美容師として、ヘアメイクとして、仕事で使う道具って山ほどあるわけですが、一番使うのはやっぱり自分の手です。

シャンプーするにも、髪を触るのも、メイクするのもすべて手。

水を使う仕事でもあるので冬場は特に手荒れがひどいし、ささくれなんて年中ある。

女性らしいとは言えない自分の手は正直コンプレックスの1つでした。

でも最近はガサガサな自分の手も、なんだか愛おしく思えてきたりして…

たまにある腱鞘炎も、前に1度酷くなって思うようにシャンプーができなかった時。本当に不便で、こんなにも私は手を使う仕事をしていたんだなと、実感しました。

何もできなかった下積み時代から共に頑張ってくれている自分手。

大事な大事な商売道具。

ちょっと例えがあってるかわからないけれど、革製品みたいに使ってる年数を積み重ねて、年々さらに味が出てくるのかな。

大切に。これからも自分の手とお仕事をしていきます。深みのある人間になれたら嬉しいな。

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