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イルカ島にたどりつく 三重旅その3

三重旅その3、イルカ島だよ~!!
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鳥羽水族館から出た。近くの飯屋でご飯を食べる。
このあたりのまわりゃんせで入れる場所に行くことにした。ミキモト真珠島は真珠にそれほど興味がないから遊覧船の方を優先した。
最強チケットまわりゃんせで遊覧船に乗れるようなので乗ってみた。
正式名称は「鳥羽湾めぐりとイルカ島」というらしい。

遊覧船のゲートでチケットを見せて待合室で待つ。
待合室が海の上にあるようで、ゆらゆら揺れて酔うかと思った。
本を読みながらのんびり船を待っていた。
老夫婦がベビーカーに乗った赤ちゃんに話しかけていた。
コミュニケーションに対するハードルが低い~!!赤ちゃんかわいいからね。
かばんから酔い止め薬を出して飲む。持ち歩いていてよかった。

船は小さいのと大きいのがある。
小さい船は臨時便で、ゴールデンウィークのような休暇の時期に出ているらしい。
小型の船だけあってメチャクチャ揺れる。三半規管の弱い人は酔い止め必須である。先に飲んでいてよかった。
波が激しい中、鳥羽の美しい海を眺める。島が多く、集落のあるものもある。わずかな低地に、家々が張り付くように立っている。窓に傷が多いので少々外が見づらい。年期が入っているな……。


船着き場はもうひとつあった。伊勢湾の各島々への船や、伊勢周辺に向かうバスが出ている。ここから降りてもいいわけだ。

ぼんやり乗っていたら、イルカ島には降りられますというアナウンスが。

イルカ島と伊勢湾クルーズとは聞いていたが。

えっ、遊覧するだけじゃなくて降りられるの!?

このときまで島で降りられることを知らなかった。
降りれるというなら降りてみるか。

イルカ島の船着き場で降りようとした。ほとんどの人は降りていた。


降り立つとそこは、売店や喫茶コーナー、ミニ水族館がある土地だった。


レトロで一昔前っぽい雰囲気がたまらない
動物を飼っている。陸亀や金魚という素朴な生き物ばかりだ。
鳥羽水族館にいたドクターフィッシュもいる。


イルカ島には本当にイルカがいるらしい。


イルカが入っているらしい大きな水槽がある。エサやり体験について看板に書いてある。
客寄せに飼われているのもあるのかな?
こんな飼い方されてるの、なかなかないよな。イルカ……。

鳥羽水族館のパンダイルカよりのびのび暮らせそう。
鳥羽水族館の水槽って狭かったよな。
海に網を張って水槽がわりにしている。

イルカ島はちょっとした山のようになっており、リフトに乗って山の上の展望台に上がれるそうだ。
じゃあリフト乗るか~。


人が判別できそうだったのでこれだけ加工をかけている

怖!

高いところが苦手なのでやめた。ひとり旅だからこういう判断もできる。
飛行機は高くに行ってしまえば下見えないから気にならないけど、こういう中途半端に高いところが苦手なんだよな……。
昔はスキーやってたからリフトは平気だったのに。

喫茶スペースはメニューが限られている食堂のような感じ。オムライ
すでに食事を取っているのでちらっと中を見るだけにする。
窓にぬいぐるみが飾ってあった。かわいい。

売店の近くには、懐かしい感じの名前占いが売っていた。
好きなキャラの名前を買ってしまった。結果は……一応占いなので内緒ということで。
普段占いは全然信じないくせに、こういう創作のネタになりそうなものは買ってしまう。都合のいい人間でごめんなさい。

日向浜という砂浜に出られるらしいので行ってみる。
案内看板代わりに浮きが使われている。風情がある。


20mほどのうす暗いトンネルをくぐる。トンネルの中も砂地になっており、歩きにくい。
トンネルの外には海が広がっていた。
遊泳は出来ないが軽い水遊びはOKのようだ。子ども連れが波打ち際で遊んでいた。

この辺りは虫が多くてげじげじやハエに出会う


アクリルスタンドを撮影しようとしてハエにたかられる。近くに動物の死骸でもあったのだろうか。
でも自然豊かな場所には虫ぐらいいるわな……。気味が悪いけど虫だって普通に生きているだけだから……。

のんびりするにはいい場所で、海を眺めていた。
旅先でボーッとするのは好きだ。土地の自然や町並みを見ながらコーヒー飲んだりお茶飲んだりするのはいい。
ここは潮のにおいがする。風も強い。久しぶりに「自然な」海を見た。
私は大阪出身で、地元だと海とはすなわち貿易港のことなのだ。海岸はコンクリートでガチガチに固められている。自然を感じることはほとんどない。
だからたまに自然な海を見ると驚きがある。山は用事あって府境を越えるときに見ることがあるが、他の地域の海はあまり見る機会がないのだった。

貝やシーグラスを集めようかと思ったけど、ちょっと探すぐらいだといいものが見つからないものだなあ。
腰を据えて探さないとないのかもしれない。
ホイホイ拾えるものならウル必要もないからな……

港側に来たらイルカショーをやっていた。
鳥羽水族館ではショーを見なかったけどここで見ることになるとは。
イルカかわいい。
個人的にはイルカショーには思うところもあるのだが、でかい生き物が生き生き動いているのはやっぱりかっこいい。
思うところというのは、動物に芸をさせるのは自然と言えるのだろうかという理由だが……イルカ島のスタッフもそれをわかっているのか、アナウンスは、イルカの生態について解説するのを主としていた。
犬猫は人間にかわいがられるため進化しているので別枠とする。

遊歩道を歩いて写真を撮った。
港側は岩の多い海岸線だ。
サギかなにかの鳥がいる。小さくて見えないけど。

日が落ちてきたので鳥羽港に帰る。

このあとは家に帰ったので旅行記は一区切りだ。
あと
・まわりゃんせ最強説
・この旅行で食べたもの
・おみやげ
・旅行中のトラブル
を書きたいけど全部を書く手間はない。

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