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ナイトズーラシア

前から気になっていた、よこはま動物園ズーラシアの夜間開園企画「ナイトズーラシア」へ行ってきた。8月いっぱいの土日のみ開催されているもので、昨日はまさにそのラストの週末であり、相当な混雑を覚悟していた。幸い自転車で行ける距離なので、バスや車などの混み具合に左右されることはないけれど、それでも行きの中原街道の渋滞があからさまに普段と違う。

ナイトズーラシアの開催日は、通常16:30までの開園時間が20:30に延長されるとのことで、18時ごろには園内へ。今年は4月に桜を撮りに来て以来。

入って早々、「飼育員のとっておきタイム」でインドゾウに水やりしている場面に出くわす。普段このゾウはここまで近くに来てくれないので、すごい迫力! 自らハナを差し出して中を洗ったり、そのままがぶがぶ飲んだりする。

暗所での撮影に自信がないこともあり、この日持参したカメラは久々に引っ張り出してきたコンデジのリコーCX4のみ。わたしのスマートフォンのカメラは全然よくないので、望遠がありオートでもそこそこいい感じに仕上げてくれるCX4は心強い。今度からマメに持ち出そう。

インドライオンは寝ている

フンボルトペンギンふわっふわ

そうこうしているうちに日も落ちて、あちらこちらの照明が灯される。ズーラシアは観覧ルートが複雑かつ広大なので、夜間はどのように運営するのかと思ったら、いくつかの小道は通行止めにしてルートを制限しているのだった。そりゃそうだ。夜間の開園を前提とした設備でないため沿道は真っ暗になり、子供でも迷い込んだら洒落にならない…。

混み具合としては、普段の土日の日中と実はそう変わらなかった。だけども、本当に子供連れが多い。夏休み最後の週末だしね。迷子のアナウンスもたびたび。こんな企画はスタッフの労力が大きすぎて、とても毎日はできないよねと思った。

これは溶けているオセロット

でね、夜行性の動物がいるとはいえ、別段暗くなった途端に活動的になるというわけでもないんですよ。ただでさえ暑いのだし、ぐったりしている。そこまで普段と違う様子が見られるみたいなこともなかった。

一番人気のライオン…は遠くにいてうまく撮れなかった

ただ、サバンナエリアで何もない暗闇を眺めていると遠くからぬうっとキリンが現れてくるみたいな、夜間シチュエーションならではの不気味さというか非日常感はとてもおもしろかった。夜の草原に巨大な動物のシルエットがうろうろしているのとか見たことないし。

それに、この時間になると暑さも落ち着いて、普通に満月の夜の散歩としても気持ちよかったです。散歩にしてはそこそこ歩くし、ハードだけれども。

広場には屋台が出て、ふつうに夏祭りの様相

ベトナムのホイアンのランタン祭りをテーマにしているそう

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