していこうと思います。自転車はまた、ちゃんとお店にメンテに出したあと痛みが完治したら乗るつもりです。みなさんも事故には気をつけてね。

これまでの記事のまとめ

同じような怪我をした方のご参考になりますよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?